図形の性質 基本問題一覧〜一問一答式(高校数学A)〜

このページは【図形の性質】の問題まとめページです。

特に重要な基礎問題と解答を単元別に一問一答式で出題しています。

問題解き、解説をしっかり読んで理解することで、定着を図ることができます。

目次

【図形の性質】基本問題一覧〜一問一答式(高校数学A)〜

角の二等分線の公式

問1

ABCにおいて、AB=6,BC=7,CA=5 とする。Aの内角の二等分線と辺 BC との交点を Dとするとき、線分 BD の長さを求めよ。

解答・解説

AD は A の二等分線であるから、角の二等分線の性質よりBD:DC=AB:ACが成り立つ。

与えられた値より、AB=6,AC=5 なので、BD:DC=6:5となる。

Dは辺 BCを 6:5に内分する点であるから、BD=66+5BCBC=7 を代入すると、BD=611×7=4211

答え: BD=4211


問2

AB=8,AC=6,BC=7 である ABCがある。Aの外角の二等分線と辺 BC の延長との交点を E とするとき、線分 CE の長さを求めよ。

解答・解説

AE は AA の外角の二等分線であるから、角の二等分線の性質より

BE:CE=AB:ACが成り立つ。

与えられた値より、AB=8,AC=6 なので、BE:CE=8:6=4:3となる。

Eは辺 BC を 4:3 に外分する点であるから、3BE=4CE

が成り立つ。 ここで、BE=BC+CE=7+CE であるから、

\(3(7 + CE) = 4CE\)

\(21 + 3CE = 4CE\)

\(CE = 21\)

答え: CE=21

問3

ABC において、AB=8,BC=10,CA=6 とする。A の内角の二等分線と辺 BC との交点を D とするとき、次の問いに答えよ。 (1) 線分 BD の長さを求めよ。 (2) 線分 AD の長さを求めよ。

解答・解説

(1) 線分 BD の長さ

AD は Aの二等分線であるから、角の二等分線の性質よりBD:DC=AB:ACが成り立つ。

与えられた値より、AB=8,AC=6 なので、BD:DC=8:6=4:3となる。

DD は辺 BC を 4:3 に内分する点であるから、BD=44+3BCBC=10 を代入すると、BD=47×10=407

答え (1): BD=407

(2) 線分 AD の長さ

まず、DC の長さを求める。DC=BCBD=10407=70407=307角の二等分線の長さの公式 AD2=ABACBDDC を用いる。

AD2=8×6407×307

AD2=48120049

AD2=48×49120049

AD2=2352120049

AD2=115249AD>0であるから、

AD=115249=11527=576×27=2427

答え (2): AD=2427

三角形の外心

問4

△ABCの外心をOとする。∠ABC=40°、∠ACB=30° のとき、∠BOC を求めよ。

A B C O
解答・解説

△ABCにおいて、A=1804030=110

外心Oについて、∠BOCは弧BCに対する中心角、∠BACは同じ弧BCに対する円周角であるから、

BOC=2BAC=2×110=220

ただし通常の三角形の内側の角としては、360220=140

よって、BOC=140

問5

△ABCの外心をOとする。∠OBC=20° のとき、∠BAC を求めよ。

A B C O
解答・解説

OB=OCより、△OBCは二等辺三角形である。

したがって、OBC=OCB=20

よって、

BOC=1802020=140

外心Oについて、∠BACは弧BCに対する円周角であるから、

BAC=12BOC=1402=70

三角形の内心

問6

次の図で点I は三角形ABC の内心であるとするとき,∠\(\alpha\) の値を求めよ。

解答・解説

点I が三角形ABC の内心であるとき, 線分AO, BO, CO は∠A, ∠B, ∠C の二等分線であるから,

\(\angle OAB = \angle OAC = 35^{\circ}\)

\(\angle OBA = \angle OBC = \beta^{\circ}\)

\(\angle OCB = \angle OCA = \gamma^{\circ}\)

より

\(2\beta + 2\gamma = 180^{\circ} – 70^{\circ} = 110^{\circ}\)

\(\beta + \gamma = 55^{\circ}\)

したがって、

\(\alpha = 180^{\circ} – 55^{\circ} = 125^{\circ}\)

三角形の重心

問7

△ABCにおいて、Gを重心とする。
中線ADの長さが12のとき、AG と GD の長さをそれぞれ求めよ。

A B C D G
解答・解説

重心Gは中線ADを頂点側から2:1に内分するので、

AG:GD=2:1

AG=23×12=8

GD=13×12=4

問8

三角形ABCの重心をGとし,2点A, Gから直線BCに下した垂線を,それぞれAH, GK とするとき,
AH:GKを求めよ。

解答・解説

辺BC の中点をMとする
AHとGKは平行であるから,
AH:GK = AM:GM
Gは三角形ABC の重心であるから
AG:GM = 2:1
よって AM:GM = 3:1
したがって
AH:GK = 3:1

チェバの定理

問9

次の図の△ABC において, \(3\) 点\(P, Q, R\) は

それぞれ辺\(BC, CA, AB\)上の点です。

\(3\) つの線分\(AP, PQ, CR\) が1点\(O\) で交わるとき,

\(AR:RB\) を最も簡単な整数の比で表しなさい。

解答・解説

△ABC においてチェバの定理より

\(\displaystyle\frac{RB}{AR} \times \displaystyle\frac{PC}{BP} \times \displaystyle\frac{QA}{CQ} =1 \)

\(\displaystyle\frac{RB}{AR} \times \displaystyle\frac{7}{6} \times \displaystyle\frac{4}{5} =1 \)

\(\displaystyle\frac{RB}{AR} = \displaystyle\frac{15}{14} \)

したがって、

\(AR : RB = 14 : 15\)

メネラウスの定理

問10

次の図の△ABC において, \(3\) 点\(P, Q, R\) はそれぞれ辺\(BC, CA, AB\)上の点です。
\(3\) つの線分\(AP, PQ, CR\) が1点\(O\) で交わるとき,\(AO:OP\) を最も簡単な整数の比で表しなさい。

解答・解説

三角形ABCと線分CRにおいて、メネラウスの定理より
\(\displaystyle\frac{QC}{AQ} \cdot \displaystyle\frac{BP}{CB} \cdot \displaystyle\frac{OA}{PO} = 1\) より
\(\displaystyle\frac{5}{4} \cdot \displaystyle\frac{6}{13} \cdot \displaystyle\frac{OA}{PO} = 1\) より
\(\displaystyle\frac{OA}{PO} = \displaystyle\frac{26}{15}\)
よって
AO:OP=26:15

円周角の定理とその逆

問11

図において、4点A, B, P, Q が同一円周上にあり、∠AQB = 50° のとき, ∠APBの値を求めよ。

解答・解説

4点A, B, P, Q が同一円周上にあるから、円周角の定理より
\(\angle\)APB =\(\angle\)AQB = 50°

円に内接する四角形

問12

右の図のように,四角形ABCDが円に内接し,
\(\angle\mathrm{BAD} = 113^{\circ}\)です。
このとき,
\(\angle\mathrm{\alpha}\)
の大きさを求めなさい。

解答・解説

四角形ABCDは円に内接しているので
\(\alpha = \angle\mathrm{BAD} = 113^{\circ}\)
よって
\(\alpha = 113^{\circ}}\)

接線と弦の作る角

問13

右の図で,直線\(\ell\) は円の接線,Aはその接点である。
このとき,角\(\theta\)を求めよ。

解答・解説

\(\theta = 55^{\circ}\)

方べきの定理

問14

次の図において、CPの長さを求めよ。

解答・解説

方べきの定理より
\(PA \cdot PB =PC \cdot PD\) より
\(4 \times 2 = PC \times 3\)
\(CP = \displaystyle\frac{8}{3}\)

問15

円Oの外部の点Pを通る2本の直線が、円Oとそれぞれ点A, Bおよび点C, Dで交わっている。 PA=5,AB=7,PC=4 のとき、CDの長さを求めなさい。

解答・解説

この場合も、方べきの定理により、以下の関係が成り立ちます。

PAPB=PCPD

点Pが円の外部にある場合、線分の長さの取り方に注意が必要です。PB は PA+ABPDは PC+CD となります。

まず、わかっている値を整理します。 PA=5、 AB=7 なので、PB=PA+AB=5+7=12、 PC=4PC=4 求める長さは CD です。

方べきの定理の式に、わかっている値を代入します。

512=4PD

計算を進めて、PDの長さを求めます。60=4PD

PD=604

PD=15

ここで求まったのは PD の長さです。問題で問われているのは CD の長さなので、

CD=PDPCの計算をします。CD=154=11

よって、答えは CD=11 となります。

多面体

問16

ある多面体の頂点の数が10、辺の数が15であるとき、面の数はいくつですか。

解答・解説

オイラーの多面体定理 v – e + f = 2 を使います。

  1. 問題の値を代入する
    • 頂点の数 v = 10
    • 辺の数 e = 15
    • 面の数 f = ?
    これを公式に代入すると、 10 – 15 + f = 2
  2. f について解く -5 + f = 2 f = 2 + 5 f = 7

答え:7

問17

すべての面が三角形でできている多面体があります。この多面体の面の数が8であるとき、頂点の数と辺の数はそれぞれいくつですか。 (この立体は正八面体として知られています)

解答・解説

まず、辺の数 e を求め、その後にオイラーの多面体定理を使って頂点の数 v を求めます。

  1. 辺の数 e を求める
    • この多面体は8個の面を持ち、すべての面が三角形です。
    • もし、それぞれの三角形がバラバラだとすると、辺の合計は 8面 × 3辺 = 24本 になります。
    • しかし、多面体では1つの辺を2つの面が共有しています。
    • したがって、実際の辺の数 e は、計算した24本を2で割った数になります。
    e = (8 × 3) / 2 e = 24 / 2 e = 12辺の数は 12 です。
  2. 頂点の数 v を求める
    • オイラーの多面体定理 v – e + f = 2 を使います。
    • 辺の数 e = 12
    • 面の数 f = 8
    • 頂点の数 v = ?
    これを公式に代入すると、 v – 12 + 8 = 2
  3. v について解く v – 4 = 2 v = 2 + 4 v = 6頂点の数は 6 です。

答え:頂点の数 6、辺の数 12

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