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大学受験で合格するまでの流れはどのようになるのでしょうか??全体像を理解しておきたいです。
大学受験の流れを意識するのはとても良いことですね!
高校入学の早い段階から計画しておくことで合格の可能性を誰でも高めることができますよ!
大学受験までの流れを3STEPで一緒に理解していきましょう。
1つ1つは深い内容になりますので簡単にカテゴリーごとに紹介します。
- 大学受験までの流れのイメージがわかない
- 大学受験についてわからないことが多いので全体像を理解しておきたい
- 大学受験までの流れを掴むことができる
- 進路の考え方や今自分が何をすべきかがわかる
大学受験までの流れ
具体的には次の3STEPをしっかりとこなしていくことが大切です。
STEP①:大学受験情報を集めよう!
まずは、大学入試の仕組みを知るために、情報収集をしっかりしましょう。
勉強をすることも大事ですが、大前提として入試内容はどのようなもので、どういった傾向になるのかをしっかり理解しておくことで、進路の方向性が決まり、勉強の効率やモチベーションに繋がります。
高校卒業後の進路先は現在決まらなければ、まずは大学名を重視することは一つの考え方としておすすめです。
大学受験に関して、特に知っておいて欲しい情報は以下のような内容になります。
大学入学共通テストの変更
2025年度からは大学入試改革により、大学入学共通テストが大きく変化します!
この変更により、上記のように現行の6教科30科目から、7教科21科目に再編されることをおさえておきましょう。
特に、大事なポイントは以下の3点になります。
- 歴史は日本史と世界史の両方が問われる!
- 文系でも数学C が必要になる可能性がある!
- 情報が新設!プログラミングを学ぼう!
例えば、今までは
「日本史か世界史のどちらかを勉強すればいい」という認識があるかと思いますが、新入試では「歴史総合・日本史探究」「歴史総合・世界史探究」といったように、「歴史総合(日本史と世界史を総合的に学ぶ科目)」とのセット受験となることが特徴です。すなわち、日本史と世界史の両方をできるようにしておく必要があります。
数学に関しては、以前は理系しか勉強しなかった「数学C」 を文系でも必要になる可能性があるということはよく覚えておきましょう!
新たに新設される「情報(科目は情報Ⅰ)」では、コンピュータの仕組みやプログラミングに関しても内容に含まれます。
推薦入試の種類
大学入試改革により、入試形態が「学校推薦型選抜入試(指定校推薦)」「学校推薦型選抜入試(公募推薦)」「総合型選抜入試」と名称変更が行われました。
- 学校推薦型選抜入試(指定校推薦)
- 学校推薦型選抜入試(公募推薦)
- 総合型選抜入試
【出願】 11月以降
【合格発表】12月以降
【出願基準】出願条件(評定平均・英検などの資格)を満たし、学校長の推薦が必要。学校ごとに推薦枠が決められている。
【検査】 書類審査・面接・小論文など
【POINT】大学・短大・専門学校などが指定した学校に対し推薦枠を与える入試形態。
出願できれば合格の可能性はほぼ100%
【出願】 11月以降
【合格発表】12月以降
【出願基準】出願条件(評定平均・英検などの資格)を満たし、学校長の推薦が必要。
【検査】 小論文、プレゼンテーション、口頭試問、実技、学力試験、大学入学共通テストなど
【POINT】 大学側が求める出願資格を満たし、在籍する高校から推薦書を得ることで出願できる入試形態。指定校推薦よりは合格しにくい。
【出願】 9月以降
【合格発表】11月以降
【出願基準】大学によるが学校推薦型よりも緩いが、入試改革により一定の学業成績基準を設ける大学も多数あり(学校側の基準は原則ない)
【検査】 小論文、プレゼンテーション、口頭試問、実技、学力試験、大学入学共通テストなど
※オープンキャンパスによるエントリーを経る大学もあり、長期に及ぶ傾向
【POINT】 『AO入試』の名称が変わった入試形式。出願基準が緩く・入試日程も長期など比較的入試の自由度が高い反面、学校推薦型選抜(指定校推薦・公募推薦)よりも合格しにくい選抜方式
STEP②:進路の実現に向けて、しっかりと勉強に取り組もう!
大学情報を集めながら、しっかりと勉強に取り組みましょう。
特に、2022年度以降高校に入学する方は、新学習指導要領が適用されますので注意が必要です。
効率的に勉強する
希望する大学に合格するためには、効率良く勉強することが偏差値を上げる近道になります。
When(いつ):勉強する日や時間帯をどうするか
Where(どこで):勉強する場所をどうするか
Who(誰と):一人で勉強するか誰かと一緒にやるか
What(何を):何を使って勉強するか
Why(なぜ):勉強する理由や目標の整理
How(どのように):勉強する方法はどうするか
特に、上記の5W1Hの内容について効率よくできているか見直してみることをおすすめします。
勉強を継続するためには??
大学受験への危機感がない人はこの3つの対策をやろう!
勉強をしていく中で以下のような特徴の人は受験に対する危機感やモチベーションがなく勉強が継続しにくい傾向にあります。
- 目標がない
- 周囲の人に影響されている
- これまでの成功体験がない
このような特徴に当てはまる人は、下記のような対策をするのがよいでしょう。
- 目標を書き出そう!
- 自身の環境を変えてみよう!
- 小さな成功体験を積み重ねよう!
このような事を改善していくことで、計画的に学習ができ、かつ、自信に繋がります。勉強をうまく継続していくことも大学受験のひとつの重要なポイントです。
大学受験をやめたい原因には解決策がある!
勉強を進めていくと、ときには大学受験をやめたいと考えてしまうこともあるでしょう。原因は主に3つあります。
- 成績が伸びない
- 目標がない、もしくは変わった
- 費用がない
勉強はすぐに成績に反映されませんので、悩むことが多いかと思います。しかし、勉強し続ければ必ず成果に繋がりますので諦めないことが何よりも大切です。
そして、モチベーションの維持のためには「目標」の設定も重要。「大学名」を重視した目標の立て方をしっかりと考えていきましょう。
また、学習に問題がない場合にも受験費用や学費の問題も大きな問題です。予め厳しい場合は早期から積み立てを開始し、受験に備えましょう。
大学受験は絶対に諦めないことが重要!
大学受験そのものを諦めてしまうと将来の進路の幅が狭くなってしまうので絶対におすすめしませんし、「志望校に関しては変えるべきか」という問いに関する結論は
第一志望校は諦めず、併願の出願校で確率を調整する
ということが最もおすすめです。
このような結論になる理由は以下の3点です。
- 第一志望を諦めないことでモチベーションを維持できる
- 最後に成績が伸びる可能性がある
- 併願校を調整することで、全滅の可能性を下げられる
面接試験がある場合にはどうする??
面接試験がある場合は、別途高校で面接対策をしてもらうことをおすすめします。
面接中は気を付けて欲しいポイントが7つあります。
- 背筋は常に伸ばし、明るい印象を心掛けよう!
- 目線はまっすぐ面接官をみよう!
- ゆっくり、はっきり話そう!早口に注意!
- 聞かれたことに答えよう!結論から話すと○!
- 具体例として自身の体験を話そう!
- ポジティブな表現を心掛けよう!
- 志望理由の内容に繋げることを心掛けよう!(難易度高)
これらに加えて、入退室の仕方に関してもしっかりと対策をしましょう。
また、面接で問われる質問内容もある程度決まっております。下記を参照にしていただき、事前に回答の準備をしておきましょう。
STEP③:大学受験の受け方を戦略的に考え、出願しよう!
しっかり勉強ができたら、いよいよ大学受験となります。出願の際は下記のようなポイントをふまえ、少しでも可能性が上がる受験の仕方をしましょう。
- 英語外部検定利用入試
- 科目選択型・得意科目重視型入試
- 他学部・他学科の検討
- 地方大学の受験
- 通学する時間帯の検討
また、実際の受験校は以下を目安にして、各自受験校のバランスを検討してみて下さい。
◎共通テスト利用入試 …… 3校
※合格点数の割合を算出して10%刻みに3校分を出願
◎一般選抜型入試(個別) …… 9校
※河合模試平均偏差値±5を目安に挑戦校、相応校、安全校を各3校ずつ出願
ア.大学入学共通テスト受験費用 18,000円
イ.共通テスト利用費用 60,000円 (20,000円 × 3校分)
※合格点数の割合を算出して10%刻みに3校分を出願
例:50%台、60%台、70%台より1校ずつ出願
ウ.一般選抜受験費用 315,000円 (35,000円 × 9校分)
※3年次河合模試平均偏差値に基づき、挑戦校、相応校、安全校を各3校ずつ出願
エ.その他(予備費 39,000円
(上記ア.イ.ウ.エ.の合計金額) =432,000円
(月額換算) = 12,000円(432,000円 / 36カ月分)
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