【中学数学】数と式~公式一覧~
【数と式】1.正負の数
① 加法の交換法則 : \(a + b = b + a\)
② 加法の結合法則 : \((a + b) + c = a + (b + c)\)
③ 乗法の交換法則 : \(a \times b = b \times a\)
④ 乗法の結合法則 : \((a \times b) \times c = a \times (b \times c)\)
⑤ 分配法則Ⅰ:\(a \times (b \times c) = a \times b + a \times c\)
⑥ 分配法則Ⅱ:\((a + b) (c + d) = a (c + d) + b (c + d) = ac + ad + bc + bd\)
【数と式】2.方程式
\(x = y\) とするとき
① \(x + z = y + z\) ←両辺に同じものを足した値は等しい
② \(x – z = y – z\) ←両辺に同じものを引いた値は等しい
③ \(x \times z = y \times z\) ←両辺に同じものをかけた値は等しい
④ \(x \div z = y \div z\) ←両辺に同じものを割った値は等しい
⑤ \(y = x\) ←両辺は入れかえても等しい
\(a : b = c : d\) ならば \(ad = bc\) ←比例式の外項の積と内項の積は等しい
2次方程式\(ax^2+bx+c=0\)の解は
\(x=\displaystyle\frac{-b±\sqrt{b^2-4ac}}{2a}\)
2次方程式\(ax^2+2b’x+c=0\)(\(x\)の項が偶数の場合)の解は
\(x=\displaystyle\frac{-b’±\sqrt{b’^2-ac}}{a}\)
①因数分解の利用
⇒ 左辺が因数分解できるとき
②平方根の利用
⇒ \(x^2=p\)の形になるとき(\(x\)の項がないとき)
③解の公式の利用
⇒ ①,②以外のとき
【数と式】3.指数法則
\(m , n \)は正の整数とする。
① \(a^m \times a^n = a^{m + n}\)
② \(a^m \div a^n = a^{m – n}\)
③ \((a^m)^n = a^{mn}\)
④ \((ab)^n =a^n b^n\)
※\(a^0 =1 \)
【数と式】4.展開
①\((a+b)^2 = a^2 + 2ab + b^2\)
\((a-b)^2 = a^2 – 2ab + b^2 \)
②\((a+b) (a-b) = a^2 – b^2 \)
③\((x+a) (x+b) = x^2 + (a+b) x + ab \)
④\((ax+b)(cx+d) = acx^2 + (ad+bc) x + bd\)
\((a+b+c)^2 = a^2 + b^2 + c^2 + 2ab + 2bc + 2ca\)
【数と式】5.因数分解
\(AB + AC = A (B+C) \)
① \(a^2 + 2ab + b^2 = (a+b)^2 , a^2 – 2ab + b^2 = (a-b)^2 \)
② \(a^2 – b^2 = (a+b) (a-b) \)
③ \( x^2 + (a+b) x + ab = (x+a) (x+b)\)
④ \( acx^2 + (ad+bc) x + bd=(ax+b) (cx+d)\) ※たすきがけ
【数と式】6.根号の計算
① \(a \geq 0\) のとき \((\sqrt{a})^2 =(- \sqrt{a})^2 = a, \sqrt{a} \geq 0 \)
② \( \begin{eqnarray} \sqrt{a^2}=|a| = \begin{cases} a & (a \geq 0 のとき) \\ -a&(a \lt 0のとき) \end{cases}\end{eqnarray}\)
\(a>0, b>0, k>0 \) のとき
① \(\sqrt{a} \sqrt{b} = \sqrt{ab} \)
② \(\frac{\sqrt{a}}{\sqrt{b}} = \sqrt{\frac{a}{b}} \)
③ \(\sqrt{k^2 a} = k \sqrt{a} \)
【中学数学】関数~公式一覧~
【関数】1.比例・反比例
\(x\) が \(y\) に比例するとき
\(y = ax (a: 比例定数) \)
\(x\) が \(y\) に反比例するとき
\(y= \displaystyle\frac{a}{x} (a:比例定数)\)
点\((a, b)\)に関して
\(x\)軸対称 → \((a, -b)\)
\(y\)軸対称 → \((-a, b)\)
原点対称 → \((-a, -b)\)
※\(x\)軸対称は\(y\),\(y\)軸対称は\(x\),原点対称は\(x, y\)両方の符号が変わる

\(A(x_{1}, y_{1})\), \(B(x_{2}, y_{2})\)のとき
線分AB の中点Mの座標は
\(M(\displaystyle\frac{ x_{1}+ x_{2}}{2},\displaystyle \frac{ y_{1}+ y_{2}}{2})\)
【関数】2.1次関数
1次関数 \(y = ax + b\)のグラフは
傾き\(a\), \(y\) 切片が \(b\) の直線
※\(a\) が正 → 右上がり直線
\(a\) が負 → 右下がり直線


グラフの手順
① \(x\) 軸, \(y\) 軸, 原点をかく
② \(y\) 切片(\(y\) 軸との交点)をとる
③ グラフの概形をかく
①点 \((x_1, y_1)\) を通り,傾き\(m\) の直線の方程式
→ \(y – y_1 = m (x – x_1)\)
②異なる2点 \((x_{1}, y_{1})\), \((x_{2}, y_{2})\) を通る直線の方程式
→ ・\(x_1 \neq x_2\) のとき
\(y – y_1 = \displaystyle\frac{y_2 – y_1}{x_2 – x_1}(x – x_1)\)
・\( x_1 = x_2\) のとき
\(x = x_1\)
※\(\displaystyle\frac{y_2 – y_1}{x_2 – x_1}\)は直線の傾きを表している
【関数】3.2次関数
2次関数 \(y = ax^2 \) のグラフは原点を頂点とする放物線


(変化の割合)\( = \displaystyle\frac{(y の増加量)}{(x の増加量)}\)
→ 異なる2点を通る、直線の傾きを表す
【中学数学】図形~公式一覧~
【図形】1.平面図形
半径 \(r\) の円において, 円周率を\(\pi\) とすると
①円周の長さ \(l = 2 \pi r\)
※(直径)× (円周率)
②円の面積 \(S = \pi r^2\)
※(半径)×(半径)×(円周率)

半径 \(r\) 中心角 \(a\) の扇形において,
円周率を\(\pi\) とすると
①弧の長さ \(l = 2 \pi r \times \displaystyle\frac{a}{360^\circ}\)
※円周に対する割合\(\displaystyle\frac{a}{360^\circ}\)を掛けると弧の長さになる
②面積 \(S = \pi r^2 \times \displaystyle\frac{a}{360^\circ }\)
※円の面積に対する割合\(\displaystyle\frac{a}{360^\circ }\)を掛けると扇形の面積になる

①\(n\) 角形の内角の和は
\( 180^\circ \times (n -2)\)
※三角形(内角の和が180°)が\((n – 2)\)個あると考える
②正\(n\)角形の1つの内角の大きさは
\(\displaystyle\frac{1}{n}\{180^\circ \times (n -2)\}\)
※正\(n\)角形はすべての内角の和が等しいため、\(n\) 角形の内角の和を頂点の数\(n\)で割る

①3辺の長さがそれぞれ等しい(三辺相等)

②2辺のその間の角がそれぞれ等しい(二辺挟角相等)

③1辺とその両端の角がそれぞれ等しい(一辺両端角相等)

①3辺の比がそれぞれ等しい(三辺比相等)
②2辺の比とその間の角が等しい(二辺比挟角相等)
③2つの角がそれぞれ等しい(二角相等)
図において、\(DE /\!/ BC\) のとき
①\(AD : AB = AE : AC = DE : BC\)
② \(AD : DB = AE : EC\)

三角形ABCにおいて\(M, N\) がそれぞれ\(AB, AC\) の中点のとき
①\(MN /\!/ BC\)
②\(MN:BC = 1:2\)

△ABCの\(\angle\)Aの内角の二等分線と辺BCとの交点Pは,辺BCをAB:ACに内分する
BP:PC=BA:AC

①図において、4点A, B, P, Q が同一円周上にあるとき、
\(\angle\)APB =\(\angle\)AQB

②円周角は中心角の半分
※特に、直径(中心角\(180^\circ\))がつくる円周角は直角(\(90^\circ\))

四角形が円に内接するとき、
①対角の和は \(180^\circ\)
②内角は,その対角の外角に等しい

①\(PA \cdot PB =PC \cdot PD\)

②\(PA \cdot PB =PC \cdot PD\)

③\(PA \cdot PB =PT^2\)

図のような△ABC において
\(\displaystyle\frac{RB}{AR} \cdot \displaystyle\frac{PC}{BP} \cdot \displaystyle\frac{QA}{CQ} = 1\)

図のような△ABC と直線\(\ell\)において
\(\displaystyle\frac{RB}{AR} \cdot \displaystyle\frac{PC}{BP} \cdot \displaystyle\frac{QA}{CQ} = 1\)

\(\angle C = 90^\circ\) の直角三角形ACBにおいて
\(a^2 + b^2 = c^2\)

2点\(A(x_1, y_1)\), \(B(x_2, y_2)\) 間の距離\(d\) は
\(d = \sqrt{(x_2 – x_1)^2 + (y_2 – y_1)^2}\)

【図形】2.立体図形・空間図形
①角柱の体積
底面積が\(S\), 高さが\(h\) の角柱の体積\(V\) は
\(V = SH\)
※(角柱の体積)=(底面積)×(高さ)

②円柱の体積
底面の半径が \(r\)、 高さが \(h\) の円柱の体積\(V\)は
\(V = \pi r^2 h\)
※円柱の場合は底面積\(S = \pi r^2\)となる

①角錐の体積
底面積が\(S\), 高さが\(h\) の角柱の体積\(V\) は
\(V = \displaystyle\frac{1}{3}SH\)
※(角柱の体積)=\(\displaystyle\frac{1}{3}\)×(底面積)×(高さ)

②円錐の体積
底面の半径が \(r\)、 高さが \(h\) の円柱の体積\(V\)は
\(V = \displaystyle\frac{1}{3}\pi r^2 h\)
※円錐の場合は底面積\(S = \pi r^2\)となる

底面の半径\(r\), 高さが\(h\) である円柱の側面積\(S\)は
\(S = 2 \pi r h\)

底面の半径\(r\), 母線の長さが\(l\) である円錐における側面積\(S\)は
\(S = \pi r l\)

半径\(r\) の球において
①体積\(V = \displaystyle\frac{4}{3}\pi r^3\)
※「身(\(3\))の上に心配(\(4\pi\))ある(\(r\))ので参上(\(3乗\))」
と覚える
②表面積\(S = 4\pi r^2\)
※「心配(\(4\pi\))ある(\(r\))事情(\(2\)乗)」
と覚える

各辺の長さが\(a, b, c\)である直方体の対角線の長さ\(L\)
\(L = \sqrt{a^2+b^2+c^2}\)

コメント