【大学受験】推薦入試の種類3選を簡単解説!

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ラッシーくん

大学受験を推薦入試で目指したいのですが、推薦入試にはどのような種類があるのでしょうか?
出願時期や内容についても知りたいです。

このような疑問に答えます。

このような悩みの方におすすめ
  • 推薦入試の種類について知りたい
  • 推薦入試の出願の流れがわからない
この記事を読むと
  • 推薦入試の種類や出願時期、内容などがわかる!
  • 推薦入試に向けて出願するまでの流れがわかる!

入試改革によって、推薦を考えるようになった人は増えていますね。


ただ、推薦は必ずしも楽な入試形態ではないので注意しましょう!

この記事では特に主要となる推薦入試の種類3選と出願時期や内容、具体的に推薦入試を考えている人はどのような手順で出願するか解説していきます。

目次

【大学受験】推薦入試の種類3選を簡単解説!

シンスケ

推薦入試の種類として次の3種類に絞って要点を説明します。
これだけは必ずおさえておきましょうね。

推薦入試の種類
  1. 学校推薦型選抜入試(指定校推薦)
  2. 学校推薦型選抜入試(公募推薦)
  3. 総合型選抜入試

学校推薦型選抜(指定校推薦)

学校推薦型選抜(指定校推薦)

【出願】  11月以降
【合格発表】12月以降
【出願基準】出願条件(評定平均・英検などの資格)を満たし、学校長の推薦が必要。学校ごとに推薦枠が決められている。
【検査】  書類審査・面接・小論文など

その名称の通り、大学・短大・専門学校などが指定した学校に対し推薦枠を与える入試形態になります。

学校長の推薦のほかにも、大学側の出願条件を満たす必要があります。出願条件は非常に厳しい場合が多く、1年~3年1学期までの評定平均、資格、特定の条件(例えば、英語の評定が4.0以上)など様々です。また、校内で推薦枠よりも多い希望者がいた場合は、競争になることも。


大学と指定された高校との信頼関係で成り立っている入試形態の為、出願できれば合格の可能性は非常に高く、ほぼ100%といってもよいでしょう。

学校推薦型選抜(公募推薦)

学校推薦型選抜(公募推薦)

【出願】  11月以降
【合格発表】12月以降
【出願基準】出願条件(評定平均・英検などの資格)を満たし、学校長の推薦が必要。
【検査】  小論文、プレゼンテーション、口頭試問、実技、学力試験、大学入学共通テストなど

大学側が求める出願資格を満たし、在籍する高校から推薦書を得ることで出願できる入試形態となります。

口頭試問などが課され、難関私立大学では大学入学共通テストや学力試験を課す厳しい成績基準や学力試験が課される場合も。また、近年では、英語資格・検定試験の利用ができる大学も多くあります。

在籍する高校に推薦枠を与えられているわけではない為、指定校推薦よりは合格しにくい入試形態といえるでしょう。また、一般的に公募制といえば、上記のような形式(公募制一般推薦選抜)がほとんどですが、スポーツの実績や文化活動、取得資格などが出願条件となっている形式(公募制特別推薦選抜)もあります。

総合型選抜入試

総合型選抜入試

【出願】  9月以降
【合格発表】11月以降
【出願基準】大学によるが学校推薦型よりも緩いが、入試改革により一定の学業成績基準を設ける大学も多数あり

(学校側の基準は原則ない)
【検査】  小論文、プレゼンテーション、口頭試問、実技、学力試験、大学入学共通テストなど

※オープンキャンパスによるエントリーを経る大学もあり、長期に及ぶ傾向

以前の『AO入試』の名称が変わった入試形式学習意欲や明確な目的意識を評価し、書類や面接、論文、プレゼンテーション等で意欲や適性、能力などを総合的に検査します。


学校推薦型選抜と違い推薦ではありませんので、出願基準が緩く・入試日程も長期など比較的入試の自由度が高い反面、学校推薦型選抜(指定校推薦・公募推薦)よりも合格しにくい選抜方式となります。

近年は、学力の3要素(『知識・技能』『思考力・判断力・表現力』『主体性・多様性・協働性』)を問うために、試験内容もかなり変更されています。具体的な内容は大学によっても様々ですが、一定の学力評価をするため、評定だけの無試験入学を避ける傾向にありますので十分注意して下さい。

出願までの流れ

ラッシーくん

推薦についてよくわかりました!
出願までは具体的にはどのような手順になりますか??

シンスケ

入学時から出願までの流れを解説しますね。

ステップ①3年次1学期までに十分な評定・活動・資格取得をしておく

実はこれが最も重要です。どの入試においても大学に提出する「調査書」(書類)の内容が、出願する上でも、受験した際の合格材料としても大部分を占めます。
「調査書」には、評定・資格取得・活動の記録などの詳細が示されております。
具体的には

・評定 … 学校推薦型選抜を希望する場合、評定平均「3.5以上」はほぼ必須と思って下さい。指定校推薦の場合はさらに高く、評定平均「4.0以上」ないと難しいのが現状です。

・資格取得 … 大学入試改革により、資格取得を要件に入れている大学は多数あります。特に、英語に関しては重要で、出願条件にCEFR (セファール)基準(英検・TOEICなど)を設けている大学や基準以上の資格級を取得している場合は学力試験が免除される場合もあります

・課外活動 … 公募制特別推薦などの特殊な入試を除けば、一般的には課外活動のみが判断されることはありませんが、特定の大学においては実習経験や活動実績を評価する場合があります。

受験の時期にもよりますが、調査書は1年~3年1学期までで、内容が決定します。指定校推薦などは上記に加えて、場合によっては「校内の希望者との競合になる」ということもふまえ、評定平均などは高ければ高いほど有利になります。3年になってから考えるのではなく、入学時からこのことを考えた高校生活を送ることが重要になります。

ラッシーくん

1年次から入試に向けた戦いはもう始まっているんですね!

ステップ②出願

総合型選抜の出願方法

総合型選抜は高校に直接実施要項が届くわけではありません。原則は「オープンキャンパス」「説明会」で情報収集し、自身で入試要項(願書入り)を直接入手することになります。

その後、入試要項に沿って出願書類を作成(場合によっては課題を準備)し、出願することになります。

説明会時に入試要項は複数もらうことも可能です。願書作成時に失敗した場合も考慮し、入試要項(願書)は複数入手しておくことをおすすめします。
また、出願前は学校の先生(進路指導、担任)に点検は必ずしてもらいましょう。

学校推薦型選抜の出願方法

学校推薦型選抜は総合型選抜と異なり自身で勝手に出願することはできません。


学校長の推薦が必要となりますので、許可がおりてから指示に従って願書を提出します。校内提出用の受験申込書が必ずありますので指示に従って、学校に提出して下さい。


その後、「校内推薦会議」を通して、出願要件などを確認した上で出願の可否を学校側が判断します。
学校からの許可がおりれば、出願は可能です。指定校推薦の場合などは、入試要項などを既に学校が持っている場合がほとんどですので、指示に基づき、書類作成などを行って下さい。

学校推薦型選抜は自身で自由に出願できるわけではありません。必ず学校の指示に従って下さい!

まとめ

シンスケ

大学受験の推薦入試の種類を3点に絞って紹介しました!

推薦入試の種類
  1. 学校推薦型選抜入試(指定校推薦)
  2. 学校推薦型選抜入試(公募推薦)
  3. 総合型選抜入試

大学入試改革により、入試形態が「学校推薦型選抜入試(指定校推薦)」「学校推薦型選抜入試(公募推薦)」「総合型選抜入試」と名称変更が行われました。これらはどの入試形態に関しても「高大接続改革」の考えに基いて改変が行われています。

今までは「推薦は評定だけとっていれば簡単に合格する」といったイメージがあったかと思いますが、これからは入試において「学力の3要素」を問い、出願条件に「英検などの資格取得を必須とする」などただの評定だけの無試験合格にはならないことはよく抑えておきましょう!

シンスケ

以上、参考になれば嬉しいです。
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シンスケ

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