子どもが勉強しない理由と簡単にできる対処法!

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ラッシーくん

子どもが勉強しないのですがどうしたらいいですか??何か対処法があったら教えて下さい。

こんな疑問に答えます。

本記事の内容
  • 子どもが勉強しない理由は「心…気持ち」「行…行動」「習…習慣」のどれかが問題
  • 子どもが学習習慣をつけるために親ができる対処法4選

「子どもがまったく勉強しない!」
「勉強をしたと思ったら他の事をやっている!」
「試験前などに詰め込んで勉強している!」

お子様がこのような状況だと親としてとても心配になりますよね。
私自身も生徒指導を通して、また、子どもを持つ親としてこのような状況に直面したことは何度もあります。

本日は、子どもがこのように勉強をしないときはどうしたらいいか解説していきます。

目次

子どもが勉強しない理由

Children who do not study

そもそも子どもが勉強しない理由は、次の3つのどれかに大別されます。

  1. 「心」 …… やろうと思う気持ちがない。
  2. 「行」 …… やろうとする気持ちはあるが、行動(勉強)できない。
  3. 「習」 …… やる気があり、一時は行動(勉強)もするが、習慣(継続)にならない。
シンスケ

お子様の状況が上記3つのどれに当てはまるかをまずは確認しましょう。
それぞれの具体例について、紹介します。

1.「心」 …… やろうと思う気持ちがない場合

そもそも全く勉強しない、やろうと思う気持ち自体が感じられない状態になっている場合は、次のような理由が考えられます。

勉強の必要性を理解していない

勉強の必要性自体を理解していない場合は、やろうとする姿勢さえありません。
これは、お子様に限った事ではなく、人間誰しもに当てはまる事です。

「なぜ勉強するのか」
「勉強することでどのようなメリットがあるのか」

このような、目的がしっかりと伝わっていなければやる気は出ません。

シンスケ

勉強する意義は次の5つになります。

勉強する5つの意義
  1. 将来の可能性を残すことができる
  2. 優秀な人に恵まれる
  3. 長所・短所を知ることができる
  4. 生きる力が身につく
  5. 自分に自信がつく

勉強をし知識を増やすことは、将来どの分野に進むことになっても決して無駄にはなりません

私自身は、上記のようなことを進路面談を通して少しずつ伝えることで、勉強する生徒を育てています。

このような勉強の必要性を理解できているかを是非確認してみて下さい。

勉強の他に夢中になっていることがある

ラッシーくん

うちの子供は習い事のスポーツは一生懸命やっているけど、勉強だけはやりたがらない

このような場合もあるかと思います。

夢中になっている趣味や習い事などがある場合は勉強に向かう姿勢は低くなりますので、お子様にとっては

「勉強よりももっと○○がしたい」

このように思うのでしょう。
私の経験でも、

「部活動に集中したいから勉強時間がない」
「コンクールが終わるまでは勉強に向かう気がしない」

このような生徒はたくさん見てきました。

勉強の他に習い事や趣味をしている場合は、現在のお子様がこのような状況になっていないか確認してみるとよいでしょう。

親が口出ししてくる(強制される)のが嫌だ

親自身が「勉強しなさい」と口出ししてしまい逆にやる気がなくなるお子様もいますので注意しましょう。

人は強制されるのを嫌い、自由を好みます

勉強だけでなく、仕事でも、家事でも何でもそうですが誰かにやらされた行動は必ず反発を招きます

勉強自体はあくまでもお子様自身の意志が重要です。

ラッシーくん

でも、「勉強しなさい」と言ったら嫌々ながらも子供がやった事もあったのですが……

シンスケ

注意した結果、一時はやることももちろんあるかもしれませんね。
しかしながら、長い目でみるとその時はやっても結局は長続きしません。
あくまでも、自分からやる気にならないとダメだということですね。

2.「行」 …… やろうとする気持ちはあるが、行動(勉強)しない場合

やろうと思う気持ち自体はあるようだが、実際に行動(勉強)していない場合は次のような理由が考えられます。

勉強に集中できない

ラッシーくん

うちの子供は勉強しに自室に行っても携帯ばかり見ている

このような場合はやる気そのものではなく、集中力が問題だといえます。

自宅で集中して勉強するためには、次の5つを適用することが効果的です。

自宅で勉強に集中する方法5選
  1. 勉強に関係ない物を片付ける
  2. 目標を設定する
  3. 正しい姿勢で勉強する
  4. ストップウォッチを活用する
  5. 適宜休憩を入れる

上記のうち、特に「①勉強に関係ない物を片付ける」に関しては家庭での注意が必要な部分です。

「テレビのある部屋」
「携帯や漫画が近くにある自室」

など、集中力を阻害する環境になっていないかチェックしてみましょう。

シンスケ

私自身も受験のときは、携帯を預かってもらったり、テレビがない部屋で勉強していました。
環境を整えるだけで、集中力は各段に向上しますよ。

また、「③正しい姿勢で勉強する」に関しては脳の疲れを軽減したり、基礎代謝を良くしたりするなど、集中するだけでなくお子様の健康面を守る上でも重要になります。

勉強がわからなくて諦めてしまう

勉強し始めたものの、わからない問題に突き当たることで「諦めてしまう」ということも要因のひとつとしては考えられます。

これは、お子様自身の問題でもありますが、諦め癖があまりについてしまうと

「どうせやってもできないから、勉強しない」

このような状況になってしまいがちです。
また、これが酷くなると、授業にもついていけなくなり、学校での居眠りの原因にもなります。

「勉強自体にわからないことがないか」
「学校での授業はついていけているか」

このような状況も是非確認してみましょう。

3.「習」 …… 一時は勉強するが習慣にならない、継続できない場合

最後に、やる気があり、一時は勉強もするが継続する(勉強を習慣にする)ことが苦手な場合があります。

「試験前に一夜漬けで勉強している」
「課題提出ギリギリに急いで勉強している」

このような場合は、学習習慣自体が決してついている状態ではない為、逆に言えば、何もなければ勉強しないと言えます。

「一応勉強しているからいいか」

と思いがちですが、勉強習慣がない場合は長い目で見ると注意が必要です。

親ができる対処法

Parents and children reading books together
シンスケ

ここからは、子どもが勉強しない理由を踏まえた上で、親ができる対処法を紹介していきます。

子どもの話を聞く

まず、最も重要な事は「子どもの話を聞く」ことになります。

「勉強をしなさい」

と親がいきなり口出しをしてしまうのはもっての他ですが、何もしなければ一度勉強しなくなった子どもが再び勉強するようになることはありません。

「勉強しない理由が紹介したどのようなパターンなのか」
「他に悩んでいることがないか」

といった思っていることをまずは聞くことが大切です。

私自身も教師として子どもとたくさん接してきましたが、関係性として失敗してしまうのは圧倒的に

「自分の方が話す時間が長く、子どもの話を聞かない」

このような教師です。

もちろん、普段の勉強や生活で気になることなど、何か言いたくなる気持ちはよくわかります。しかし、子どもとの関係性は特にここが重要であり、まずは「聞く」もしくは「聞き出す」ことを意識してみて下さい

シンスケ

子どもの話を聞き、勉強に関する悩みを共有しましょう。
まずは、ここからスタートしてみるのがおすすめです。

一緒に様々な体験をしてみる

2つ目は「一緒に様々な体験をしてみる」ことです。

特に、「勉強をやろうと思う気持ちがない」場合は、

勉強する目標や目的を自分でみつけさせる

ということが、最も効果的です。
様々な体験をし、人に出会い、世の中を知ることによって

「自分は実はこういった事が好きだったんだな」

という新たな発見があったり、新たな知識を得ることができます。

私自身も、指導の際はまず「状態目標」を立てることを大切にしています。「状態目標」とは長期目線を意識して「どのような状態になりたいか」を決めることです。例えば、「将来絶対に医者になっていたい」という「職業」に関する目標や「○○大学に入りたい」といった「学歴」に関する目標などが挙げられます。

このような具体的な目標を見つけることで、

「そのためにはこのくらい勉強が必要だな」
「こういう資格を持っておきたいな」

ということがわかるようになりますので自ら学習に向かえるようになります。

勉強時間帯を生活リズムに入れる

勉強する時間に関しては、家庭内でのルールを予め決めておくのが重要です。

勉強には集中できる時間帯が存在し、例えば夕食後といった満腹時に関しては集中力が極端に低下します。

これを防ぐために、

「家から帰ったらすぐに30分勉強する」

などまずは簡単な学習習慣を生活リズムに入れるとよいでしょう。

シンスケ

このような簡単なノルマを決めて、もし達成した場合は、ちゃんと褒めてあげて下さい。

定着には学習アプリがおすすめ

また、上記のような方法と合わせて、学習を定着させるためには、学習アプリ(オンライン学習)を取り入れるのが大変おすすめです。

2010年のアメリカ教育省の報告によると

「オンライン学習をしている人の方が、対面授業で学習をしている人より成績が良かった」

という研究結果があります。

学習アプリやオンライン学習はいつでも、どこでも、自分のペースに合わせて学習することができることがこのような結果になったと推測しておりますが、特に現役生は学校における授業、部活動などがあり、自身の時間が限られてくることも考えるとこのように比較的自由度の高いサービス(オンライン授業)の方が適しているといえます。

オンライン授業は費用等も考慮するならば、断然おすすめなのはスタディサプリになります。

スタディサプリとは

スタディサプリはリクルートのオンライン学習サービスになります。

このサービスのすごいところは、月額980円~(年会費・初期費用無料、税抜)の圧倒的な低価格で質の高い学習(有名講師の授業)を受けることができます。
予備校ですとこの何倍ものお金がかかりますので非常にコスパが優れているといえるでしょう。

また、このサービスはまさしく「いつでも、どこでも、自分のペースで」見られることが最大の強みです。

難易度も「予習・復習」「定期試験対策」「受験対策」までそれぞれの目的に合わせて活用できるので非常におすすめです。

スタディサプリの使い方としては、

  • 学校のわからない部分だけ集中的に見る
  • 苦手な分野だけ集中的に見る
  • 問題を解いてわからなかった部分を見る

このように、とりあえず登録だけしておいて、必要なときに活用するのが良いでしょう。

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また、英検・TOEIC対策や大学受験のリスニング対策はスタディサプリEnglishがおすすめです。

シンスケ

以上、参考になれば嬉しいです。

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