このページは【指数対数】の問題まとめページです。
特に重要な基礎問題と解答を単元別に一問一答式で出題しています。
問題解き、解説をしっかり読んで理解することで、定着を図ることができます。
【指数】基本問題一覧〜一問一答式(高校数学II)〜
次の値を計算せよ。
(1) (2) (3) (4)
解答・解説
【解説】
(1)
(2)
(3) (指数は直前の5にのみかかっている)
(4) (負の指数は逆数を意味する)
指数法則を用いて、次の式を簡単にせよ。(\(a \neq 0, b \neq 0\)とする)
(1) (2) (3)
解答・解説
【解説】 指数法則 、、 を用いる。
(1)
(2) (または \(\displaystyle\frac{1}{a^6}\))
(3) (または \(\displaystyle\frac{a^6}{b^3}\))
次の式を簡単にせよ。(\(a \neq 0\)とする)
解答・解説
【解説】 指数法則 を用いる。
次の式を簡単にせよ。(\(x \neq 0, y \neq 0\)とする)
解答・解説
【解説】 割り算を分数で考え、文字ごとに指数法則 を適用する。
\(\displaystyle\frac{x^4y^{-3}}{x^{-2}y^2} = x^{4-(-2)}y^{-3-2} = x^{4 + 2}y^{-5} = x^{6}y^{-5}\)
(または \(\displaystyle\frac{x^6}{y^5}\))
次の値を求めよ。
(1) (2)
解答・解説
【解説】
(1) 0以外の数の0乗は1である。よって
(2)
別解: を利用して
次の値を求めよ。
(1) (2) (3)
解答・解説
【解説】
(1) は「3乗して125になる数」のこと。 なので、
(2) は「5乗して-32になる数」のこと。 なので、
(3) は「4乗して81になる正の数」のこと。 なので、
次の計算をせよ。
(1) (2)
解答・解説
【解説】 累乗根の性質 、 を用いる。
(1)
(2)
次の数を の形(有理数の指数)で表せ。(とする)
(1) (2)
解答・解説
【解説】 定義 と を用いる。
(1)
(2)
次の値を計算せよ。
(1) (2) (3)
解答・解説
【解説】
(1)
(2)
(3)
次の計算をせよ。(とする)
解答・解説
【解説】 底が同じなので、指数法則を使って指数の足し算・引き算を行う。
指数部分を通分して計算する。
よって、答えは
次の計算をせよ。(とする)
解答・解説
【解説】 まず、すべての項を有理数の指数で表す。 , , よって、与えられた式は
となる。
指数法則を適用すると
(与式) (または )
次の3つの数の大小を比較せよ。
解答・解説
【解説】 累乗根の指数をそろえて比較する。根号の中の数を比べるために、すべてを6乗根にそろえる。指数の分母を6(2, 3, 6の最小公倍数)にする。
はそのまま。 の3つを比較する。根号の中の数の大小は である。
よって、 元の数に戻すと
次の方程式を解け。
解答・解説
【解説】 方程式の両辺の底をそろえる。底を2にする。
左辺:
右辺:
よって、
となる。
底が等しいので、指数も等しくなる。
次の方程式を解け。
解答・解説
【解説】
底を3にそろえる。
左辺:
よって、方程式は
となる。
指数を比較して、
次の不等式を解け。
解答・解説
【解説】
不等式の両辺の底をそろえる。底を にする。
右辺:
よって、不等式は
となる。
底 は の範囲にある。
底が1より小さい場合、指数の大小関係は不等号の向きが逆になる。
よって、指数を比較すると、
【対数】基本問題一覧〜一問一答式(高校数学II)〜
log₂ 16 の値を求めよ。
解答・解説
【解説】
\(16\) を素因数分解すると \(2^4\) であり
\(\log_a a^p = p\) であるから
\(\log_2 16 = \log_2 2^{4} = 4\)
\(\log_3 \frac{1}{27}\) の値を求めよ。
解答・解説
【解説】
\(\frac{1}{27}\) を素因数分解すると \((\frac{1}{3})^3\) であり
\(\log_a a^p = p\) であるから
\(\log_3 \frac{1}{27} = \log_3 (\frac{1}{3})^3 = 3\)
次の方程式を x について解け。
log₅ x = -2
解答・解説
【解説】
対数の定義 logₐ M = p ⇔ aᵖ = M を用います。
この問題では、底 a=5、指数 p=-2、真数 M=x にあたります。
指数の形 aᵖ = M に直すと、5⁻² = x となります。
5⁻² = 1/5² = 1/25 なので、x = 1/25 です。
log₆ 12 + log₆ 3 を計算せよ。
解答・解説
【解説】
対数の性質 logₐ M + logₐ N = logₐ (MN) を利用します。
底が 6 で同じなので、式をひとつにまとめられます。
log₆ 12 + log₆ 3 = log₆ (12 × 3) = log₆ 36
36 = 6² なので、log₆ 36 = log₆ 6² となります。
対数の性質 logₐ aᵖ = p より、log₆ 6² = 2 です。
したがって、答えは 2 です。
log₂ 40 – log₂ 5 を計算せよ。
解答・解説
【解説】
対数の性質 logₐ M – logₐ N = logₐ (M/N) を利用します。
底が 2 で同じなので、式をひとつにまとめられます。
log₂ 40 – log₂ 5 = log₂ (40 / 5) = log₂ 8
8 = 2³ なので、log₂ 8 = log₂ 2³ となります。
対数の性质 logₐ aᵖ = p より、log₂ 2³ = 3 です。
したがって、答えは 3 です。
2log₃ 6 – log₃ 4 を計算せよ。
解答・解説
【解説】
まず 2log₃ 6 を変形します。対数の性質 p logₐ M = logₐ Mᵖ を利用します。
2log₃ 6 = log₃ 6² = log₃ 36
これで、与えられた式は log₃ 36 – log₃ 4 となりました。
次に対数の性質 logₐ M – logₐ N = logₐ (M/N) を利用します。
log₃ 36 – log₃ 4 = log₃ (36 / 4) = log₃ 9
9 = 3² なので、log₃ 9 = log₃ 3² = 2 です。
したがって、答えは 2 です。
log₄ 32 の値を求めよ。
解答・解説
【解説】
底が 4、真数が 32 で、32 は 4 の累乗ではないため、直接計算が難しいです。こういう場合は底の変換公式 logₐ b = logₓ b / logₓ a を使います。
4 = 2²、32 = 2⁵ なので、2 を新しい底 x に選ぶと計算が簡単になります。
log₄ 32 = log₂ 32 / log₂ 4
分子は log₂ 32 = log₂ 2⁵ = 5 です。
分母は log₂ 4 = log₂ 2² = 2 です。
よって、log₄ 32 = 5 / 2 となります。
log₃ 5 ⋅ log₅ 9 を計算せよ。
解答・解説
【解説】
底が異なる対数の積なので、底の変換公式を使います。log₅ 9 の底を 3 に変換してみます。
log₅ 9 = log₃ 9 / log₃ 5
元の式に代入すると、log₃ 5 ⋅ (log₃ 9 / log₃ 5) となります。
log₃ 5 が分子と分母にあるので、約分できます。
log₃ 5 ⋅ (log₃ 9 / log₃ 5) = log₃ 9
9 = 3² なので、log₃ 9 = log₃ 3² = 2 です。
したがって、答えは 2 です。
方程式 log₂ (x – 1) = 4 を解け。
解答・解説
【解説】
まず、真数条件を確認します。対数の中身(真数)は常に正でなければなりません。
x – 1 > 0 よって x > 1
log₂ (x – 1) = 4 を対数の定義を使って、指数の形に直します。
2⁴ = x – 1
2⁴ = 16 なので、16 = x – 1 となります。
x について解くと、x = 17 です。
この解 x = 17 は、真数条件 x > 1 を満たしています。
したがって、解は x = 17 です。
方程式 log₃ x + log₃ (x – 8) = 2 を解け。
解答・解説
【解説】
まず、真数条件を確認します。x > 0 と x – 8 > 0 の両方を満たす必要があります。
x > 0 かつ x > 8 よって x > 8
方程式の左辺を対数の性質 logₐ M + logₐ N = logₐ (MN) を使ってまとめます。
log₃ (x(x – 8)) = 2
対数の定義を使い、指数の形に直します。
3² = x(x – 8)
9 = x² – 8x
二次方程式 x² – 8x – 9 = 0 を解きます。
(x – 9)(x + 1) = 0
x = 9 または x = -1
これらの解が真数条件 x > 8 を満たすか確認します。
- x = 9 は x > 8 を満たします。
- x = -1 は x > 8 を満たしません。
したがって、解は x = 9 です。
不等式 log₅ (x – 3) < 2 を解け。
解答・解説
【解説】
まず、真数条件を確認します。
- x – 3 > 0 よって x > 3 … ①
不等式の右辺 2 を、左辺と底を揃えるために底 5 の対数で表します。
2 = 2 ⋅ log₅ 5 = log₅ 5² = log₅ 25
不等式は log₅ (x – 3) < log₅ 25 となります。
底 5 は 1 より大きいので、対数を外しても不等号の向きは変わりません。
x – 3 < 25
x < 28 … ②
①と②の両方を満たす範囲が解となります。
3 < x < 28
不等式 \(\log_\frac{1}{2} (x + 1) > -3\) を解け。
解答・解説
【解説】
まず、真数条件を確認します。
x + 1 > 0 よって x > -1 … ①
不等式の右辺 \(-3\) を、底 \(\displaystyle\frac{1}{2}\) の対数で表します。
\(-3 = \log_\frac{1}{2} (\frac{1}{2})^{-3} = \log_\frac{1}{2} 8\)
したがって、不等式は \(\log_\frac{1}{2} (x + 1) > \log_\frac{1}{2} 8\) となります。
底 \(\frac{1}{2}\) は 0 より大きく 1 より小さいので、対数を外すと不等号の向きが逆になります。
x + 1 < 8
x < 7 … ②
①と②の両方を満たす範囲が解となります。
-1 < x < 7
log₁₀ 2 = 0.3010, log₁₀ 3 = 0.4771 とするとき、log₁₀ 6 の値を求めよ。
解答・解説
【解説】
真数 6 を、与えられた対数の真数 2 と 3 を使って表します。6 = 2 × 3
log₁₀ 6 = log₁₀ (2 × 3)
対数の性質 logₐ (MN) = logₐ M + logₐ N を利用します。
log₁₀ (2 × 3) = log₁₀ 2 + log₁₀ 3
与えられた値を代入します。
0.3010 + 0.4771 = 0.7781
したがって、log₁₀ 6 = 0.7781 です。
log₁₀ 2 = 0.3010 とするとき、\(2^{30}\) は何桁の整数か。
解答・解説
【解説】
ある整数 N が k 桁である条件は、10ᵏ⁻¹ ≦ N < 10ᵏ です。
この式の各辺の常用対数(底が10の対数)をとると、k – 1 ≦ log₁₀ N < k となります。
つまり、log₁₀ N の値がわかれば、N の桁数 k がわかります。
N = \(2^{30}\) として log₁₀ \(2^{30}\) を計算します。
log₁₀ \(2^{30}\) = 30 × log₁₀ 2
log₁₀ 2 = 0.3010 を代入します。
30 × 0.3010 = 9.030
log₁₀ \(2^{30}\) = 9.030 なので、9 ≦ log₁₀ \(2^{30}\) < 10 が成り立ちます。
k – 1 = 9 となるので、k = 10 です。
したがって、\(2^{30}\) は 10 桁の整数です。
方程式 (log₂ x)² – log₂ x⁴ = 0 を解け。
解答・解説
まず、真数条件を確認します。x > 0 と x⁴ > 0 の両方を満たす必要があります。x⁴ > 0 は x ≠ 0 を意味するので、共通の条件は x > 0 です。
方程式の log₂ x⁴ を変形します。
log₂ x⁴ = 4 log₂ x
これで方程式は (log₂ x)² – 4 log₂ x = 0 となります。
log₂ x が繰り返し現れるので、t = log₂ x と置き換えます。
t² – 4t = 0
この t についての二次方程式を解きます。
t(t – 4) = 0
t = 0 または t = 4
t を log₂ x に戻して、x の値を求めます。
- t = 0 のとき: log₂ x = 0 → x = 2⁰ = 1
- t = 4 のとき: log₂ x = 4 → x = 2⁴ = 16
どちらの解も真数条件 x > 0 を満たしています。
したがって、解は x = 1, 16 です。

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