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ここでは、教員に関するよくある質問をまとめています。
教員を目指す方向け質問集
- 公立教員と私立教員の違いは何ですか?また、どちらがおすすめですか?
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公立教員と私立教員の違いをまとめると以下のようになります。
公立教員と私立教員の違い
公立教員 私立教員 採用方法 ・採用スケジュールや試験内容が一律で決まっている
・採用試験の合格は正式な採用ではない
(名簿登載のみ)
・自治体での採用(学校が選べない)・採用スケジュールや試験内容が学校によって様々
・採用試験の合格が正式な採用となる
・各学校での採用(学校が選べる)雇用形態待遇 ・地方公務員
・異動がある
・給料や勤務形態は自治体で一律・公務員ではない
・異動がない
・給料や勤務形態が学校で異なる休日休暇 ・原則、土日・祝祭日・年末年始は休み
(部活動での出勤の可能性はあり)・原則、土曜日も出勤であることが多い
(ただし、平日に研究日が1日あり)
・日曜日に募集業務がある可能性がある職場環境 ・施設設備が私立より劣っていることが多い ・ICT環境や施設設備が整っている学校が多い 仕事内容 ・入試や募集業務がほとんどない
・中学の進路指導もある
・自身の働きで学校を変えることは難しい・入試や募集業務の比重が大きい
・公立校と比較すると受験や教科指導に高いレベルが求められる傾向にある
・中学から高校への進路指導がほぼない
・自身の働きで学校を変えることができる配置人数 ・生徒数に応じて教員の配置人数が定められている
・同期がいることが多い
・各年代ごとにバランスよく教員がいる・単位数に応じて教員の配置人数を各学校で決める
・同期がいない場合もある
・ある特定の年代の教員数が多い場合がある研修 ・各都道府県において、初任者・2年目・10年目に分けて一斉に研修が行われる ・学校独自で定めているが、初任者研修のみの学校が多い どちらがおすすめかは個々の価値観にもよりますが、以下のチェックリストを基に判断するのがおすすめです。
公立教員と私立教員の判断基準(チェックリスト)
公立教員に向いているタイプ 私立教員に向いているタイプ 採用方法 ☑自治体(都道府県)での採用がよい
☑働きたい学校が具体的にあるわけではない☑各学校での採用がよい
☑働きたい学校が具体的にある雇用形態待遇 ☑公務員がよい
☑異動があった方がよい
☑給料は安定していた方がよい
☑勤務形態にこだわりはない☑公務員でなくてもよい
☑ずっと同じ学校で働きたい
☑自身の働きによっては高収入を狙いたい
☑勤務形態にこだわりたい休日休暇 ☑土日・祝祭日・年末年始は必ず休みたい ☑定期的でなくても年間で休みがあればよい 職場環境 ☑設備に関するこだわりはない ☑設備がしっかりしている、もしくは、これから改善できる職場がよい 仕事内容 ☑募集業務は避けたい
☑学校改革よりも目の前の生徒に集中したい☑募集業務があってもよい
☑受験指導などもしっかりやりたい
☑自身の働きで学校を変えたい配置人数 ☑同期や各年代ごとの教員がバランスよくいて欲しい ☑同期や各年代ごとの教員の人数が偏っていてもそれほど気にならない 研修 ☑研修は定期的にしっかりやって欲しい ☑研修は定期的になくてもよい 上記のチェックリストの項目で当てはまる数が多い方が向いているタイプであるといえます。
- 教員の休みと勤務時間はどれくらいですか?正直、忙しいでしょうか?
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雇用形態(専任教諭・常勤講師・非常勤講師など)や役職、担当教科や校務分掌などによっても異なりますが、概ね良い点と悪い点をまとめると以下のようになります。
良い点
- 土曜日が休みではないものの、労働基準法通りにしっかりと週休二日の休みがとれる
- 有給休暇が年間で20日間取得できる
- 1日の休み時間もしっかりと確保されている
悪い点
- 授業があって有給休暇が実質とれない
- 放課指導(部活動・委員会)があって、就業時間後も帰れない(実質的な残業)
- 土日も募集業務や大会で出勤しなけらばならない
職種として、休みがしっかりと確保されている職業といえますが、実際に休めていない教員がいることも事実です。
ただし、個々の教員の工夫次第で十分休暇は確保できます。
- 教員免許はどうすれば取得できますか?
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教員免許状には様々な種類がありますが、原則は免許状が取得できる大学の「教育学部」「教職課程のある学部」に進学し、必要な単位数を取得する必要があります。
教職課程のない大学に進学した場合や既に社会人である場合などは「科目等履修生度」を利用する方法もあります。
- 教員のやりがいや魅力は何ですか?
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教員のやりがいには例えば以下のような点があります。
教員の仕事のやりがいと魅力- これから活躍する多くの子供に影響を与えられる
- 自身の専門性を活かせる
- 日々の業務に変化がある
- キャリアに関係なく、生徒や組織に貢献できる
- 自分自身が成長できる
逆に、「大変な事」「辛い事」などは以下のような点があります。
教員の仕事で大変な事、辛い事- 人が相手なので思い通りの結果に繋がらない事も多い
- 専門分野を追究し続けなければならない
- 保護者との関係で苦労することもある
- 教員になるのに年齢制限はありますか?
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教員になるのに年齢制限はないので誰でも今から目指せます。
ただし、採用試験で不利になったり、なるまでの時間はかかると思った方がよいでしょう。
- 中学・高校教員の仕事内容を教えて下さい。
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中学・高校教員の仕事内容には大きく分けて以下の5つがあります。
中学・高校教員の仕事内容- 教科指導
- 担任
- 校務分掌
- 部活動顧問
- 各種行事運営など
教員の適性があるタイプは以下の3つの特徴がある人です。
教員の適性がある人の特徴- 教科の専門性が高いこと(教科の研究が苦ではない)
- 計画性があること(短期、長期)
- 意識・改善力があること
- 中学・高校教員になるにはどうすればいいですか?
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中学・高校教員に関しては、主な流れは以下の3STEPになります。
高校教師になるための3STEPSTEP大学進学教員免許が取れる大学に進学しよう!
STEP免許取得教員免許取得に必要な単位を修得しよう!
STEP採用試験合格教員採用試験に合格しよう!
- 教員採用試験で合格するためにはどのような事に気を付ければいいですか?
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教員採用試験で問われる内容は一般的には以下の4つになります。
採用試験の内容- 書類審査
- 筆記試験
- 模擬授業
- 面接
最終的にはこれらの総合評価で判断されますが、それぞれで不合格になりやすいポイントがあります。
- 教員採用試験の面接ではどのような内容が質問されますか?
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回答
教員採用試験の面接では大きく分類すると
「あなたの過去に関する質問」
「あなたの未来に関する質問」
「教育業界(トレンド)に関する質問」の3つに分類されます。
これらについて、対策をしておくと効果的です。
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