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今、教員ですが転職を考えています。
転職先の面接で転職理由を聞かれると思うのですが、どのような内容だと好印象なのでしょうか?
このような疑問に答えます。
- 転職理由と退職理由は分けて考える
- 主な退職理由を各年代ごとに紹介。これを転職理由として話さないように注意
- 転職理由の考え方のポイントとOK例・NG例
- 転職理由で悩んでいるときは転職エージェントに相談しよう
現在、教員からの転職を考えているものの
「教員からの転職理由はどのような内容にすべきだろうか」
このような悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
転職理由は退職理由とは異なり、ポジティブな内容・未来の内容を入れる
このような結論になる理由と実際の転職理由の実例などを紹介していきます。
教師の「転職理由」は「退職理由」と分けて考える
まず、転職理由と聞いてあなたはどのような内容が思い付きますか。
もし、あなたが考える転職理由が
「仕事が多忙なため」
「体力的に辛いため」
「生徒や保護者との関係がうまくいかないため」
このような内容であれば要注意。
これは、「転職理由」ではなく、「退職理由(辞めたい理由)」になります。
この2つの主な違いは以下になります。
退職理由 ⇒ 転職しようと思ったきっかけ、辞めた理由など(イメージとしてはネガティブな理由)
転職理由 ⇒ 転職先で実現したいこと・やりたいことなど(イメージとしてはポジティブな理由)
教員の退職理由
教員が辞めたいと考える退職理由は以下のような内容になります。
転職理由と混同しやすいですが、ここで紹介するものはあくまでも転職をしようと考えたきっかけであり、転職理由として面接時に話すのはNGになりますので注意しましょう。
新任・20代教員の退職理由
新任教師や20代教師の場合、教員としての歴は浅いため、以下の3つがよくある理由になります。
理由①:生徒との関係がうまくいかない
理由②:大きな失敗をしてしまった
理由③:予想していた仕事内容と違った
新任・20代の教員が最も多いのは、不慣れからくる生徒とのトラブルがもっとも多くあります。
上記のような内容は転職理由にはなりませんので注意しましょう。
また、20代や新人教諭の場合の退職理由は人間関係が大きくありますので、以下も参考にして下さい。
30代教員の退職理由
30代教員の退職理由は以下のような3つが主な理由になり得ます。
理由①:生徒との関係がうまくいかない
理由②:勤務時間・拘束時間が長く休めない
理由③:教師としてのやりがいをなくしてしまった
新任・20代教員と同様に、生徒との関係によってトラブルが発生するパターンは共通して言えます。
逆に、30代からは徐々に勤務時間の長さなどの体力面、教師としてのやりがいなどにも問題を感じ始める時期です。
40代教員の退職理由
40代教員の転職理由は以下のような3つが主な原因になり得ます。
理由①:責任ある業務への重圧
理由②:体力的につらい
理由③:教員以外の仕事ができる最後のチャンスを逃したくない
一方、40代教員の退職理由に関しては、生徒の扱いなどの仕事内容としての問題はほぼないといってもよいでしょう。
逆に退職理由として多いのが、責任ある業務が30代以上に増えるのに対して、体力はどんどん無くなっていきますので精神的にも肉体的にも辛くなってくる頃です。
また、40代になると残りの人生を考え始める頃で、
「このまま教員だけの人生で本当に良いのだろうか」
と教員以外の人生を考える人も多くなるという特徴があります。
面接での転職理由のNG例とOK例
退職理由についてよくわかりました。
では、実際に面接などで話す転職理由はどのようにしたらよいでしょうか。
実例も含めてNG例とOK例をみていきましょう。
転職理由は上記のような退職理由とは異なり「転職を考えたきっかけ」や「辞めたい理由」とは異なります。
ポイントとしては、
・ポジティブな内容や未来の内容(転職先で実現したいことなど)を入れる
・現在の職場の不満を極力入れない
この2点を意識しましょう。
例えば、NG例は以下になります。
NG例
「今の職場は考え方が時代遅れなので転職を考えました。職場の同僚や上司に尊敬できる人もいないですし、私との相性もよくありません。このような職場環境に我慢ができなくなりました。」
これは、現在の職場の不満ばかりを話しており、転職先で実現したい未来の内容が全く入っていません。
それに対し、OK例は以下になります。
OK例
「私が現在の職場で働いていたとき、御社の○○というサービスを利用する機会がありました。このサービスのおかげで私の仕事がとてもうまくいき、その性能に感動したのを覚えています。現在の職場ももちろん魅力的ですが、私の○○の経験を御社のサービスに○○のように活かすことができたら、より多くの問題を解決できると思い志望しました。」
上記は現在の職場も魅力的と認めた上で、転職先で実現したい未来の内容が入っています。
また、可能であれば、このような
「実際に転職先のサービスや製品を利用した経験」
「転職先の企業(または学校)に関わった経験」
を入れることでより素晴らしい転職理由となります。
転職理由で迷ったら転職エージェントに相談しよう
転職理由のポイントを紹介しましたが、それでも
「自分の転職理由は一般的にどうなのだろうか」
とわからなくなることもあるかと思います。
転職理由で迷っている場合は自分だけで考えず、転職エージェントのサポートを受けることがとても大切です。
転職エージェントとは正式には「有料職業紹介事業所」と呼ばれ、厚生労働大臣から認可を受けた斡旋を目的とした会社のことをいいます。
転職エージェントは個々の転職希望者に対してマンツーマンでキャリアアドバイスを行い、希望や適性に応じて最適と思われる企業を紹介してくれるなど、専任のキャリアコンサルタントのような役目を担ってくれる存在です。
転職エージェントで受けられるサポート内容
- 求人情報の提供
- 履歴書の書き方指導
- 企業への面接のアポイントメント(日程調整)
- 面接対策
- 給与額や入社時期などの交渉
上記のような内容のサポートを転職活動の最初から最後まで受けることができ、しかも相談料やサービス料は無料です。
転職エージェントのメリット
- 無料で転職活動の最初から最後までサポ―トが受けられる(情報提供・アドバイス・事務処理)
- あなたのキャリア(教員スキルやあなたの強み)を客観的にみて、自分でも気づかない才能を見出してくれる
- 一般的なサイトにはない非公開求人を紹介してもらえる
転職エージェントのデメリット
- セールストークにのせられて、入社を断れない
- 案件が少ないと適性に合わなくても推し進める
- 買い手市場のときは担当者が冷たいことがある
上記の通り、メリットとデメリットはもちろんありますが、基本的にはメリットの方が強いですので、転職サイトと併用して積極的に活用すると良いでしょう。
転職サイトは国内最大求人サイトであるリクナビNEXTがおすすめです。幅広い規模の企業、業種をフォローしており、他で募集していない限定求人があります。
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まとめ
今回は教員の転職理由の考え方のポイントを紹介しました。
- 転職理由と退職理由は分けて考える
- 主な退職理由を各年代ごとに紹介。これを転職理由として話さないように注意
- 転職理由の考え方のポイントとOK例・NG例
- 転職理由で悩んでいるときは転職エージェントに相談しよう
面接は、現在の職場への不満をぶつける場ではありません。
すなわち、
転職理由は退職理由とは異なり、ポジティブな内容・未来の内容を入れる
これを意識すると、各段に良い転職理由となります。
また、転職理由で困っている場合は一人で悩まずに是非、転職エージェントにも相談しましょう。
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その他、転職活動全体の流れや、教員からの転職の難易度に関しては以下の記事をご覧下さい。
教員からの転職の流れ
教員からの転職の難易度とポイント
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