【高校生】Z会とスタディサプリはどちらがおすすめ?教材を比較

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ラッシーくん

Z会高校講座かスタディサプリ高校・大学受験講座にするか迷っているのですが高校生にはどちらがおすすめですか。2つの違いや自分にはどっちがあっているか選び方があれば知りたいです。

こういった疑問に答えます。

本記事の内容
  • Z会高校講座とスタディサプリ高校・大学受験講座の違い
  • Z会高校講座とスタディサプリ高校・大学受験講座のどちらがおすすめか
シンスケ

15年以上学校教育に携わっている中学高校の教員です。担任を6年、教務主任を6年ほど経験した後、現在は学校運営に関するアドバイザー業務をしております。

これから大学受験や高校受験がある方によくある質問に

「Z会高校講座とスタディサプリ高校・大学受験講座のどちらにするか迷っている」
「Z会高校講座とスタディサプリ高校・大学受験講座の違いや選び方が知りたい」

という問いがあります。

結論

Z会高校講座とスタディサプリ高校講座のどちらがよいかは個人の価値観にもよるが、本記事で紹介しているチェックリストである程度適性を知ることができる

このような結論となりますが、その過程としてZ会高校講座とスタディサプリ高校・大学受験講座の特徴や違いを紹介していきます。

目次

Z会高校講座とスタディサプリ高校・大学受験講座の違い

Z会高校講座とスタディサプリ高校・大学受験講座の違いは以下になります。

Z会高校講座とスタディサプリ高校講座の違い

Z会高校講座スタディサプリ高校講座
対象レベル・教材・標準~発展レベル
(学習が得意な人向け)
・基礎~標準レベル
(学習が苦手な人向け)
学習スタイル・「紙テキスト」または「タブレット」・スマホまたはタブレットまたはPC
※紙テキストは有料(1,320円)
学習サポート・「質問」「添削指導」に対応
・「相談(個別アドバイス)」に未対応
・「ライブ授業」なし
・高校別担任コーチなし
・「添削」はなし
・「質問」「相談(個別アドバイス)」は合格特訓コースのみ対応(ベーシックコースはなし)
・「ライブ授業」なし
料金3教科で約11,000円~12,000円
※1教科ずつ受講可能。(約4,500~6,000円
5教科で2,178円(ベーシック)10,780円(合格特訓)
※1教科はなし。
合格実績・難関~最難関大学の合格者がかなり多い
・東大、京大にも多数合格している
・少し古いデータではあるが、中堅~最難関大学に一定数合格している(進研ゼミと同程度)

比較早見表

通信教育
Z会(高校講座)

スタディサプリ
(高校・大学受験講座)
対象レベル学習が得意な高校生
(標準~発展レベル)
全高校生
(基礎~標準レベル)
教科1教科ずつ受講可能5教科セット
学習スタイルタブレット・紙テキスト
※タブレットは高1高2のみ
スマホ・タブレット・PC
添削指導ありなし
質問対応あり追加費用が必要
個別アドバイス質問対応で多少可能追加費用が必要
ライブ授業なしなし
料金約11,000円~12,000円(3教科)
※学年によって差異あり
約2,000~11,000円(3教科)
※コースによって差異あり
公式サイト詳細を見る詳細を見る

Z会高校講座とスタディサプリ高校講座の特徴

Z会高校講座の特徴

「Z会高校講座」は、株式会社増進会ホールディングスを持株会社とするZ会グループが提供する通信教育になります。

Z会(高校講座)
対象レベル標準~発展レベル
学習スタイルタブレット・紙テキスト
※タブレットは高1高2のみ
※専用タブレットor iPad
ライブ授業なし
添削・質問・個別アドバイス添削・質問はあり
個別アドバイスはなし
料金・受講形式【高1・高2】
・タブレットコースは1科目月額3,650円~
・テキストコースは1科目月額4,750円~
高校1・2年:月額3,650円~
※英・国・数・理科基礎
【高3】
・東大/京大/医学科/難関国公立/早慶/難関私大:月額5,082円~
・標準国公私大コース:月額4,530円~
※すべて12ヶ月分一括払いを1カ月単位に再計算
※1教科ずつ受講可能
  • 学習が得意な高校生に特におすすめ!教科書レベルの内容から最難関入試まで幅広く対応!
  • 丁寧な添削指導と質問対応で個々の実力が着実にアップできる!

スタディサプリ高校講座・大学受験講座の特徴

「スタディサプリ高校講座・大学受験講座」は、リクルートが提供するオンライン学習サービスとなっています。

スタディサプリ高校・大学受験講座
対象レベル基礎~標準レベル
高校1年、2年、3年(メインは2年、3年)
学習スタイルスマホ・タブレット・PC
※紙テキストは有料(1,320円)
ライブ授業なし
添削・質問・個別アドバイス・添削はなし
・質問や個別アドバイスはコースによってはあり
料金・受講形式ベーシックコース↓
12カ月一括払い:年額21,780円(税込み)
月払い:月額2,178円(税込み)
合格特訓コース↓
月払い:月額10,780円(税込み)
※5教科セット受講
  • 4万本を超える講義動画や演習教材、到達度テストで「わかる」を実現!
  • 5教科18科目に対応。全国トップクラスのプロ講師の講義動画がPC、スマホでいつでも見放題!
  • 講師こだわりのオリジナルテキストが無料でダウンロード可能。別途購入もできる!
  • 全国140大学の大学過去問が最大3年分、センター問題集が過去7年分、無料でダウンロードできる!

このサービスのすごいところは、月額980円~(年会費・初期費用無料、税抜)の圧倒的な低価格で質の高い学習(有名講師の授業)を受けることができます。(5教科18科目に対応)

「対象レベル」「教材内容」

対象レベル・教材内容

Z会高校講座スタディサプリ高校・大学受験講座
・標準~発展レベル
(学習が得意な人向け)
・基礎~標準レベル
(学習が苦手な人向け)

Z会高校講座の「対象レベル」「教材内容」

Z会高校講座の対象レベルは「標準~発展レベル」となります。

学習が苦手な高校生に向けた基礎固めというよりも、学習が比較的得意な生徒がより学力を伸ばせるような難易度になっていますね。

したがって、定期試験対策だけではなく、難関大学を始めとした大学受験対策をしたい人にはとてもおすすめできる難易度となっています。

ハイレベルな学習教材

問題演習を通して、東大や難関大にも対応できる力がつくのが大きな特徴です。

実際、難関大学受験に関しては、以下のような優れた合格実績をあげています。

Z会の合格実績例

しかしながら、逆に言うと、教科書レベルの基礎学習に不安が残る高校生には、「進研ゼミ高校講座」のような基礎固めも含めてしっかりできるサービスからスタートするのがおすすめです。

スタディサプリ高校・大学受験講座の「対象レベル」「教材内容」

スタディサプリ高校・大学受験講座の対象レベルは「基礎~標準レベル」となります。

進研ゼミ高校講座よりも若干レベルは低いかなと感じましたが、幅広いレベル層が学習でき、全高校生におすすめできます。具体的には以下の4つのレベルから自分レベルや学習状況に応じて自由に選んで学習することができます。

引用元:【公式】スタディサプリ高校講座

また、スタディサプリ高校・大学受験講座は250人教室で満席・立ち見が出るほどの人気講師や、大手予備校で活躍する「わかりやすい」と評判の先生だけを集めている質の高さを追究しています。

スタディサプリ高校・大学講座の口コミ

スタディサプリ高校・大学受験講座の口コミ

動画での解説がわかりやすく、定期テスト前の対策にはすごく助かります。

引用:塾ナビ

予備校講師だけに教え方がわかりやすくて良い。また教科数も多く小学生まで遡って勉強できるのはありがたい。

引用:塾ナビ

資料などを用いてわかりやすい授業でまとめの演習なども用意されていて良いと感じます

引用:塾ナビ

テキストは各講師が監修しているオリジナルとなっており、無料でダウンロードすることができます。

スタディサプリ高校講座の講師一覧はコチラ>>

もし、「学校の授業がわからない」場合は一度無料体験してみるのがおすすめです。

「学習スタイル」

学習スタイル

Z会高校講座スタディサプリ高校・大学受験講座
・「紙テキスト」または「タブレット」・スマホまたはタブレットまたはPC
※紙テキストは有料(1,320円)

Z会高校講座の学習スタイル

Z会の学習スタイルは高1・高2は「タブレット」or「紙テキスト」の2つのコースから選択する形式になります。

タブレットコース「専用タブレット」or「iPad」を使った学習コース
自身の学校の進度に合わせて自由に取り組めるカリキュラムと学習データを蓄積し連携できるAIシステムが魅力
テキストコース紙テキストを使って、決められたカリキュラムに沿って学習を進めるコース。
※毎月、紙テキスト(1カ月分)が届き、スマホ学習で映像授業も視聴できる

どちらのコースも決められたカリキュラムに沿って、学習を進めていく形式になりますが、特にタブレットコースに関してはZ会が独自開発したAI技術を利用して、各個人の学習到達度に合わせた問題が出題されていきます。

タブレットコースの概要

引用:【公式】Z会

タブレットコースは各単元が3年間分すべて公開され、自由にアクセスできるオープンカリキュラムになっていますので予習・復習が効果的にできます。(テキストコースにはありません)

ただし、高3に関しては紙テキストコースのみとなります。
テキストコースは毎月紙テキストが送られてくる形式ですが、スマホ等で映像授業をみる講座もあります。
高3は夏に特別カリキュラムが組まれ、半年分の学習内容を1カ月で復習できたり、志望大別対策コースでは自身の志望大学に向けて出題傾向やレベルを合わせた学習ができます。

シンスケ

テキスト学習とタブレット学習を自身で選べるのはとても良いと思いますね。自身に合わせて選択したい人にはおすすめです。
AI学習で自身の弱点も把握できるようになることも考えると個人的にはタブレットコースがおすすめです。

スタディサプリ高校・大学受験講座の学習スタイル

スタディサプリ高校・大学受験講座の学習スタイルは『スマホ・タブレット・PC』になります。

したがって、いつでも、どこでも、自分の好きなタイミングで学習できることは大きな強みです。

動画の質としてもとても良く、スタディサプリ高校・大学受験講座は250人教室で満席・立ち見が出るほどの人気講師や、大手予備校で活躍する「わかりやすい」と評判の先生だけを集め、質の高さを追究しています。

ただし、進研ゼミと異なる点は紙テキストは基本的にはない点です。
※紙テキストは有料(1,320円)。オリジナルテキストがダウンロードできる講座あり。

したがって、紙テキストも使って行いたい場合には進研ゼミ高校講座の方が向いているかもしれませんね。

「学習サポート」

学習サポート

Z会高校講座スタディサプリ高校講座
・「質問」「添削指導」に対応
・「相談(個別アドバイス)」に未対応
・「ライブ授業」なし
・「添削」はなし
・「質問」「相談(個別アドバイス)」は合格特訓コースのみ対応(ベーシックコースはなし)
・「ライブ授業」なし

Z会(高校講座)の「学習サポート」

Z会の「学習サポート」は「添削」「質問」対応はできますが、進研模試のような「個別アドバイス」や「ライブ授業」のサポートは行っておりません。

ただし、Z会の「添削」に関しては質が良く、非常に素晴らしいと感じています。

Z会の添削例(数学)

上記は各単元の最後に実施される添削問題の一例になりますが、ただの解答・解説ではなく、「この答えになるに至った考え方」や「こうするともっと計算が簡単になるポイント」もしっかり記載されており、プロの数学教員の私からみても良い添削だと感じています。

特に、記述問題の解答の仕方に関しては、どうしたらいいか悩む高校生は多いですが、これだけ丁寧な添削であれば、個々の力を十分に伸ばせるといえるでしょう。

また、質問・相談サービス「教えてZ会!」では学習や教材に関する質問もできます。

※Z会で受付後、3日後(日曜・年末年始を除く)までに回答。

Z会の質問対応例

進路選択や学習計画に関するアドバイスも相談することができますので適宜利用していくとよいでしょう。

スタディサプリ高校・大学受験講座の「学習サポート」

続いて、スタディサプリ高校・大学受験講座のの学習サポート形態として「添削・質問・個別アドバイス」に関してみていきます。

スタディサプリ高校・大学受験講座は「ベーシックコース」と「合格特訓コース」の2種類より選択できるシステムとなっており、以下のような学習サポートの違いがあります。

ベーシックコースと合格特訓コースの違い

コースベーシックコース合格特訓コース
特徴自分のペースで自学自習できるコース担当コーチが丁寧に指導してくれるコース
通常料金12カ月一括払い:年額21,780円(税込み)
月払い:月額2,178円(税込み)
月払い:月額10,780円(税込み)
入会金・初期費用無料無料
無料体験14日間
※クレジットカード決済のみ
14日間
※クレジットカード決済のみ
映像授業・授業テキストありあり
志望校向け学習プランありあり
※コーチが個別調整してくれる
担当コーチによる個別指導なしあり
月10問の科目質問対応なしあり
※「スタディサプリ高校・大学講座」コース比較

上記のように、ベーシックコースだと「添削・質問・個別アドバイス」はほぼできないですが、合格特訓コースなら現役難関大コーチや科目サポーターなどによる充実したサポートを受けられるのが特徴です。

合格特訓コースは、現役難関大コーチが理解度などに応じて個別に学習プランを組んでくれたり、勉強方法について質問に答えてくれたりします。

引用:【公式】スタディサプリ合格特訓コース
引用:【公式】スタディサプリ合格特訓コース

上記の通り、「学習アドバイス」や「学習プランのカスタマイズ」をしてくれる「コーチ」、教科の質問ができる「科目サポーター」などにより、「学習計画が立てられない」「わからないときに質問できない」といった一般的なオンライン学習のデメリットをカバーしてくれます。

公式ホームページによる科目サポーターの説明

科目サポーター対応内容について

科目サポーターは解答解説のある問題についての追加解説が主な対応内容です。

解答解説のない問題や添削はサポート対象外とさせていただいています。

サポート対象外となるご相談内容

・ 添削が必要な英作文などの問題(自由英作文問題, 和文英訳問題, 英文和訳問題)

・添削が必要な論述問題

・解答解説のない講座内の問題

・解答解説のない副教材の問題

・解答解説が十分でない志望大過去問の問題

引用:【公式】スタディサプリ合格特訓コース

したがって、自身で学習が進められそうな場合はベーシックコース、 何から始めたら良いか分からない、相談しながら勉強したい場合は、合格特訓コースの利用をおすすめします。

ただし、それでも対応できない場合やサポート対象外の問題に関しては学校や塾・予備校の先生に確認しましょう。

「受講形式」「料金」

受講形式・料金

Z会高校講座スタディサプリ高校・大学受験講座
【高1・高2】
・タブレットコースは1科目月額3,650円~
・テキストコースは1科目月額4,750円~
高校1・2年:月額3,650円~
※英・国・数・理科基礎
【高3】
・東大/京大/医学科/難関国公立/早慶/難関私大:月額5,082円~
・標準国公私大コース:月額4,530円~
※すべて12ヶ月分一括払いを1カ月単位に再計算
※1教科ずつ受講可能
ベーシックコース↓
12カ月一括払い:年額21,780円(税込み)
月払い:月額2,178円(税込み)
合格特訓コース↓
月払い:月額10,780円(税込み)
※5教科セット受講

Z会(高校講座)の「受講形式」「料金」

Z会高校講座の「受講形式」「料金」についてになります。

Z会高校講座の受講形式は進研ゼミ高校講座と同じく、1講座から受講可能ですので自分の苦手な科目に絞ったり、逆に得意科目を伸ばす為に利用することも可能です。教科は英語、数学、国語、理科(物理・化学・生物)、社会(日本史・世界史・地理)の5教科9科目を原則として対応しています。

シンスケ

受講形式に関しては比較的自由で使いやすいと思います。
受験で必要な科目はひと通り学べると思って大丈夫です。

続いて「料金」に関してですが、高1・高2に関しては「タブレットコース」「テキストコース」のどちらを選択するかによっても異なります。

高1・高2の料金

上記のように

【高1・高2】
テキストコース →  (1科目月額4750円~)
タブレットコース → (1科目3,650円~)+(タブレット代2,075円~)
※ただし、タブレットは3講座以上かつ12カ月一括払いであれば実質0円
【高3】
・東大/京大/医学科/難関国公立/早慶/難関私大:月額5,082円~
・標準国公私大コース:月額4,530円~
※すべて12ヶ月分一括払いを1カ月単位に再計算

となります。

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スタディサプリ高校・大学受験講座の「受講形式」「料金」

スタディサプリ高校・大学受験講座は「受講形式」に関しては5教科セット受講になります。

したがって、1教科のみ受講することができませんので注意しましょう。

しかしながら、スタディサプリ高校・大学受験講座は「合格特訓コース」、「ベーシックコース」のどちらも塾や予備校と比較すれば圧倒的に安い料金となります。

担当コーチがついた「合格特訓コース」においても塾・予備校のおよそ4分の1程度の料金です。

引用:【公式】スタディサプリ高校講座
シンスケ

進研ゼミ高校講座と費用比較するならば「ベーシックコース」は圧倒的に安くなり、「合格特訓コース」は少しだけ高くなるイメージですね。


したがって、5教科セットとはいえ、コストをかなり安く抑えることができますので、費用は申し分ないといえるでしょう。

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スタディサプリ高校・大学受験講座の口コミと評判はこちら

Z会とスタディサプリは料金はどちらが安い?

料金の概算を比較すると以下のようになります。

料金比較(概算)

教科Z会スタディサプリ
3教科約9,000円~11,000円
(5教科対応)
2,178円(ベーシック)
10,780円(合格特訓)
1教科約5,000円1教科はなし
※12カ月一括払いの料金で算出
シンスケ

費用に関してはスタディサプリが圧倒的に安くなります。

合格実績

合格実績比較

Z会高校講座スタディサプリ高校・大学受験講座
・難関~最難関大学の合格者がかなり多い
・東大、京大にも多数合格している
・少し古いデータではあるが、中堅~最難関大学に一定数合格している(進研ゼミと同程度)

Z会高校講座の合格実績

Z会高校講座の合格実績(2022年度)

国公立大人数私立大人数
東大1238早稲田大2365
京大937明治大1891
阪大594東京理科大1848
東北大360慶應義塾大1784
名大311同志社大1517
九大355立命館大261
北大432中央大181
引用元:Z会公式ホームページ
※国公立大は300名以上、私立大は1000名以上合格した大学のみ掲載

進研ゼミ高校講座と比較してZ会高校講座は東大・京大や早慶上理といった最難関大学への合格数がかなり多いことがわかると思います。

スタディサプリ高校・大学受験講座の合格実績

スタディサプリ高校・大学受験講座の合格実績(2018年度)

少し古いデータとはなりますが、東大・京大を始め多数の合格者が出ていることがわかります。

進研ゼミと比較してもそれほど合格実績に差はないといえるでしょう。

【高校生】Z会かスタディサプリはどちらがおすすめ?

ラッシーくん

違いはわかりましたが、結局「Z会高校講座」と「スタディサプリ高校・大学受験講座」はどちらがおすすめですか?

このような疑問がある方もいるかと思いますが、以下のチェックリストを元に判断していくのがおすすめです。

Z会高校講座とスタディサプリ高校講座の違い(まとめ)

Z会高校講座スタディサプリ高校講座
対象レベル・教材・標準~発展レベル
(学習が得意な人向け)
・基礎~標準レベル
(学習が苦手な人向け)
学習スタイル・「紙テキスト」または「タブレット」・スマホまたはタブレットまたはPC
※紙テキストは有料(1,320円)
学習サポート・「質問」「添削指導」に対応
・「相談(個別アドバイス)」に未対応
・「ライブ授業」なし
・高校別担任コーチなし
・「添削」はなし
・「質問」「相談(個別アドバイス)」は合格特訓コースのみ対応(ベーシックコースはなし)
・「ライブ授業」なし
料金3教科で約11,000円~12,000円
※1教科ずつ受講可能。(約4,500~6,000円
5教科で2,178円(ベーシック)10,780円(合格特訓)
※1教科はなし。
合格実績・難関~最難関大学の合格者がかなり多い
・東大、京大にも多数合格している
・少し古いデータではあるが、中堅~最難関大学に一定数合格している(進研ゼミと同程度)

チェックリスト

Z会高校講座スタディサプリ高校・大学受験講座
対象レベル・教材☑ 難易度の高い問題のみに絞って学習したい☑ 基礎~標準に集中したい
学習スタイル☑ 紙テキストの活用も検討している☑ 紙テキストはいらない
学習サポート☑ 添削指導をして欲しい☑ 添削指導はいらない
料金☑ スタディサプリより高くてもかまわない☑ 少しでも安く利用したい
受験校☑ 最難関大学に絞って受験していきたい☑ 中堅~難関大学を幅広く受験したい

基本的には上記のチェックリストで当てはまる数が多い方に向いていると考えられます。

凄くざっくりいうならば

「添削指導つきで最難関大学を本気で目指すならばZ会、最低限の機能のみで基礎固めや定期試験対策をしたい、もしくは、とにかく料金を安くしたいならばスタディサプリ」

このようなイメージでOKです。

ただ、キャンペーン期間によっては資料請求をすれば無料の教材がついてくるときがあるため、どうしても決められなければ一度試してみるとよいでしょう。

例えば、スタディサプリ高校・大学受験講座の以下の「入会特典割引きキャンペーン」は常時実施しています。

入会特典割引きキャンペーン
進呈内容入会特典で14日間の無料お試し体験ができる
※合格特訓コースは無料体験申し込みの方全員にスタートキットをプレゼント(まるわかりBOOK,学生証&レター,レベルアップシートのセット)
対象高1・高2・高3・高卒生
コース全コース
コードなし
進呈条件キャンペーン期間中に会員登録
キャンペーン期間2023/04/28~
※終了は未定(常時実施)
※詳細は企業ホームページでご確認下さい

\詳細はこちらの公式ページから/

会員登録をすることで14日間の無料お試し体験ができ、合格特訓コースは、さらに、合格特訓スタートキットがもらえます。

スタートキットには、「まるわかりBOOK」「学生証ノベルティ&レター」「レベルアップシート」が含まれていて、スタディサプリの活用方法がわかる資料が入っています。

また、スタディサプリ大学受験講座(高3用)に関しても、14日間の無料体験キャンペーンを実施しています。

こちらはWEB申し込みをすれば自動的に無料体験が始まりますので是非試してみましょう。

また、

Z会に関しても資料請求をすれば無料教材がついてくることがあります。

例えば、2023年8月31日まで実施している「Z会夏伸びキャンペーン」は高1・高2生向け講座の資料を請求した方すべてに学年別の英数問題集を無料でお届けするキャンペーンです。

Z会夏伸びキャンペーン(高1・高2生)
進呈内容①高1・高2生向け英数問題集
②『東大入試徹底解剖2023』『京大入試徹底解剖2023』(東大・京大の情報資料)
上記①②をプレゼント
※②は東大・京大志望者のみ
※入会案内書も含む
進呈条件・高1・高2生向け講座を資料請求した方
・『東大入試徹底解剖』『京大入試徹底解剖』は、資料をご請求いただく際に、志望大に応じて1つ選択可能
・プレゼントの内容やお届けの条件、期日等は、予告なく変わることがあります
・部数限定につき、キャンペーンの締切日を待たずに終了することがあります
・冊子の発送は受付後、1週間程度でお届け
・Z会会員ならZ会MyPageのお知らせから閲覧して請求すればOK
キャンペーン期間~2023/08/31

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Z会・スタディサプリ以外のおすすめ通信教育

本サイトで紹介している通信教育のおすすめ順位は以下のようになっております。

通信教育比較表

順位第1位第2位第3位第4位第5位第6位第7位
通信教育

進研ゼミ(高校講座)

Z会(高校講座)

スタディサプリ
(高校・大学受験講座)

すらら

スマイルゼミ
(高校コース)
河合塾One
学研プライムゼミ
対象レベル全高校生
(基礎~応用レベル)
学習が得意な高校生
(標準~発展レベル)
全高校生
(基礎~標準レベル)
学習が苦手な高校生
(基礎レベル)
全高校生
(基礎~応用レベル)
学習が苦手な高校生
(基礎~標準レベル)
難関大学を目指す高校生
(標準~発展)
教科1教科ずつ受講可能1教科ずつ受講可能5教科セット3教科or5教科セット7教科セット全教科セット
※未対応科目あり
ユニット式
学習スタイルスマホ・紙テキストタブレット・紙テキスト
※タブレットは高1高2のみ
スマホ・タブレット・PCスマホ・タブレット・PC専用タブレットのみスマホ・タブレット・PCスマホ・タブレット・PC+紙テキスト
添削指導ありありなしなしなしなし選択したユニットによってはあり
質問対応ありあり追加費用が必要ありオンラインチャットのみ4回目から追加費用が必要あり
(メールのみ)
個別アドバイスあり質問対応で多少可能追加費用が必要あり基本AIのみ追加費用が必要なし
(動画あり)
ライブ授業ありなしなしなしなしなしあり
料金約9,000円~11,000円(3教科)
※学年によって差異あり
約11,000円~12,000円(3教科)
※学年によって差異あり
約2,000~11,000円(3教科)
※コースによって差異あり
約9,000円~10,000円約18,000円約4,000円程度約12,000円~20,000円
※1ユニットのみ
おすすめ度
(5.0 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(4.0 / 5.0)
(3.5 / 5.0)
(3.0 / 5.0)
(2.5 / 5.0)
(2.0 / 5.0)
公式サイト詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る

総合的には「進研ゼミ高校講座」が最もおすすめ

比較表の通り、総合的に一番おすすめなのは「進研ゼミ高校講座」になります。

したがって、「自分にはどの通信教育が合うかわからない」という状態の場合は、とりあえず進研ゼミ高校講座を始めてみるのがおすすめです。

「学習スタイル」「サポート」「料金」のどれをとっても、他の通信教育に劣っていませんので、どの高校生にも幅広く対応できます。

また、どうしても合わない場合も、最短で2カ月で退会することも可能ですので一度試してみるのが一番おすすめです。

進研ゼミ高校講座の無料資料請求・入会はこちら →  【進研ゼミ高校講座】

難易度の高い問題を多く学習したい場合は「Z会高校講座」

Z会高校講座に関しては、進研ゼミと大きく異なる点は難易度だと考えておくと良いでしょう。

例えば、

「基礎学習に自信があるから最初から難易度の高い問題を多く学習したい」
「東大・京大などの最難関大学を最初から目指していきたい」

このような状態の場合には、Z会高校講座の高い問題レベルが合います。

また、添削サポートもしっかりしているので、細かな部分まで自身の答案の書き方や癖なども改善することができます。

Z会高校講座の無料資料請求・入会はこちら → Z会の通信教育 資料請求

とにかく費用を抑えたいなら「スタディサプリ高校講座」がおすすめ

スタディサプリ高校講座に関しては

「サポートはいらないから、とにかく費用を抑えたい」
「紙テキストはいらないのでスマホだけで学習したい」

このような方に大変おすすめです。

ベーシックコースは月額2,178円(税込み)という他の通信教育と比較しても破格の料金となりますので、特に学習サポートを必要としないのであれば「スタディサプリ」が最もおすすめできます。

スタディサプリ高校講座の無料資料請求・入会はこちら → スタディサプリ高校・大学受験講座に無料登録する

自分のペースで進めたい場合は「すらら」がおすすめ

すらら
対象レベル学習が苦手な高校生(基礎レベル)
学習スタイルスマホ・タブレット・PC
ライブ授業なし
添削・質問・個別アドバイス添削指導はなし
質問対応・個別アドバイスは可能
料金・受講形式3教科or5教科セット
約9,000円~10,000円
※入会金8,000~10,000円
  • 幅広い教科領域にわたる充実したカリキュラム
  • ゲーム感覚で学べるので、勉強嫌いな子でも興味と関与をもって取り組むことが可能
  • 各教科ごとに自分の理解度に合わせて進めることができるため、自己学習のスキルや自己管理能力を養うことができる
  • テストの結果や学習の進捗に基づいて、個別のフィードバックや改善ポイントが把握できる
  • 保護者向けの学習サポートや進捗管理のツールがある
  • 学習に関する質問や技術的な問題に対して、電話やメール、チャットなどのコミュニケーション手段を通じてサポートを受けることが可能

勉強が苦手な方はもちろん、不登校児や帰国子女、自分のペースで進めたい「発達障害」「不登校」の場合は「すらら」がおすすめです。

特に、不登校の場合は学校に行かなくても「出席扱い」になる制度を活用できます。
(参考:不登校児童生徒への支援の在り方について|文部科学省

また、進度の早い中高一貫校生や、先取り学習を行いたい優秀なお子さんも、無学年式だからこそ自分の取り組みたい内容まで進めることができます。

小学生から高校生までの年齢だけでなく、学び直しを行いたい大学生や社会人の方、高卒認定試験を控える方の学びにも活用できます。

これまでの教材は「映像授業型」「ドリル型」「ゲームアプリ型」など、教材の種類によって分けられており、それぞれに一長一短がありましたが、「すらら」はそれぞれの要素を取り入れつつ短所を補えるつくりになっています。

したがって、別の教材で続かなかった場合でも参加意識を持って、飽きずに継続できる可能性があります。

すららの評判や口コミ

進研ゼミのチャレンジタッチを長年していましたが、成績が上がらず塾も考えていた時に、すららの事を知りました。すららは本人も苦手が克服できて、楽しんでやってます。習ってないところも自分で出来るようになってるみたいです。

引用元:塾ナビ

すららの無料資料請求・入会はこちら → インターネット教材【すらら】

テキストや人による指導がいらない場合は「スマイルゼミ」

スマイルゼミ(高校コース)
対象レベル基礎~応用レベル
高1~高3まで学習可能
学習スタイル専用タブレットのみ
※紙の教材はなし
ライブ授業なし
添削・質問・個別アドバイス添削なし
質問はオンラインチャットで可能
※基本的には人ではなくAIによる学習サポート
料金・受講形式7教科セット(1教科ずつの受講は不可)
1ヶ月あたり約18,000円程度
※詳しくは料金の項目を参照
  • 6教科・31科目を網羅!
  • 24時間365日寄り添う戦略AIコーチによるサポート!
  • 塾や予備校の約3分の1の費用で受講可能!

スマイルゼミは専用タブレットのみで学習することになります。

また、基本的にはAIによるサポートになるため、テキストや人による指導がいらない場合はおすすめできます。

学習計画は自動的にAIが作成してくれることができますし、定期テスト対策やすべての教科を学習できますのでどなたでも使いやすいといえそうです。

ただし、専用タブレットの代金もあり、他の通信教育より多少高いといえます。

スマイルゼミの無料資料請求・入会はこちら → スマイルゼミ

定期試験対策や基礎固め中心の利用は「河合塾One」がおすすめ

河合塾One
対象レベル基礎~標準レベル
(高校生・高卒生)
学習スタイルスマホ・タブレット・PC
※紙テキストはなし
ライブ授業なし
添削・質問・個別アドバイス添削はなし
質問は月3回までは無料
個別アドバイスは追加オプション
料金・受講形式1カ月4,000円程度
(+追加オプション料金)
英語・数学・物理・化学
・生物・世界史・日本史・古文に対応
(セット受講)

  • スマホ1つでいつでもどこでも学習できる!
  • 「テスト」「映像授業」「演習問題」の繰り返しで効果的に基礎力が定着
  • AIによる学習サポートで苦手分野を徹底的に克服
  • 塾や予備校の約3分の1の費用で受講可能。通信教育の中でも低価格を実現!

河合塾Oneは定期試験対策や基礎固め中心で利用したい方にはおすすめできます。

スマホ1台あれば1回5分のレッスンで手軽に学習できますので、今までオンラインサービスが続かなかった人も河合塾Oneであれば続く可能性があります。

AIによる学習サポートと「映像授業」「テスト」「演習」で定着できるシステムになっていますので着実に力はつきますし、料金も他の通信養育に比べて安めです。

ただし、レベルとしては受験対策には不向きですし、対応していない科目もありますので、十分注意しましょう。

河合塾Oneの無料資料請求・入会はこちら → 河合塾One

「学研プライムゼミ」は料金を気にせず有名講師を受講したい方向け

学研プライムゼミ
対象レベル標準レベル~発展レベル
※難関大を目指す方向け
学習スタイルスマホ・PC・タブレットによる映像授業+紙テキスト
ライブ授業あり
添削・質問・個別アドバイス添削指導は選択したユニットによってはあり
質問はメールでのみ対応
※ただし、よくある悩みは動画あり
料金・受講形式1ユニット(授業4~5回)のユニット式
1ユニット受講につき約12,000円~20,000円程度
※授業時間、サポートによって差異あり

  • 予備校界の有名講師による映像授業で難関大学対策に特化
  • 有名講師が作成した質の高いオリジナル教材
  • 始めやすいユニット式
  • メールでの質問対応や学習相談が可能
  • 学習の指針も人気講師が動画で解説
  • 各講座1講座無料キャンペーン実施中

学研プライムゼミの一番の強みは映像授業とはいえ、予備校の有名講師の授業が受講できる点です。

ただし、料金はかなり高い(選択するユニットにもよるがスタディサプリのおよそ8倍)ので、「難関大学を目指しているが、他の人とは違う受験テクニックが知りたい」という場合のみおすすめできます。

逆にいうと、


「そもそもの基礎があまり身に付いていない」
「難関大学を目指していない」
「料金は安く済ませたい」

このような方は「進研ゼミ高校講座」や「スタディサプリ高校・大学受験講座」などがおすすめです。

学研プライムの無料資料請求・入会はこちら → 学研プライムゼミ

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