1.点の座標
2点\(A(x_1, y_1), B(x_2, y_2)\)の距離ABは
AB = \(\sqrt{(x_2 – x_1)^2 + (y_2 – x_1)^2}\)
2点\(A(x_1, y_1), B(x_2, y_2)\)を結ぶ線分ABについて
①\(m : n\) に内分する点は
\(\left(\displaystyle\frac{nx_1 + mx_2}{m + n}, \displaystyle\frac{ny_1 + my_2}{m + n}\right)\)
②\(m : n\) に外分する点は
\(\left(\displaystyle\frac{-nx_1 + mx_2}{m – n}, \displaystyle\frac{-ny_1 + my_2}{m -n}\right)\)
③中点は
\(\left(\displaystyle\frac{x_1 + x_2}{2},\displaystyle\frac{y_1 + y_2}{2}\right)\)
3点\((A(x_1, y_1), B(x_2, y_2), C(x_3, y_3)\) を頂点とする△ABCの重心は
\(\left(\displaystyle\frac{x_1 + x_2 + x_3 }{3},\displaystyle\frac{y_1 + y_2 + y_3}{3}\right)\)
2.直線の方程式
①点\((x_1, y_1)\) を通り,傾きが \(m\) の直線の方程式は
\(y – y_1 = m(x – x_1)\)
②点\((x_1, y_1)\) を通り,\(x\) 軸に垂直な直線の方程式は
\(x = x_1\)
2点\((x_1, y_1), (x_2, y_2)\)を通る直線の方程式は
①\(x_1 \neq x_2\) のとき
\(y – y_1 = \displaystyle\frac{y_2 – y_1}{x_2 – x_1}(x – x_1)\)
②\(x_1 = x_2\) のとき
\(x = x_1\)
3.2直線の平行・垂直
2直線\(y = m_1 x + n_1 , y = m_2 x + n_2\) について
①平行 ⇔ \(m_1 = m_2\)
②垂直 ⇔ \(m_1m_2 = -1\) ⇔ \(m_1 = -\displaystyle\frac{1}{m_2}\)
4.点と直線の距離
点\((x_1, y_1)\) と直線 \(ax + by + c = 0\) の距離\(d\) は
\(d = \displaystyle\frac{|ax_1 + by_1 + c|}{\sqrt{a^2 + b^2}}\)
※特に、原点\((0, 0)\) と直線 \(ax + by + c = 0\) の距離\(d\) は
\(d = \displaystyle\frac{|c|}{\sqrt{a^2 + b^2}}\)
5.円の方程式
①中心\((a, b)\), 半径\(r\) の円の方程式は
\((x – a)^2 + (y – b)^2 = r^2\)
※特に、原点中心、半径\(r\) の円の方程式は
\(x^2 + y^2 = r^2\)
①中心と半径がわかる場合など
⇒ \((x – a)^2 + (y – b)^2 = r^2\)
②通る点がわかる場合など
⇒ \(x^2 + y^2 + lx +my + n = 0\)
6.円と直線の方程式
円の半径を\(r\) , 円の中心から直線までの距離を\(d\)とするとき
①円と直線が2点で交わる ⇔ \(d < r\)
②円と直線が接する ⇔ \(d = r\)
③円と直線が交わらない ⇔ \(d > r\)
円 \(x^2 + y^2 = r^2\) 上の点\((x_1, y_2)\) における接線の方程式は
\(x_1 x + y_1 y = r^2\)
7.2つの円の位置関係
2つの円\(C_1\), \(C_2\) の半径をそれぞれ\(r , r’\)\((r > r’)\) ,中心間の距離を\(d\)とすると
- 互いに外部にある ⇔ \(d > r + r’\)
- 外接する ⇔ \(d = r + r’\)
- 2点で交わる ⇔ \(r – r’ < d < r + r’\)
- 内接する ⇔ \(d = r – r’\)
- 一方が他方の内部 ⇔ \(d < r – r’\)
8.軌跡を求める手順
- 条件を満たす点\(P\) の座標を\(x, y\)として、図示する
- \(x, y\) の関係式を求める
- 逆に,②で求めた関係式(図形)上のすべての点\(P(x, y)\) が条件を満たすことを確かめる
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