複素数と方程式 基本問題一覧〜一問一答式(高校数学II)〜

このページは【複素数の方程式】の問題まとめページです。

特に重要な基礎問題と解答を単元別に一問一答式で出題しています。

問題解き、解説をしっかり読んで理解することで、定着を図ることができます。

目次

複素数と方程式 基本問題一覧〜一問一答式(高校数学I)〜

複素数の性質

問1

次の計算をせよ。(2+3i)+(4i)

解答・解説

解説

複素数の加法は、実部同士、虚部同士をそれぞれ計算します。
\( \begin{aligned} (2+3i) + (4-i) &= (2+4) + (3-1)i = 6 + 2i \end{aligned} \)

答え: 6+2i

問2

次の計算をせよ。(52i)(3+4i)

解答・解説

解説 分配法則を用いて展開します。

i2=1となることに注意します。

\( (5-2i)(3+4i) \)

\(= 5 \cdot 3 + 5 \cdot 4i – 2i \cdot 3 – 2i \cdot 4i \)

\(= 15 + 20i – 6i – 8i^2 \)

\(= 15 + (20-6)i – 8 \cdot (-1) \)

\(= 15 + 14i + 8 \)

\(= 23 + 14i \)

答え: \(23 + 14i\)

問3

次の計算をせよ。1+2i3i

解答・解説

解説 分母の共役な複素数 (3+i)(3+i) を分母と分子に掛け、分母を実数化します。

\( \frac{1+2i}{3-i} \)

\(= \frac{(1+2i)(3+i)}{(3-i)(3+i)} \)

\(= \frac{1(3)+1(i)+2i(3)+2i(i)}{3^2 – i^2} \)

\(= \frac{3+i+6i+2i^2}{9 – (-1)} \)

\(= \frac{3+7i+2(-1)}{10} \)

\(= \frac{3+7i-2}{10} \)

\(= \frac{1+7i}{10} \)

\(= \frac{1}{10} + \frac{7}{10}i \)

答え: \(\frac{1}{10} + \frac{7}{10}i \)

問4

\(i^{10}\) を計算せよ。

解答・解説

解説

i の累乗は、i1=i,i2=1,i3=i,i4=1 の周期性を持ちます。

指数を4で割った余りを考えます。 10÷4=2 余り 2 なので、i10=i2となります。

\( i^{10} = (i^4)^2 \cdot i^2 = 1^2 \cdot (-1) = -1 \)

 答え:1

問5

等式 (x+2y)+(2xy)i=7+4iを満たす実数 x,y の値を求めよ。

解答・解説

解説 

複素数の相等条件より、2つの複素数が等しいとき、その実部と虚部はそれぞれ等しくなります。

したがって、次の連立方程式が成り立ちます。

\( \begin{cases} x + 2y = 7 & \cdots (1) \\ 2x – y = 4 & \cdots (2) \end{cases} \)

この式における(2)を2倍すると

\( 4x – 2y = 8 \cdots (3) \)

より、式(1)と式(3)を足し合わせます。

\( (x+2y) + (4x-2y) = 7+8 \\ 5x = 15 \\ x = 3 \) 

したがって、\(x=3\) を式(1)に代入します。

\( 3 + 2y = 7 \\ 2y = 4 \\ y = 2 \)

答え: \(x = 3, y = 2\)

問6

複素数 z=5+8i の共役な複素数 \(\overline{z}\)を求めよ。

解答・解説

解説 

共役な複素数とは、元の複素数の虚部の符号を反転させたものです。

複素数 z=a+biに対して、共役な複素数は\(\overline{z} = a – bi\) です。

したがって、

\(z = -5 + 8i\) に対して共役な複素数は

\(\overline{z} = -5 – 8i\)

答え: \(-5-8i\)

問7

2次方程式 x24x+13=0 を解け。

解答・解説

解説 

解の公式\(x = \displaystyle\frac{-b \pm \sqrt{b^2 – 4ac}}{2a}\) を用います。

この方程式では、\(a =1, b=-4, c =13\)です。

\( x = \displaystyle\frac{-(-4) \pm \sqrt{(-4)^2 – 4 \cdot 1 \cdot 13}}{2 \cdot 1} \)

\( = \displaystyle\frac{4 \pm \sqrt{16 – 52}}{2}\)

\(= \displaystyle\frac{4 \pm \sqrt{-36}}{2} \)

ここで、\(\sqrt{-36} = \sqrt{36 \times (-1)} = \sqrt{36}\sqrt{-1} = 6i\) です。

したがって、

\( x = \displaystyle\frac{4 \pm 6i}{2} = 2 \pm 3i \) 

答え: \(x = 2\pm 3i \)

問8

\((1 + i)^4\) を計算せよ。

解答・解説

解説

(1+i)4=((1+i)2)2 として計算すると簡単です。

まず、(1+i)2を計算します。

\((1+i)^2 = 1 + 2i + i^2 = 1 + 2i – 1 = 2i \)

したがって、この結果を2乗します。

\((1+i)^4 = ((1+i)^2)^2 = (2i)^2 = 4i^2 = 4 \cdot (-1) = -4 \)

答え: \(-4\)

2次方程式の解の種類の判別

問9

2次方程式 \(2x^2 +3x – 4 = 0\) の解の種類を判別しなさい。

解答・解説

【解説】

2次方程式\(ax^2 + bx +c =0\) の解の種類は、判別式 \(D = b^2 -4ac\) の符号によって決まります。

  • \(D > 0\) のとき:異なる2つの実数解を持つ
  • \(D = 0\)のとき:重解(1つの実数解)を持つ
  • \(D < 0\)のとき:異なる2つの虚数解を持つ

判別式\(D = 3^2 -4 \cdot 2 \cdot (-4)\)

\(= 9 +32\)

\(= 41 >0\)

よって

異なる2つの実数解をもつ

問10

2次方程式 \(x^2 -6x + 9 =0\) の解の種類を判別しなさい。 

解答・解説

【解説】

判別式\(D/4 = (-3)^2 – 1 \cdot 9 = 0\)

より、重解をもつ

問11

\(x\) についての2次方程式\(x^2 + 2mx + m + 12 = 0\) が異なる2つの虚数解を持つとき、定数 \(m\) の値の範囲を求めなさい。

解答・解説

【解説】

2次方程式\(x^2 + 2mx + m + 12 = 0\) が異なる2つの虚数解をもつとき、判別式\(D < 0\) であるから,

\(D/4 = m^2 – 1 \cdot (m + 12) \)

\(= m^2 – m -12 < 0\)

これを解くと

\((m + 3)(m – 4) < 0\)

\(-3 < m < 4\)

解と係数の関係

問12

2次方程式 2x2+5x4=0 の2つの解を αβとするとき、次の式の値を求めなさい。

(1) α+β (2) αβ (3) α2+β2

解答・解説

【解説】

2次方程式 ax2+bx+c=0 の2つの解を αβ とすると、解と係数の関係は次のようになります。

α+β=ba 

αβ=ca

この関係を使って問題を解きます。

与えられた方程式 2x2+5x4=0では、a=2,b=5,c=4です。

(1) α+β

α+β=52

(2) αβ 

αβ=42=2

(3) α2+β2

この式は、(α+β)2 を使って変形できます。 

α2+β2=(α+β)22αβ

(1)と(2)で求めた値を代入します。

 α2+β2=(52)22(2) =254+4 =254+164 =414

【答え】 (1) 52 (2) 2 (3) 414

問13

2つの数 3+535 を解とする2次方程式を1つ作りなさい。

解答・解説

【解説】

2つの数 α,βを解とする2次方程式の1つは、x2(α+β)x+αβ=0と表すことができます。

ここで、α=3+5β=35として、和と積を計算します。

和: (α+β)=(3+5)+(35)=6

積: αβ=(3+5)(35) =32(5)2 =95=4

これらの値を x2(α+β)x+αβ=0に代入します。

x26x+4=0

【答え】 x26x+4=0

問14

2次方程式 x23x+k=0 の1つの解が他の解の2倍であるとき、定数 k の値と、そのときの2つの解を求めなさい。


解答・解説

【解説】

2つの解を α,2αとおきます。 解と係数の関係より、 方程式 x23x+k=0において、a=1,b=3,c=k です。

解の和: α+2α=31

 3α=3 

α=1

解の積: α×(2α)=k1

 2α2=k

α=1 を 2α2=k に代入して kの値を求めます。 k=2×12=2

したがって、定数 k の値は 2 です。 そのときの2つの解は α と 2αなので、1 と 2 になります。

【答え】 定数 k=2 、2つの解:1, 2

問15

3次方程式 x3+4x23x5=0 の3つの解を α,β,γとするとき、次の式の値を求めなさい。

(1) α+β+γ (2) αβ+βγ+γα (3) αβγ

解答・解説

【解説】

3次方程式 ax3+bx2+cx+d=0 の3つの解を α,β,γとすると、解と係数の関係は次のようになります。

α+β+γ=ba​ 

αβ+βγ+γα=ca

αβγ=da

与えられた方程式 x3+4x23x5=0では、a=1,b=4,c=3,d=5です。

(1)  α+β+γ=41=4

(2) αβ+βγ+γα=31=3

(3) αβγ=51=5

【答え】 (1) 4 (2) 3 (3) 5

問16

2次方程式 x2+ax+b=0 の2つの解が 12i と 1+2iであるとき、実数の定数 a,bの値を求めなさい。(i は虚数単位)

解答・解説

【解説】

解と係数の関係を利用して、a と b の値を求めます。 2つの解を α=12iβ=1+2iとします。

解の和: α+β=(12i)+(1+2i)=2 解と係数の関係より、

α+β=a なので、 

a=2 

a=2

解の積: αβ=(12i)(1+2i) =12(2i)2 =14i2

 i2=1 より

 =14(1) =1+4=5 

解と係数の関係より、αβ=b

したがって、

 b=5

【別解】 実数係数の方程式において、虚数解 p+qip+qi を持つならば、その共役な複素数 pqipqi も必ず解となります。 問題では解が 12i1−2i と 1+2i1+2i となっており、この条件を満たしています。

問題2と同様に、2つの解から2次方程式を立てることができます。

和:(12i)+(1+2i)=2

積:(12i)(1+2i)=5

よって、2次方程式は x2()x+()=0 

x22x+5=0

この方程式が x2+ax+b=0 と一致するので、係数を比較します。

 a=2,b=5

【答え】 a=2,b=5

剰余の定理

問17

整式 \(P(x) = 2x³ – x² + 3x + 1\) を \(x – 2\) で割ったときの余りを求めなさい。

解答・解説

【解説】

剰余の定理により、整式 \(P(x)\) を1次式 \(x – a\) で割ったときの余りは \(P(a)\) となります。

  1. 割る式から \(a\) の値を求める 割る式は \(x – 2\) です。\(x – a\) の形と比べると、\(a = 2\) となります。
  2. \(P(a)\) を計算する 求める余りは \(P(2)\) なので、\(P(x)\) の \(x\) に \(2\) を代入します。
  3. \(P(2) = 2(2)³ – (2)² + 3(2) + 1 = 2(8) – 4 + 6 + 1 = 16 – 4 + 6 + 1 = 19\)

答え: 19

問18

整式 \(P(x) = 3x³ + 5x² – 4x + 2\) を \(3x + 1\) で割ったときの余りを求めなさい。

解答・解説

剰余の定理は、割る式が \(ax – b\) の形でも使えます。

この場合、\(ax – b = 0\) となる \(x\) の値、

つまり \(x = b/a\) を \(P(x)\) に代入します。

割る式から \(x\) の値を求める 割る式は \(3x + 1\) です。\(3x + 1 = 0\) を解くと、\(x = -1/3\) となります。
求める余りは \(P(-\frac{1}{3})\) です。

\(P(-\frac{1}{3})\)

\( = 3(-\frac{1}{3})³ + 5(-\frac{1}{3})² – 4(-\frac{1}{3}) + 2\)

\( = 3(-\frac{1}{27}) + 5(\frac{1}{9}) + \frac{4}{3} + 2\)

\( = -\frac{1}{9} + \frac{5}{9} + \frac{4}{3} + \frac{18}{9}\) (通分して計算しやすくする)

\(P(-\frac{1}{3}) = \frac{-1 + 5 + 12 + 18}{9}\)

\(P(-\frac{1}{3}) = \frac{34}{9}\)

答え:\(\displaystyle\frac{34}{9}\)

問19

\(x\) の整式 \(P(x) = x³ + ax² – 2x + 5\) が \(x + 3\) で割り切れるとき、定数 \(a\) の値を求めなさい。

解答・解説

「割り切れる」とは、「余りが 0 である」ということです。剰余の定理を利用して、余りが 0 になるという方程式を作ります。

\(P(x)\) を \(x + 3\) で割ったときの余りは \(P(-3)\) となります。 問題の条件から、この余りが \(0\) になるので、\(P(-3) = 0\) が成り立ちます。

\(P(x)\) の \(x\) に \(-3\) を代入します。

\(P(-3) = (-3)³ + a(-3)² – 2(-3) + 5\)

\( = -27 + 9a + 6 + 5\)

\( = 9a – 16\)

\(P(-3) = 0\) なので、\(9a – 16 = 0\)

\(9a = 16\)

\(a = \frac{16}{9}\)

答え:\(a = \displaystyle\frac{16}{9}\)

問20

整式 \(P(x)\) を \(x – 1\) で割ると \(5\) 余り、\(x – 3\) で割ると \(11\) 余る。このとき、\(P(x)\) を \((x – 1)(x – 3)\) で割ったときの余りを求めなさい。

解答・解説

割る式が2次式の場合、余りは1次以下の式(\(ax + b\) の形)になります。剰余の定理から得られる2つの条件を使って、連立方程式を解きます。

  • \(P(x)\) を \(x – 1\) で割ると \(5\) 余る → \(P(1) = 5\)
  • \(P(x)\) を \(x – 3\) で割ると \(11\) 余る → \(P(3) = 11\)

P(x) を2次式 \((x – 1)(x – 3)\) で割ったときの商を \(Q(x)\)、余りを \(ax + b\) とおきます。(\(a, b\) は定数)

このとき、次の関係式が成り立ちます。

\(P(x) = (x – 1)(x – 3)Q(x) + ax + b\)

この関係式に、手順1でわかっている \(P(1)\) と \(P(3)\) の値を代入します。

\(x = 1\) を代入する: \(P(1) = (1 – 1)(1 – 3)Q(1) + a \cdot 1 + b = a + b = 5\) …①

\(x = 3\) を代入する: \(P(3) = (3 – 1)(3 – 3)Q(3) + a \cdot 3 + b = 3a + b = 11\) …②

①と②の連立方程式を解くと、\(a =3, b=2\) より

余りは \(3x + 2\)

答え:\(3x + 2\)

因数定理

問21

方程式 x32x25x+6=0 を解け。

解答・解説

\(P(x) = x^3 – 2x^2 – 5x + 6\) とおく。

因数定理を用いて、P(a)=0 となる aの値を探す。方程式の解の候補は、定数項 6 の約数、すなわち ±1,±2,±3,±6±1,±2,±3,±6 である。 これらの値を xに代入して、P(x)=0 となるか調べる。

x=1 を代入すると、 P(1)=132(1)25(1)+6=125+6=0 より、

因数定理より P(x) は x1 を因数にもつことがわかる。

したがって、P(x) を x1 で割ると。

\(\begin{array}{r} x^2 – x – 6 \\ x-1 \overline{) x^3 – 2x^2 – 5x + 6} \\ – (x^3 – x^2) \hspace{5.5mm} \\ \hline -x^2 – 5x \hspace{5.5mm} \\ – (-x^2 + x) \hspace{2mm} \\ \hline -6x + 6 \\ – (-6x + 6) \\ \hline 0 \end{array}\)

割り算の結果より、商は \(x^2 – x – 6\) となり、次のように因数分解できる。
\(P(x) = (x-1)(x^2 – x – 6)\)

さらに、2次式 \(x^2 – x – 6\) を因数分解する。
\(x^2 – x – 6 = (x-3)(x+2)\)
したがって、
\(P(x) = (x-1)(x-3)(x+2)\)
よって、方程式 \(P(x)=0\) の解は、
\(x-1=0\), \(x-3=0\), \(x+2=0\) より
\(x = 1, 3, -2\)

問22

方程式 \(2x^3 + x^2 + x – 1 = 0\) を解け。

解答・解説

\(P(x) = 2x^3 + x^2 + x – 1\) とおく。
因数定理を用いて、\(P(a)=0\) となる \(a\) の値を探す。方程式の有理数解の候補は、

\(\pm \displaystyle\frac{\text{定数項の約数}}{\text{最高次数の係数の約数}}\)

である。
この場合、候補は \(\pm \displaystyle\frac{1}{1}, \pm \displaystyle\frac{1}{2}\)、

すなわち \(\pm 1, \pm \displaystyle\frac{1}{2}\) となる。

\(x = \displaystyle\frac{1}{2}\) を代入すると、
\(P(\frac{1}{2}) = 2(\frac{1}{2})^3 + (\frac{1}{2})^2 + \frac{1}{2} – 1 = 2(\frac{1}{8}) + \frac{1}{4} + \frac{1}{2} – 1 = \frac{1}{4} + \frac{1}{4} + \frac{1}{2} – 1 = 1 – 1 = 0\)

\(P(\frac{1}{2})=0\) となったので、\(P(x)\) は \(x – \frac{1}{2}\) を因数に持つ。

これは、\(2x-1\) を因数に持つことと同じである。

そこで、\(P(x)\) を \(2x-1\) で割る筆算を行う。

\(\begin{array}{r} x^2 + x + 1 \\ 2x-1 \overline{) 2x^3 + x^2 + x – 1} \\ – (2x^3 – x^2) \hspace{4mm} \\ \hline 2x^2 + x \hspace{4mm} \\ – (2x^2 – x) \hspace{1mm} \\ \hline 2x – 1 \\ – (2x – 1) \\ \hline 0 \end{array}\)

割り算の結果より、 P(x)=(2x1)(x2+x+1) 

よって、方程式 P(x)=0は (2x1)(x2+x+1)=0 となる。

したがって、 2x1=0 または x2+x+1=0

2x1=0 より x=12

x2+x+1=0 は実数の範囲で因数分解できないため、解の公式を用いて解く。 x=1±1241121=1±142=1±32=1±3i2

以上より、求める解は、

 x=12,1±3i2

問23

方程式 x42x37x2+8x+12=0 を解け。

解答・解説

\(P(x) = x^4 – 2x^3 -7x^2 + 8x +12\) とおく。

定数項 12 の約数は ±1,±2,±3,±4,±6,±12±1,±2,±3,±4,±6,±12 である。

x=1 を代入すると、 P(1)=(1)42(1)37(1)2+8(1)+12=12(1)7(1)8+12=1+278+12=0

よって、P(x)は x+1を因数に持つ。

P(x)を x+1 で割ると以下になる。

\(\begin{array}{r} x^3 – 3x^2 – 4x + 12 \\ x+1 \overline{) x^4 – 2x^3 – 7x^2 + 8x + 12} \\ – (x^4 + x^3) \hspace{8.5mm} \\ \hline -3x^3 – 7x^2 \hspace{8.5mm} \\ – (-3x^3 – 3x^2) \hspace{5mm} \\ \hline -4x^2 + 8x \hspace{5mm} \\ – (-4x^2 – 4x) \hspace{2mm} \\ \hline 12x + 12 \\ – (12x + 12) \\ \hline 0 \end{array}\)

よって、 P(x)=(x+1)(x33x24x+12)

次に、商である3次式 Q(x)=x33x24x+12を因数分解する。 定数項 12 の約数の中から、

Q(a)=0 となる aを探す。

 x=2を代入すると、

Q(2)=233(2)24(2)+12=83(4)8+12=8128+12=0

よって、Q(x)は x2を因数に持つ。

Q(x)を x2で割ると以下になる。

\(\begin{array}{r} x^2 – x – 6 \\ x-2 \overline{) x^3 – 3x^2 – 4x + 12} \\ – (x^3 – 2x^2) \hspace{5.5mm} \\ \hline -x^2 – 4x \hspace{5.5mm} \\ – (-x^2 + 2x) \hspace{2mm} \\ \hline -6x + 12 \\ – (-6x + 12) \\ \hline 0 \end{array}\)

したがって、 

Q(x)=(x2)(x2x6)

さらに、2次式 x2x6を因数分解すると

 x2x6=(x3)(x+2)

よって、

 P(x)=(x+1)Q(x)=(x+1)(x2)(x2x6)=(x+1)(x2)(x3)(x+2)

したがって、方程式 P(x)=0の解は、 x+1=0, x2=0 ,x3=0x+2=0

x=1,2,3,2

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