記事内に商品プロモーションを含む場合があります
今、教員ですが転職を考えています。
職務経歴書や履歴書、面接のために教員から転職した場合の強みが知りたいのですがどのようなスキルがあるのでしょうか?
このような疑問に答えます。
- 教員から転職した場合の強みとなるスキル7選
- 面接等で強みを話す上での3つのポイント
- 自身の強みがわからないときは転職エージェントを活用しよう
現在、教員からの転職を考えているものの
「教員から転職した場合の強みがわからない」
「自身の教員でのスキルを面接等でうまくアピールしたい」
このような悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
今回は、このような方に向けて「教員から転職した場合のおすすめスキル7選」と「強みをアピールするための3つのポイント」を中心に紹介していきます。
教員の転職で強みとなるおすすめスキル7選
教員経験で活かせるスキルは以下の7選になります。
- プレゼンテーション力・説明力
- コミュニケーション能力
- 専門教科に関する知識
- 教育業界に関する知識
- PCスキル
- 課題(問題)解決能力
- 計画性
① プレゼンテーション力・説明力
まず、「プレゼンテーション力・説明力」に関しては強みとなるスキルであることは間違いありません。
普段、生徒相手に多くの授業をこなしていますので、教員経験がある方であれば説明力は必ず付いていますので安心して下さい。
例えば、
「説明するときには結論から話す」
「具体例を挙げる」
「なるべく図示をして、視覚の情報を大切にする」
このようなことは、教員であれば当り前のように行ってきていると思いますが、全く経験がない方からすれば当たり前ではありません。
説明力は、例えば「営業」などには必須のスキルとなりますので、十分強みとなりますよ。
② コミュニケーション能力
2つ目はコミュニケーション能力です。
コミュニケーション能力は授業はもちろん、日頃の生徒や保護者とのやり取りの中で自然と身に付いているスキルになります。
例えば、面談においても
「どのような伝え方をすればこの生徒は傷つかないだろうか」
「保護者の方の理解を得るためには、どのような態度や言い方をすべきだろうか」
と知らず知らずのうちに意識しているはずです。
このように、「職場の同僚」「生徒」「保護者」と全く違ったタイプに対して接している教員は、大人のみに接している他の職種と比較してもコミュニケーション能力は非常に高いと言えるでしょう。
「コミュニケーション能力」は転職先での人間関係だけでなく、取引先との関係、営業など様々な場面で役立つスキルになります。
③ 専門教科に関する知識
3つ目は専門教科に関する知識です。
例えば、英語科の先生であれば、英語力を必要としている職場環境で優遇されますし、情報科の先生であれば、IT関連の転職先では重宝されるスキルになり得ます。
このような自身の専門教科に関する知識は、転職先によって有用になりますので、アピール材料にすべきです。
逆に言うと、転職先を選ぶ際はこのような自身の専門知識が活かせる職場にするとうまくいきやすいといえるでしょう。
④ 教育業界に関する知識
4つ目は教育業界に関する知識です。
こちらも専門教科に関する知識と同様に強みとなる転職先は限られますが、現在の職場で得た教育業界に関する知識は有用になることがあります。
私の職場においても、
「学習塾」「ICT教育」「アクティブラーニング」「他の中学や高校の情報」「大学情報」
などあらゆる教育に関する情報が、講演会や研修、情報誌などで潤沢に仕入れることができます。
このような教育に関する知識を活かせる転職先であれば、必ず重宝されるでしょう。
⑤ PCスキル
5つ目はPCスキルです。
例えば、
- 名簿作成
- 座席表作成
- 教科プリント
- 発表スライド
- 報告資料
など様々な場面でPC活用の機会が教員であればあったはずです。
具体的にはWordやExcel、PowerPointなどの扱いに関しては基本的なスキルとして身に付いていると言っても良いでしょう。
ただし、上記のようなPCスキルはたしかに転職先でも活かすことはできますが、必ず「強み」になるスキルであるとはいえません。
これらは現代においては必須スキルであるため、誰しも持っているスキルであるからです。
したがって、PCスキルを強みにしたい方は
「プログラミング言語が利用できる」
「ウェブデザイン経験がある」
など一般的なWord、Excel、PowerPoint以外で転職先で活用できそうな場合にのみ強みとして話しましょう。
⑥課題(問題)解決能力
6つ目は課題(問題)解決能力です。
学校も組織ですので働いていると様々な課題が出てきます。
私自身の例でいえば
「学校にどのようにICTを導入するか」
「生徒の成績をどのように上げていくか」
「学習しやすい環境にするためにはどのような制度を導入したら良いだろうか」
こういった組織全体が直面している課題に対して、改善案を考え、提案し、実際に運用した経験があります。
このような組織全体の課題解決をすることはどの転職先に行っても必要なことです。
ポイントとしては、生徒一人に対しての課題解決ではなく、組織全体の課題解決の経験をなるべく話していきましょう。
どの転職先でもそうですが、生徒一人という「ミクロな視点」よりも、組織全体という「マクロな視点」で考えられる人材は大変重宝されますよ。
⑦ 計画性
7つ目は計画性です。
計画性に関しては、
「教科指導計画」
「分掌業務の計画」
などにおいて経験された方が多くいるかと思います。
特に分掌業務の計画性に関しては、幅広い転職先において強みとなるのでおすすめです。
イメージとしては
「○○のように計画し、具体的に○○のような企画(行事)を成功に導きました」
といったようにアピールすると良いでしょう。
また、塾や予備校、家庭教師などへの転職の場合は教科指導計画も強みになります。
その場合も
「○○のように教科指導計画を立て、○○だけ成績を向上させました」
といったように、達成したっ結果に関しても述べることが重要です。
強みを話す上での3つのポイント
ここまで、教員の転職で強みとなる例を7つ紹介しましたが、
実際に自分の場合はどれを強みにしたらいいだろう??
このような疑問を持っている方もいるかと思います。
ここでは、強みを話す上(もしくは、選択する上)でポイントとなる3つのことを紹介します。
- 他の人にはない能力を話そう
- 具体的なエピソードを入れよう
- 転職先でどう生かすか具体例を入れよう
① 他の人にはない能力を話そう
まず、大前提として強みとは「他の人にはないが自分にはある能力」になります。
よくある失敗例として、以下のようなものを強みにするのはNGです。
強みとしてNGな例
①「私は時間を守ることができます」
②「私は基本的なPCスキルがあります」
③「私は協調性があります」
具体的な理由は以下になります。
①「私は時間を守ることができます」
⇒ 時間は誰でも守らなければならないことです。むしろ、守れなければNGですので強みにはなりません。
②「私は基本的なPCスキルがあります」
⇒ Word、Excel、PowerPoint程度の場合、扱える人材は無数にいます。プログラミング言語などが卓越していない限りは強みにするのはやめましょう。
③「私は協調性があります」
⇒ 協調性に関しても、ある程度は社会人としてなくてはならないことです。よほど卓越した成功事例がない限りはおすすめしません。
このように
「社会人ならばなくてはならないスキル」
「転職先では必須となるスキル」
に関しては、強みにはなりません。
このことを十分加味した上で、「他の人よりも卓越して備わっている能力」を選定するのが強みを選んだり、話す上でのポイントになります。
②具体的なエピソードを入れよう
2つ目のポイントは「具体的なエピソードを入れる」ことが強みを話す上では重要になります。
逆に言うと、具体的なエピソードとして話せるものを強みとしては選びましょう。
例えば、計画性を強みに話したい場合は
①具体的にどのような計画を立てたか
②その結果どのような成果が出たか
この2点について、詳しく実例を話していくことで強みとしてとても良い評価を得ることができます。
③ 転職先でどう生かすか具体例を入れよう
3つ目のポイントは「転職先でどう生かすか具体例を入れる」ということです。
これも2点目と同様に、逆に転職先で活かせる強みを予め選出しておくことが大切です。
例えば、
「このような計画性を御社で○○のように生かすことで、○○のような成果を出していきたいと思います」
このように、具体的な転職先での活用イメージとそれによる成果をアピールすると良いでしょう。
逆に、転職先の活用イメージがないまま転職を決めてしまうと
「仕事がうまくいかない」
「前の職場の方が良かった」
と後悔してしまうこともありますので注意しましょう。
自身の強みがわからない場合は転職エージェントを活用しよう
ここまで、教員の強みの例とポイントを紹介しましたが、それでも
「自分は何を強みとして話せばいいかわからない」
このような場合もあると思います。
このようなときは、自分一人で悩まず転職エージェントを活用しましょう。
転職エージェントとは正式には「有料職業紹介事業所」と呼ばれ、厚生労働大臣から認可を受けた斡旋を目的とした会社のことをいいます。
転職エージェントは個々の転職希望者に対してマンツーマンでキャリアアドバイスを行い、希望や適性に応じて最適と思われる企業を紹介してくれるなど、専任のキャリアコンサルタントのような役目を担ってくれる存在です。
転職エージェントで受けられるサポート内容
- 求人情報の提供
- 履歴書の書き方指導
- 企業への面接のアポイントメント(日程調整)
- 面接対策
- 給与額や入社時期などの交渉
上記のような内容のサポートを転職活動の最初から最後まで受けることができ、しかも相談料やサービス料は無料です。
転職エージェントのメリット
- 無料で転職活動の最初から最後までサポ―トが受けられる(情報提供・アドバイス・事務処理)
- あなたのキャリア(教員スキルやあなたの強み)を客観的にみて、自分でも気づかない才能を見出してくれる
- 一般的なサイトにはない非公開求人を紹介してもらえる
転職エージェントのデメリット
- セールストークにのせられて、入社を断れない
- 案件が少ないと適性に合わなくても推し進める
- 買い手市場のときは担当者が冷たいことがある
上記の通り、メリットとデメリットはもちろんありますが、基本的にはメリットの方が強いですので、転職サイトと併用して積極的に活用すると良いでしょう。
転職サイトは国内最大求人サイトであるリクナビNEXTがおすすめです。幅広い規模の企業、業種をフォローしており、他で募集していない限定求人があります。
>>リクナビNEXTに無料登録する
転職エージェントは業界トップクラスの求人数を誇り、転職サポートを無料で行ってくれるリクルートエージェントが最もおすすめです。
>>リクルートエージェントに無料登録する
まとめ
今回は「教員から転職した場合のおすすめスキル7選」と「強みをアピールするための3つのポイント」を紹介しました。
- プレゼンテーション力・説明力
- コミュニケーション能力
- 専門教科に関する知識
- 教育業界に関する知識
- PCスキル
- 課題(問題)解決能力
- 計画性
- 他の人にはない能力を話そう
- 具体的なエピソードを入れよう
- 転職先でどう生かすか具体例を入れよう
まずは、上記を参考に自身の強みとしてアピールするスキルを考えてみましょう。
現在スキルがあまりない方は今からでも、身に付けられるスキルはたくさんあります。
ただし、このような強みに関しては一人で悩まずに転職エージェントに相談するのが実は最もおすすめです。
転職エージェントは業界トップクラスの求人数を誇り、転職サポートを無料で行ってくれるリクルートエージェントが最もおすすめです。
\業界トップクラスの求人数/
ただし、あなたの年齢が高い場合(30代後半~40代)はミドル・ハイクラス向けの転職に特化したJAC Recruitmentがおすすめです。実際の転職決定者も半数以上が40代となっています。
その他、転職活動全体の流れや、教員からの転職の難易度に関しては以下の記事をご覧下さい。
教員からの転職の流れ
教員からの転職の難易度とポイント
おすすめ書籍
20代の転職はこちら
30代の転職はこちら
40代の転職はこちら
コメント