【高校受験】進研ゼミと塾では中学生にはどちらがおすすめ?違いを比較

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ラッシーくん

進研ゼミ中学講座か塾にするかで迷っているのですが中学生にはどちらがおすすめですか。2つの違いや自分にはどっちがあっているか選び方があれば知りたいです。

こういった疑問に答えます。

本記事の内容
  • 進研ゼミ中学講座と塾の違い
  • 進研ゼミ中学講座と塾のどちらがおすすめか

「進研ゼミ中学講座」とは、ベネッセコーポレーションが提供する学習サービスで以下のような特徴がある教材です。

進研ゼミ(中学講座)
引用元:【進研ゼミ中学講座】
対象レベル基礎~応用レベル
スタンダードコース:基礎基本
ハイレベルコース:難関高校受験対策(記述力強化)
学習スタイルスマホ・紙テキスト
ハイブリッドスタイル:タブレット使用
オリジナルスタイル:紙教材使用
不登校向け×
ライブ授業あり
添削・質問・個別アドバイスすべて可能
※保護者向けの個別相談サービスあり
料金・受講形式【9教科セット】
ハイブリッドスタイル:月6,570円~
オリジナルスタイル:月5,980円~
※12ヶ月分一括払いを一カ月単位で計算
※9教科対応(英・数・国・理・社・実技)
※1教科のみの受講は不可
合格実績有名進学校への合格実績が多数あり
運営会社株式会社ベネッセコーポレーション
  • 基礎~応用まで幅広い難易度を自由に選べるので、全中学生におすすめ
  • 充実した学習サポート!質問対応はスマホで24時間可能!
  • リーズナブルな料金体系!

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「学習スタイル」「サポート」「料金」のどれをとっても、他の通信教育に劣っていませんので、どの中学生にも幅広く対応できる万人に合った教材といえるでしょう。

しかしながら、これから高校受験がある方によくある質問に

「進研ゼミ中学講座と塾のどちらにするか迷っている」
「進研ゼミ中学講座と塾の違いや選び方が知りたい」

という問いがあります。

結論

進研ゼミ中学講座と塾のどちらがよいかは個人の価値観にもよるが、本記事で紹介しているチェックリストである程度適性を知ることができる

このような結論となりますが、その過程として進研ゼミ中学講座と塾の特徴や違いを教員歴15年以上高校で指導してきた実績と私自身学習塾で受験をした経験から紹介していきます。

目次

【高校受験】進研ゼミと塾はどちらがおすすめ?

ラッシーくん

「進研ゼミ中学講座」と「塾」はどちらがおすすめですか?

このような疑問がある方は、結論、以下のチェックリストを元に判断していくのがおすすめです。

進研ゼミ中学講座と塾・予備校の違い(まとめ)

進研ゼミ中学講座塾・予備校
対象レベル・教材基礎~応用レベル
(幅広い学力層に対応)
スタンダードコース:基礎基本
ハイレベルコース:難関高校受験対策(記述力強化)
グループ講義型:標準~応用レベル
個別指導型:基礎~応用レベル
※塾・講師毎に異なる。大手はオリジナル教材を開発していることも多い。
学習スタイル「紙テキスト」「スマホ」
ハイブリッドスタイル:タブレット+紙教材使用
オリジナルスタイル:紙教材使用
・紙テキストを用いた「グループ講義型」or「個別指導型」が一般的
※タブレットやスマホをメインとした指導を行っているケースは少数
学習サポート・「質問」、「添削指導」に対応
・「相談(個別アドバイス)」に対応
・「ライブ授業」あり
・「添削指導」は一部の講座を除いてほとんどなし
・「質問」「個別相談」は直接的にいつでも対応してくれることがほとんど
受講形式・料金ハイブリッドスタイル:月6,990円~
オリジナルスタイル:月6,400円~
※12ヶ月分一括払いを一カ月単位で計算
※9教科対応(英・数・国・理・社・実技)
※1教科のみの受講は不可
3教科約45,000~60,000円
※1教科ずつ受講可能。(約15,000円~20,000円)
合格実績有名進学校への進学実績が多数あり・各塾・予備校によっても大きく異なるためホームページを参照
(難関校に合格している塾も多数あり)

チェックリスト

進研ゼミ中学講座塾・予備校
対象レベル・教材内容☑ 個々に応じたレベルや学習教材で学びたい☑ ある程度自身にあったレベルや学習教材が選べればよい
学習スタイル☑ タブレットを全面的に活用したい
☑ 直接的な指導はいらない
☑ いつでもどこでも学習がしたい
☑ 紙テキストと講義メインで学習したい
☑ 直接的な指導が欲しい
☑ 塾や予備校など特定の場所で集中したい
学習サポート☑ 添削指導が欲しい
☑ 間接的な質問・個別相談サポートで十分
☑ 添削指導はいらない
☑ 直接的に講師の先生やチューターに質問や個別相談がしたい
受講形式・料金☑ 実技科目への対策もしたい
☑ 9教科セットでかまわない
☑ 料金を格安で利用したい
(塾の約3分の1)
☑ 実技教科への対策はいらない(or 塾が2つ以上にまたがってもよい)
☑ 1教科ずつ受講したい
☑ 料金が高くてもかまわない
(進研ゼミの約3倍)

基本的には上記のチェックリストで当てはまる数が多い方に向いていると考えられます。

本サイトとしては、

「進研ゼミの方が圧倒的に安い(塾・予備校の約3分の1)」
「いつでもどこでも学習ができ、間接的とはいえサポートも充実している」

などを考慮して

まずは「進研ゼミ」を始めてみて、合わないようであれば塾・予備校もしくは他の通信教育に移行する

このような順番をおすすめしています。

最短で2カ月で退会することも可能ですので一度試してみるにはとてもおすすめです。

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具体的に高校受験をする上で重視される上記であげた項目について、進研ゼミと塾の違いとおすすめタイプをみていきましょう。

「対象レベル」「教材内容」

対象レベル・教材内容

進研ゼミ中学講座塾・予備校
基礎~応用レベル
(幅広い学力層に対応)
スタンダードコース:基礎基本
ハイレベルコース:難関高校受験対策(記述力強化)
グループ講義型:標準~応用レベル
個別指導型:基礎~応用レベル
※塾・講師毎に異なる。大手はオリジナル教材を開発していることも多い。

進研ゼミ中学講座の「対象レベル」「教材内容」

進研ゼミ中学講座の対象レベルは「基礎~応用レベル」です。

幅広いレベル設定ですのであらゆる中学生におすすめできます。

主に定期テスト対策重視の「スタンダード」と、定期テスト対策に加え、難関校の合格に向けた、応用力・記述力を強化できる「ハイレベル」の2つのコースから、目標や志望校に合わせて選択することができます。

出典:進研ゼミ中学講座公式

一般的な中学生から受験生、そして進学を目指す生徒まで幅広いレベルの生徒を対象としており、教材の内容も多岐にわたっているので、一人ひとりのニーズに合わせたカリキュラムを提供することが可能です。

教材は最新の学習理論に基づいた演習問題や模擬試験なども含まれ、理解度チェックや受験対策も万全です。

また、英語に関してはお子さまの目標やレベルに合わせて、学年を超えた対策ができます。


出典:進研ゼミ中学講座公式

教材で扱われる問題には入試や試験で出やすい問題やつまずきやすい問題が厳選されており、〈定期テスト予想問題〉では丁寧に解説しながら、本番で自力で問題を解ききる力をつけ、〈暗記BOOK〉でテスト直前までスキマ時間で覚えるべきポイントが定着できます。


出典:進研ゼミ中学講座公式

塾・予備校の「対象レベル」「教材内容」

塾・予備校の「対象レベル」は

グループ講義型の場合は「標準~応用レベル」
個別指導型の場合は「基礎~応用レベル」

となっています。

もちろん塾・予備校によっても差異はありますが、そもそも通う目的が「授業+α」の学習を望んでいる層が多いため

「基本レベルだけをやる」

というスタイルの塾・予備校はグループ講義型ではあまりみかけません。

シンスケ

基本レベルをどうしても塾で学びたい場合は、グループ講義型よりも個別指導型の塾を選ぶ方が個人的にはおすすめです。
個別指導であれば、基礎も含めて自分に合わせた指導を受けることができます。

「レベル」の選択に関しては多くの塾・予備校では受講者が選ぶことができ、また、途中でクラスを変えることも簡単にできることが多いため、比較的ざっくりと自分のレベルに合わせることは可能です。

また、「教材内容」に関しては、大手の塾や予備校だと独自の教材を利用していることが多いです。

シンスケ

私が通っていた塾は、塾で統一したオリジナルテキストがありました。
また、他の塾では、個々の講師毎にテキストを自身で作成しているケースもあります。

一方で個人塾や個別指導を目的とした講座で塾を利用する場合は、既存の参考書等を利用して教えているケースもあります。

進研ゼミと塾・予備校の「対象レベル」「教材内容」の違いとおすすめタイプ

「対象レベル」に関しては進研ゼミ・塾のどちらもある程度自身のレベルに合わせられますが、もう少し詳細までいえば、進研ゼミは英語の12段階習熟度別などよりレベルを細かく設定できます。

また、基本的なことをとにかく徹底したい場合に関しては、グループ講義型で塾・予備校を利用するのは避けた方が良いかなと感じます。

シンスケ

基礎を固めたい場合は、進研ゼミか、塾を利用する場合は個別指導型にしましょう。


「教材内容」に関する大きな違いでいえば、特に、進研ゼミのハイブリッドスタイルの場合はタブレットによる学習で、より個々に合わせた機能が搭載されている点です。

例えば、お子様の理解度や正誤パターンに合わせて問題や解説を提示してくれたり、テスト対策もタブレットでお子様の試験範囲に合わせた計画表を用意してくれるため、よりお子様が自分にあった学習しやすいつくりになっています。

塾の場合はある程度は教材のレベルや内容を選ぶことはできますが、ここまで個々に合わせることはできません。

このように、とことん個々に合ったレベルや教材内容を高校受験対策に求める場合は進研ゼミの方がおすすめです。

「学習スタイル」

学習スタイル

進研ゼミ中学講座塾・予備校
・「紙テキスト」「スマホ」
ハイブリッドスタイル:タブレット+紙教材使用
オリジナルスタイル:紙教材使用
・紙テキストを用いた「グループ講義型」or「個別指導型」が一般的
※タブレットやスマホをメインとした指導を行っているケースは少数

進研ゼミ中学講座の「学習スタイル」

進研ゼミ中学講座の学習スタイルは、「スマホ・紙テキスト」です。

以下のようなハイブリッドスタイルとオリジナルスタイルを選ぶことができます。

ハイブリッドスタイル:タブレット+紙教材使用
オリジナルスタイル:紙教材使用

どんな状況でも学習を進められるよう配慮されているのが特徴です。


出典:進研ゼミ中学講座公式

タブレット学習を導入しており、いつでもどこでも学習が可能。各生徒のペースに合わせて学習が進められるため、予定に合わせて柔軟に学習時間を確保することができます。

また、分からない問題や概念があれば、テキストの解説を読み直すだけでなく、動画教材を視聴することで理解を深めることも可能です。

さらに、AIによる個別分析や模試診断も充実しており、学習履歴から自分の苦手分野を判定し、理解度に合わせて変化する仕組みとなっています。

AIにおける苦手分析ができる


出典:進研ゼミ中学講座公式

診断テストで苦手を把握できる


出典:進研ゼミ中学講座公式

塾・予備校の「学習スタイル」

塾・予備校の「学習スタイル」で最も多いのは、紙テキストを用いた「グループ講義型」か「個別指導型」のスタイルになります。

タブレットを用いているケースは

例えば

「基本的にはタブレットでの講義動画をみて、質問対応だけ塾で受けつけている」

学習塾なども存在しますが、全体的にみるとタブレットやスマホをメインとした指導を行っているケースは少ないといえます。

シンスケ

このように直接的な指導がメインであるところは塾・予備校のメリットであると同時にデメリットでもあります。

進研ゼミと塾・予備校の「学習スタイル」の違いとおすすめタイプ

「学習スタイル」に関しては直接的な指導が欲しい場合は進研ゼミよりも塾・予備校の方が向いています。

逆にいうと、いつでもどこでも教材を活用したい場合や直接的な指導よりも、自主的に高校受験への勉強をしていきたい場合は進研ゼミの方がおすすめです。

また、進研ゼミの場合はオンラインライブ授業もあるため、塾・予備校の特徴でもある「講義型」の要素もある程度は備わっているといえます。

「学習サポート」

学習サポート

進研ゼミ中学講座塾・予備校
・「質問」、「添削指導」に対応
・「相談(個別アドバイス)」に対応
・「ライブ授業」あり
・「添削指導」は一部の講座を除いてほとんどなし
・「質問」「個別相談」は直接的にいつでも対応してくれることがほとんど

進研ゼミ中学講座の「学習サポート」

進研ゼミ中学講座の学習サポートは「添削」「質問」「個別アドバイス」のすべてに対応することができます。

先生から直接アドバイスをもらえる通信指導はもちろん、添削指導や学習計画のアドバイス・学習方法についての提案など、学習支援サービスも充実しています。

24時間質問可能なサポート体制


出典:進研ゼミ中学講座公式

丁寧な添削指導


出典:進研ゼミ中学講座公式

特徴としては、利用するお子様だけでもなく、保護者の方へのサポートも充実しており、個別相談やお子様の状況を把握できる仕組みを導入しています。

アドバイザーに学習の悩みを個別相談できる(保護者向け)


出典:進研ゼミ中学講座公式

お子様の学習状況をお知らせ(保護者向け)


出典:進研ゼミ中学講座公式

利用状況の確認がすぐにできる(保護者向け)


出典:進研ゼミ中学講座公式

これらのサポートにより、自宅での学習でもきちんとした指導を受けられるため、安心して学習を進めることが可能です。

塾・予備校の「学習サポート」

塾・予備校の学習サポート形態として「添削・質問・個別アドバイス」に関してみていきます。

塾・予備校には添削指導に関してはほとんどの場合は対応していません。

シンスケ

添削に関しては、例えば小論対策講座などの特定の講座をとった場合のみしか対応できないと思った方がよいです。

しかしながら、「質問」「個別アドバイス」に関しては、直接的に対応できる強みがあるため、一般的には通信教育・タブレット教材よりも優れているといえます。

直接的に接していますので、例えば講義が終わった後に、講師の先生に自由に質問できます。


また、個別アドバイスに関しては

授業に関しては「講師の先生」
進路に関しては「専用のチューター」

といったように、それぞれのスペシャリストに相談することができます。

進研ゼミと塾・予備校の「学習サポート」の違いとおすすめタイプ

「学習サポート」に関しては、添削指導の対応こそできませんが、質問・個別アドバイスに直接的に対応できる塾・予備校の方が一般的には優れていると感じます。


ただし、進研ゼミでも質問・個別相談は対応していますので、タブレットを用いた簡単な質問や、個別相談でもかまわないタイプであれば、進研ゼミでもそれほど気にはならないと思います。

「受講形式」「料金」

受講形式・料金

進研ゼミ中学講座塾・予備校
ハイブリッドスタイル:月6,990円~
オリジナルスタイル:月6,400円~
※12ヶ月分一括払いを一カ月単位で計算
※9教科対応(英・数・国・理・社・実技)
※1教科のみの受講は不可
【受講形式】
主要5教科はほとんどの場合対応可
稀に小論対策や勉強の仕方を教えてくれる講義もある
※1教科ずつ受講可能
【料金】
月額:15,000円~20,000円
年額:
17万円~25万円
(個別指導型はグループ講義型よりも20~30万円程度高め)

進研ゼミ中学講座の「受講形式」「料金」

進研ゼミ中学講座の料金は、学年・学習スタイル・支払い方法などによって異なりますが、英数国理社の5教科の対策に加えて、実技4教科(音楽・美術・保健体育・技術家庭)の対策まで追加費用なしで受講することができます。

中1の料金・受講料
学年学習スタイル支払い方法
毎月払い半年一括払い年間一括払い
中学1年生ハイブリッド8,170円/月7,700円/月6,990円/月
オリジナル7,480円/月7,010円/月6,400円/月
※ハイブリッドスタイルは6カ月未満の受講の場合タブレット料金9,900円がかかります。6カ月以上の受講の場合はタブレット料金は無料です。
シンスケ

ハイブリッドの方が少し高いですが、タブレットがつきますのでコスパは良いですね。

中2の料金・受講料
学年学習スタイル支払い方法
毎月払い半年一括払い年間一括払い
中学2年生ハイブリッド8,290円/月7,860円/月7,140円/月
オリジナル7,680円/月7,270円/月6,570円/月
※ハイブリッドスタイルは6カ月未満の受講の場合タブレット料金9,900円がかかります。6カ月以上の受講の場合はタブレット料金は無料です。
シンスケ

中2は中1よりは少し料金は高めになります。

中3の料金・受講料
学年学習スタイル支払い方法
毎月払い半年一括払い年間一括払い
中学3年生ハイブリッド8,330円/月7,900円/月7,190円/月
オリジナル8,220円/月7,800円/月7,090円/月
※ハイブリッドスタイルは6カ月未満の受講の場合タブレット料金9,900円がかかります。6カ月以上の受講の場合はタブレット料金は無料です。
シンスケ

中3はどちらを選んでもほぼ同じですのでハイブリッドを選んだ方がいいでしょう。

中高一貫の料金・受講料
学年支払い方法
毎月払い半年一括払い年間一括払い
中学1年生10,180円/月9,590円/月8,900円/月
中学2年生
中学3年生9,850円/月9,280円/月8,600円/月
シンスケ

中高一貫は中学3年生が最も安くなります。

また、中高一貫を受講する中学1年生は、追加料金なしでオンラインスピーキングを利用できます。
※中学2年生・中学3年生はオンラインスピーキングの料金は月額2,580円となります。

料金・受講料に関する雑感

上記の通り、学年や学習スタイルによっても様々ですが、一括払いをした方が1カ月あたりの料金は多少安くなります。

進研ゼミの場合は、一括払いで途中退会・解約をしても、未受講分は返ってきますので、基本的には一括払いにした方が安くすむのでおすすめです。
※追加の教材やサービスを選択する場合は別途料金が必要となります。

注意点としては、ハイブリッドスタイルは受講期間が短い場合は以下のタブレット料金が別途発生する可能性があります。

タブレット料金

6カ月未満の受講の場合 → タブレット料金9,900円
6カ月以上の受講の場合 → タブレット料金は無料

これはオリジナルスタイルに変更した場合でも料金が発生しますので注意しましょう。

塾・予備校の「受講形式」「料金」

塾・予備校の「受講形式」に関しては、ほとんどの場合は1教科ずつ受講可能かつ、主要5教科を学べることが多いです。

5教科以外に関しては塾・予備校にもよりますが、例えば、小論文対策講座や勉強そのものではなく、勉強の仕方を教えてくれる塾もあります。

シンスケ

受験科目に関してはほとんど網羅していると考えて大丈夫ですが、例えば「理科基礎」「歴史総合」「公民」など高1のみで扱うような基礎科目は対応していないことが多いです。

「料金」に関しては、塾・予備校にもよって異なりますが、一般的には

年間:公立中学の方で平均25万円、私立中学の方で平均17万5千円

が相場になります。

また、個別指導型はグループ講義型よりも約20万円程度高くなる傾向があります。

進研ゼミと塾・予備校の「受講形式」「料金」の違いとおすすめタイプ

「受講形式」は、塾・予備校に関しては高校受験で必要な主要5教科に関してはたいていの場合対応しており、1教科のみの受講も可能です。

それに対して、進研ゼミ中学講座の場合は高校受験で必要な英数国理社の5教科の対策に加えて、実技4教科(音楽・美術・保健体育・技術家庭)の対策まで追加費用なしで受講することができますので、実技まで含めて対策したい場合は進研ゼミの方がおすすめです。
(実技教科も塾で対応したい場合は、2つの塾に通うなどする必要あり)

ただし、進研ゼミ中学講座は1教科のみの受講はできませんので注意しましょう。

一方、「料金」に関しては、

進研ゼミ中学講座と塾では圧倒的に進研ゼミ中学講座の方が安くなります。


出典:進研ゼミ中学講座公式
  • 塾の費用は、2022年4月に(株)ベネッセコーポレーションが実施した調査より、有料の塾に通っている中学1~3年生の子どもをもつ保護者合計285人が対象。各学年の月あたりの塾費用の平均に12をかけて、3学年分を合計した総額(1,019,925円)。
  • 「進研ゼミ」の費用は、2023年度の進研ゼミ『中学講座』の受講費(税込)で、「中一講座」、「中二講座」、「中三受験講座」(<ハイブリッドスタイル>受講時)の3年間をそれぞれ12ヵ月分一括払いで受講した場合と設定し、算出(255,840円)。

上記の通り、

進研ゼミ中学講座の年間料金は、塾に通った場合よりも約26万円程度(3年間で約76万円程度)安くなります。

上記の通り、塾や予備校に通う場合と比較して、進研ゼミの場合は3分の1程度で済むことも多いです。

最終的に、学費がかかるのは大学受験となりますが、これは下記の通り、概算で約432,000円もの受験費用がかかります。

受験費用(概算)

ア.大学入学共通テスト受験費用 18,000円

イ.共通テスト利用費用 60,000円 (20,000円 × 3校分)
※合格点数の割合を算出して10%刻みに3校分を出願
例:50%台、60%台、70%台より1校ずつ出願

ウ.一般選抜受験費用 315,000円 (35,000円 × 9校分)
※3年次河合模試平均偏差値に基づき、挑戦校、相応校、安全校を各3校ずつ出願

エ.その他(予備費 39,000円)
(上記ア.イ.ウ.エ.の合計金額) =432,000円
(月額換算)                            = 12,000円(432,000円 / 36カ月分)

また、これに加えて入学費用などもかかりますのでかなりの金額になることは明白です。

したがって、「料金」だけを考えるのであれば進研ゼミの方が塾・予備校よりも圧倒的におすすめできます。

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「合格実績」

合格実績比較

進研ゼミ中学講座塾・予備校
・有名進学校への進学実績が多数あり・各塾・予備校によっても大きく異なるためホームページを参照
(大手は国公立・最難関大学も多数合格している)

進研ゼミ中学講座の「合格実績」

進研ゼミ中学講座の合格実績は、以下のように多くの合格者を輩出しています。

進研ゼミ中学講座の合格実績(2023年度)

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出典:進研ゼミ中学講座公式

数多くの生徒が有名進学校への合格を果たしており、その数からもその教育内容の質がうかがえますね。

実績がある通信教育はやはりそれだけ安心できるかと思いますので、そういった意味でも進研ゼミ中学講座はとてもおすすめです。

塾・予備校の「合格実績」

塾・予備校の「合格実績」は具体的には各塾・予備校のホームページなどで確認できます。

各塾によっても様々ですので一概にはいえませんが、難関校に相当数合格している塾も多数あります。

シンスケ

合格実績に関しては各塾のホームページで確認するのがおすすめです。

具体的な実績数(例:○○高校○○校、○○高校○○校)がしっかりと確認できる塾・予備校を選ぶようにしましょう。

【高校受験】進研ゼミと塾・予備校との併用に関してはおすすめできるか

高校受験における進研ゼミと塾・予備校との併用に関しては、結論をいうとおすすめできます。

例えば、

「直接的な指導での学習サポートが欲しいので、塾・予備校に本当は通いたいけれども、料金を考えるとやっぱり進研ゼミにしようか悩む」

このような方もいると思います。

この場合には、例えば、

「進研ゼミで基本的には学び、どうしても苦手な科目や質問・相談用に塾・予備校にも通う」

といったような進研ゼミと塾・予備校を併用することである程度費用を抑えつつも、塾・予備校の高いサポートを受けることができます。

シンスケ

特に費用面で悩んでいる場合はこのような併用も検討材料に入れるとよいでしょう。

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進研ゼミを含めた一般的な通信教育と塾の比較

進研ゼミを含めた一般的な通信教育と塾との違いに関しては以下になります。

進研ゼミを含めた通信教育と塾・予備校の違い

進研ゼミを含めた一般的な通信教育塾・予備校
場所・いつでもどこでも勉強できる
・学習に特化した環境は自分で作る必要がある
・校舎に通わなければならない
・勉強に集中できる環境が既に整っている
・自習室・図書室など学習に関連する施設が利用できる
強制力・強制力がない・強制力がある
仲間の有無・自分一人で進める必要がある・同じ目標に向かう仲間がいる
ペース・常に個々のペースで勉強できる
(早く進めることも可)
・集団に合わせた授業スピード
(個別の場合は自分に合わせてくれる)
サポート・原則、オンラインでの対応が前提。対応までの時間が長かったり、回数制限がある場合もあり。
・対面なのですぐにサポートが受けやすい
学び方・通信教育ごとに学び方が統一されている・講師によって教え方・学び方に差異がある
費用・塾や予備校に比べて費用が安い・通信教育に比べて費用が高い

塾・予備校と通信教育の判断基準(チェックリスト)

通信教育に向いているタイプ塾・予備校に向いているタイプ
場所時間があるときにすぐに学習したい
☑学習に集中できる場所が既にある
通学が苦ではない
☑自習室など学習できる施設が欲しい
強制力☑強制されなくても自分で学習できる☑強制されないと学習に集中できない
仲間の有無☑ひとりで黙々と学習したい☑同じ目標に向かうor競い合える仲間が欲しい
ペース☑自分のペースで学習したい☑集団授業のペースで問題ない
サポート☑質問は数日後でも可
☑電話やチャットでのサポートでも可
☑疑問はすぐに解決したい
☑対面でのサポートを受けたい
学び方☑学び方がある程度確立されていた方がよい☑講師によって差異があるのは想定内
費用☑費用を安く始めたい☑費用がかかっても問題ない

上記のチェックリストの項目で当てはまる数が多い方が向いているタイプ(おすすめ)であるといえますので、まずは進研ゼミを含めた一般的な通信教育と塾・予備校ではどちらが向いているか試してみるとよいでしょう。

ざっくりとしたおすすめタイプは以下になります。

ざっくりとしたおすすめタイプ

進研ゼミを含めた一般的な通信教育塾・予備校
・強制力がなくても自分で何とかできるタイプの人(自由度が高い)・強制的にやらされた方がいいタイプの人
(自由度は低い)
シンスケ

私自身が塾に通った経験としても、塾・予備校は
「学ぶ時間(講習の時間)などが決まっている」
「課題が出る」
「試験(小テスト)などが随時ある」
など強制的にやらざるを得ない状況になることが多いです。
一方、一般的な通信教育は基本的にやるかどうかは自身の判断に依存する部分があると感じます。

進研ゼミ以外のおすすめ通信教育

本サイトで紹介している通信教育のおすすめ順位は以下のようになっております。

通信教育比較表

通信教育

進研ゼミ
(中学講座)

Z会(中学講座)

スタディサプリ
(中学講座)

すらら

スマイルゼミ
(中学コース)

中学ポピー

デキタス
(中学生)
対象レベル全中学生
(基礎~応用レベル)
学習が得意な中学生
(標準~発展レベル)
全中学生
(基礎~標準レベル)
学習が苦手な中学生
(基礎レベル)
全中学生
(基礎~応用レベル)
授業の補填をしたい中学生向け
(基礎~標準)
学習が苦手な中学生
(基礎レベル)
教科9教科セット3or5教科セット※1教科ずつ受講可9教科セット3教科or5教科セット9教科セット9教科セット5教科+αセット
学習スタイルスマホ・紙テキストタブレット・紙テキストスマホ・タブレット・PCスマホ・タブレット・PC専用タブレットのみ紙テキスト・タブレット
(紙テキスト中心)
スマホ・タブレット・PC
(紙テキストはほぼなし)
添削指導ありありなしなしなしなしなし
質問対応ありあり追加費用が必要ありオンラインチャットのみありメール対応のみ
個別アドバイスあり質問対応で多少可能追加費用が必要あり基本AIのみありなし
ライブ授業ありなし一部ありなしなしなしなし
不登校向け未対応未対応未対応対応未対応未対応対応
料金約8,000円約8,000円~11,000円約2,000円約11,000円約8,000~11,000円約4,700~5100円4,400円
公式サイト詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る
おすすめ通信教育【中学生】
  • 【進研ゼミ中学講座】 … 難易度・サポートなど幅広く最も万人受けする。すべての中学生におすすめ
  • Z会】… 学習が得意な中学生におすすめ!丁寧な添削が◎
  • スタサプ】 … 月額2,178円の最安値。スマホのみで学習したい方向け。
  • 【すらら】 … 不登校などの場合でも自分のペースで学習ができる
  • ◆スマイルゼミ◆中学生向け通信教育 … 専用タブレットで全教科の学習ができる。テキスト・人の指導が不要な方向け。
  • 中学ポピー … 授業や定期試験対策を紙テキストを使って行いたい方におすすめ!費用が圧倒的に安い!
  • 通信教育ならデキタス … アニメ・ゲームキャラと一緒に楽しく学習できる!不登校にも対応!

万人受けするのは「進研ゼミ中学講座」

総合的に最も万人受けするのは「進研ゼミ中学講座」になります。

したがって、「自分にはどの通信教育が合うかわからない」という状態の場合は、とりあえず進研ゼミ中学講座を始めてみるのがおすすめです。

「学習スタイル」「サポート」「料金」のどれをとっても、他の通信教育に劣っていませんので、どの中学生にも幅広く対応できます。

また、どうしても合わない場合も、最短で2カ月で退会することも可能ですので一度試してみるのが一番おすすめです。

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難易度の高い問題を多く学習したい場合は「Z会中学講座」

Z会中学講座に関しては、進研ゼミと大きく異なる点は難易度だと考えておくと良いでしょう。

例えば、

「基礎学習に自信があるから最初から難易度の高い問題を多く学習したい」
「難関校を最初から目指していきたい」
「記述対策もしっかりしていきたい」

このような状態の場合には、Z会中学講座の高い問題レベルが合います。

また、添削サポートもしっかりしているので、細かな部分まで自身の答案の書き方や癖なども改善することができます。

Z会中学講座の無料資料請求・入会はこちら → Z会の通信教育 資料請求

とにかく費用を抑えたいなら「スタディサプリ中学講座」がおすすめ

スタディサプリ中学講座に関しては

「サポートはいらないから、とにかく費用を抑えたい」
「紙テキストはいらないのでスマホだけで学習したい」

このような方に大変おすすめです。

ベーシックコースは月額2,178円(税込み)という他の通信教育と比較しても破格の料金となりますので、特に学習サポートを必要としないのであれば「スタディサプリ」が最もおすすめできます。

スタディサプリ中学講座の無料資料請求・入会はこちら → スタサプ

自分のペースで進めたい場合は「すらら」がおすすめ

勉強が苦手な方はもちろん、不登校児や帰国子女、自分のペースで進めたい「発達障害」「不登校」の場合は「すらら」がおすすめです。

特に、不登校の場合は学校に行かなくても「出席扱い」になる制度を活用できます。
(参考:不登校児童生徒への支援の在り方について|文部科学省

また、進度の早い中高一貫校生や、先取り学習を行いたい優秀なお子さんも、無学年式だからこそ自分の取り組みたい内容まで進めることができます。

小学生から高校生までの年齢だけでなく、学び直しを行いたい大学生や社会人の方、高卒認定試験を控える方の学びにも活用できます。

これまでの教材は「映像授業型」「ドリル型」「ゲームアプリ型」など、教材の種類によって分けられており、それぞれに一長一短がありましたが、「すらら」はそれぞれの要素を取り入れつつ短所を補えるつくりになっています。

したがって、別の教材で続かなかった場合でも参加意識を持って、飽きずに継続できる可能性があります。

すららの評判や口コミ

進研ゼミのチャレンジタッチを長年していましたが、成績が上がらず塾も考えていた時に、すららの事を知りました。すららは本人も苦手が克服できて、楽しんでやってます。習ってないところも自分で出来るようになってるみたいです。

引用元:塾ナビ

すららの無料資料請求・入会はこちら → インターネット教材【すらら】

テキストや人による指導がいらない場合は「スマイルゼミ」

スマイルゼミは専用タブレットのみで学習することになります。

また、基本的にはAIによるサポートになるため、テキストや人による指導がいらない場合はおすすめできます。

学習計画は自動的にAIが作成してくれることができますし、定期テスト対策やすべての教科を学習できますのでどなたでも使いやすいといえそうです。

ただし、専用タブレットの代金もあり、他の通信教育より多少高いといえます。

スマイルゼミの無料資料請求・入会はこちら → ◆スマイルゼミ◆中学生向け通信教育

授業や定期テストを紙テキストで行いたい場合は「中学ポピー」

学校の授業や定期試験対策を紙テキストを使って行いたい場合は「中学ポピー」がおすすめです。

中学ポピーは教科書に準拠した通信教育となっているため、

「授業がわからない」
「学校の定期試験対策をしたい」

このような悩みを抱える中学生にぴったりの教材内容となっています。

対応教科も実技含め9教科に対応していますので、学校の内申点にも対応できますし、料金も通信教育の中でも最安値に近い数値となっています。

中学ポピーの無料資料請求・無料おためしはこちら → 中学ポピー

アニメやゲーム感覚で楽しく学びたい場合は「デキタス」がおすすめ

アニメやゲーム感覚で楽しく学びたい場合は「デキタス」がおすすめです。

ゲーム要素や他の受講生と競える要素が通信教育の中では最もありますので、他の勉強方法だと続かなかった場合も「デキタス」であれば続けることができる可能性があります。

また、すららと同じく不登校の方などへも対応した教材となっております。

ただし、その反面、しっかり受験対策をしたい場合などには物足りなさはどうしてもあるといえるでしょう。

デキタスの無料資料請求・入会はこちら → 通信教育ならデキタス

【高校受験】進研ゼミか塾(予備校)かは無料資料請求や体験入学で判断しよう

進研ゼミと塾・予備校で迷っていてどうしても決められない場合は、一度無料資料請求や体験をしてみるのがおすすめです。

実際に利用してみると、両者の良い点や自分に合うかどうかをしっかりと確かめることができます。

特に、進研ゼミは最短で2カ月で退会することも可能ですので一度試してみるにはとてもおすすめです。

\無料資料請求・入会はこちら/

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