
今、高校生ですが通信教育を始めようかと考えています。
おすすめの通信教育はありますか??また、選び方はどうすればいいですか??
このような疑問や悩みに答えます。
- 高校生向けの通信教育の選び方
- 高校生におすすめの通信教育ランキング



15年以上学校教育に携わっている中学高校の教員です。担任を6年、教務主任を6年ほど経験した後、現在は学校運営に関するアドバイザー業務をしております。
この記事では
「大学受験に備えて、通信教育や学習アプリを始めたい」
「高校生で通信教育を始めるなら何を選んだらいいかわからない」
このような悩みを抱えている方に向けて、高校生におすすめの通信教育をランキング形式で記載しています。
15年以上学校教育に携わり、教務主任などを通して得た経験から厳選していますので、これから通信教育を始めたいと考えている方は是非参考にして下さい。
高校生向けの通信教育の選び方





通信教育はどのように選べばいいですか??
という問いに関しては以下のような項目に着目し、比較することが大切です。
通信教育評価方法
対象レベル | 難易度が幅広く設定されている |
受講できる教科 | 1教科ずつ受講できるなど自由度が高い |
学習スタイル | 紙・タブレットの両方に対応 |
ライブ授業の有無 | ある |
添削指導 | ある |
質問対応 | 自由に質問できる |
個別アドバイス | 個別アドバイスできる |
料金 | 安い |
「対象レベル」「学習スタイル」「ライブ授業の有無」
「対象レベル」「学習スタイル」の2つに関しては、
「自由度が高く自分にあったものが選べるかどうか」
という観点で選びましょう。
例えば、「紙の方が勉強しやすいか、タブレットの方が勉強しやすいか」という点1つをとっても、あなたのタイプによっても向き不向きは様々かと思いますので、どちらも選べる方が絶対おすすめです。
また、難易度に関しても学習する上で、自分に適したレベルが選択できるかどうかを判断基準にしましょう。特に、高校生の学習は基礎を徹底させることが偏差値向上のコツになります。まだ、「基礎~標準」に抜け漏れがある場合は徹底して学ぶことを優先して下さい。


また、ライブ授業とは、自宅で教室型授業が受けられるサービスの事です。
追加受講費なし・顔出し不要で、スマホさえあれば、場所を選ばずどこからでも視聴し、その場で講師にチャットで質問もできることが一般的です。
さらに、オンラインライブ授業は録画もされることが多いので、見逃した場合や復習したい時は好きな時間に見返せるので忙しい高校生にもおすすめです。授業の日にちも予め決まっているので後回しにできず、強制力が働くところもいいですね。



あなたの性格にもよりますが、強制力がないとサボってしまう心配があるのであれば、完全なアプリよりもライブ授業のようなある程度強制力があるシステムがおすすめです。
したがって、ライブ授業に関しても原則的には備わっているサービスを選ぶと良いでしょう。
「添削指導」「質問対応」「個別アドバイス」
「添削指導」「質問対応」「個別アドバイス」に関しては、しっかりサポートされているものにしましょう。
高校での偏差値を上げるには
「しっかりと学習計画を立てることができるか」
ということが非常に重要になります。
特に、夏休みなど在宅期間が長い時は自身で以下のように計画を立ててから勉強することが大切です。




上記は一例になりますが、
・週末は必ず2日連続で模試対策の時間をとる
・原則、模試や宿題が終わった後に遊ぶ時間を設ける
といったように、事前に計画を立てておくことで圧倒的に勉強しやすくなります。
しかしながら、このような学習計画は自身だとどうしてもつまづいてしまう人も多いですよね。
このようなときに、「添削指導」「質問対応」「個別アドバイス」をしてくれるサポーターがいてくれるかはとても重要ですので、通信教育においても評価基準の一つにしましょう。
「料金」「受講形式」
料金に関してはもちろん可能な限り安い教材がおすすめです。
大学受験は、下記の通り、概算で約432,000円もの受験費用がかかります。
ア.大学入学共通テスト受験費用 18,000円
イ.共通テスト利用費用 60,000円 (20,000円 × 3校分)
※合格点数の割合を算出して10%刻みに3校分を出願
例:50%台、60%台、70%台より1校ずつ出願
ウ.一般選抜受験費用 315,000円 (35,000円 × 9校分)
※3年次河合模試平均偏差値に基づき、挑戦校、相応校、安全校を各3校ずつ出願
エ.その他(予備費 39,000円)
(上記ア.イ.ウ.エ.の合計金額) =432,000円
(月額換算) = 12,000円(432,000円 / 36カ月分)


また、これに加えて入学費用などもかかりますのでかなりの金額になることは明白です。
したがって、コストをかなり安く抑えることができればかなりのメリットといえるでしょう。
高校生におすすめの通信教育ランキング


評価方法を基に通信教育を比較するとおすすめは次の4つになります。
通信教育比較表
順位 | 第1位 | 第2位 | 第3位 | 第4位 |
通信教育 | ![]() ![]() 進研ゼミ(高校講座) | ![]() ![]() Z会(高校講座) | ![]() ![]() スタディサプリ (高校・大学受験講座) | ![]() ![]() すらら |
対象レベル | 全高校生 (基礎~応用レベル) | 学習が得意な高校生 (標準~発展レベル) | 全高校生 (基礎~標準レベル) | 学習が苦手な高校生 (基礎レベル) |
教科 | 1教科ずつ受講可能 | 1教科ずつ受講可能 | 5教科セット | 3教科or5教科セット |
学習スタイル | スマホ・紙テキスト | タブレット・紙テキスト ※タブレットは高1高2のみ | スマホ・タブレット・PC | スマホ・タブレット・PC |
添削指導 | あり | あり | なし | なし |
質問対応 | あり | あり | 追加費用が必要 | あり |
個別アドバイス | あり | 質問対応で多少可能 | 追加費用が必要 | あり |
ライブ授業 | あり | なし | なし | なし |
料金 | 約9,000円~11,000円(3教科) ※学年によって差異あり | 約11,000円~12,000円(3教科) ※学年によって差異あり | 約2,000~11,000円(3教科) ※コースによって差異あり | 約9,000円~10,000円 |
おすすめ度 | (4.9 / 5.0) | (4.6 / 5.0) | (4.0 / 5.0) | (3.9 / 5.0) |
公式サイト | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
第1位:進研ゼミ(高校講座)
第1位は「進研ゼミ高校講座」になります。


対象レベル | 基礎~応用レベル |
学習スタイル | スマホ・紙テキスト |
ライブ授業 | あり |
添削・質問・個別アドバイス | すべて可能 |
料金・受講形式 | 【合計3教科(5教科対応】 高1:月9,180円~ 高2:月9,380円~ 【大学受験(高3)】 共通テスト対策のみ:月8,480円~ 3教科受講:月11,180円~ ※12ヶ月分一括払いを一カ月単位で計算 ※1教科ずつ受講可能 |
- 基礎~応用まで幅広い難易度を自由に選べるので、全高校生におすすめ
- 充実した学習サポート!質問対応はスマホで24時間可能!
- 1教科ずつ受講できるので受講しやすい!リーズナブルな料金体系!
進研ゼミ高校講座の「対象レベル」「学習スタイル」
対象レベル
進研ゼミ高校講座は定期テスト対策や授業内容の予習復習に重点を置いていますので、難易度自体はそれほど高くありません。「基礎~応用レベル」が学習できると考えておきましょう。
したがって、学習が苦手な高校生はもちろん学習が得意な高校生の基礎固めにも適していますので、どのレベルの高校生にとっておすすめできる教材となっています。
「学習が得意な生徒」にとっては「逆に簡単すぎるかな??」ということを懸念される人もいるかもしれませんが、学習が得意と自負している方も、今までの基礎知識に抜け漏れがある場合は多々あります。偏差値向上に基礎の定着は大切ですので、一度試してみてから判断するとよいでしょう。


学習スタイル
進研ゼミ高校講座の学習スタイルは『紙テキスト+スマホ』になります。
したがって、紙テキストとスマホの両方の利点があります。
例えば、従来通り、テスト前の定着を狙った学習は紙テキストを利用して、「体にも覚えさせる」ことを意識すると大変効果があります。
しかしながら、普段の学習においては、比較的自由度の高いスマホやタブレット学習は適しているといえます。例えば、通学時の電車やバスなどでも手軽に活用できるので、スマホでの学習はもはや必須ツールといえるでしょう。
進研ゼミは、1回あたりの学習も約30分の短時間、かつ、本当に必要なところだけに絞れるので無駄がないところがいいですね。






高1・2では高校別の教材で授業・テストの要点が押さえられ、高2からは個々の志望大学に合わせた教材で合格に向けた勉強を進められます。



忙しい中でも、短時間で効率よく学習できますよ。
また、スマホやタブレットを利用した学習方法は他にもライブ授業(自宅で教室型授業が受けられるサービス)があるため、講義型の方が自身に合っている方はこちらを利用するのもおすすめです。(録画あり、質問も可能)
このような、「紙テキスト+スマホ」をバランスよく利用できるので進研ゼミは「学習スタイル」としては申し分ないといえるでしょう。
進研ゼミ高校講座の「学習サポート」
続いて、進研ゼミの学習サポート形態として「添削・質問・個別アドバイス」に関してみていきます。
学習サポートに関しては「高校別担任コーチ」の制度があることが特徴です。
これは学校の担任の先生をイメージしてもらえるとわかりやすいかと思いますが、「学習計画」「勉強法」「進路」といったことに対して、質問や相談をすることが可能ですし、添削指導もしてくれます。(質問・相談の上限は月10回まで)
プロが細かく添削


スマホでの質問も24時間可能


ライブ授業では講師がその場で質問に回答





このような質問やアドバイスなどのサポートがしっかりしているところがとても素晴らしいと思います。
進研ゼミ高校講座の「受講形式」「料金」
進研ゼミの「受講形式」「料金」はかなり安く、受講しやすい形式になっています。
1教科からでも受講でき、かつ、受講していない授業・定期テストアプリに関しても追加受講費不要で利用することが可能です。対象教科の『英語』『数学』『国語』『理科』『社会(地歴公民)』『情報』の6教科に関してはアプリが使い放題であり、かなり使い勝手が良いといえます。



他の通信教育でも1教科から受講できるものもありますが、受講した教科以外は見ることができない場合も多いですね。
気になる料金は以下になります。


上記のように受講科目数が多いほど1教科あたりの受講費が割安になります。
合計3教科を例にすると学年毎の料金は以下の通りです。
【合計3教科(5教科対応)】
高1:月9,180円~
高2:月9,380円~
【大学受験(高3)】
共通テスト対策のみ:月8,480円~
3教科受講:月11,180円~
※12ヶ月分一括払いを一カ月単位で計算。一括払いで途中退会の場合は、受講月数に応じて残金は返金されます。
※1教科ずつ受講可能
※入会金・退会金なし
塾・予備校との比較


不安な方はまずは1教科から始めて、良さそうであれば受講教科数を増やすのがおすすめです。最短では2カ月で退会することが可能です。
進研ゼミ高校講座の無料資料請求・入会はこちら → 【進研ゼミ高校講座】
進研ゼミ高校講座の口コミと評判はこちら
第2位:Z会(高校講座)
第2位は「Z会高校講座」になります。


対象レベル | 標準~発展レベル |
学習スタイル | タブレット・紙テキスト ※タブレットは高1高2のみ ※専用タブレットor iPad |
ライブ授業 | なし |
添削・質問・個別アドバイス | 添削・質問はあり 個別アドバイスはなし |
料金・受講形式 | 【高1・高2】 ・タブレットコースは1科目月額3,650円~ ・テキストコースは1科目月額4,750円~ 高校1・2年:月額3,650円~ ※英・国・数・理科基礎 【高3】 ・東大/京大/医学科/難関国公立/早慶/難関私大:月額5,082円~ ・標準国公私大コース:月額4,530円~ ※すべて12ヶ月分一括払いを1カ月単位に再計算 ※1教科ずつ受講可能 |
- 学習が得意な高校生に特におすすめ!教科書レベルの内容から最難関入試まで幅広く対応!
- 丁寧な添削指導と質問対応で個々の実力が着実にアップできる!
Z会(高校講座)の「対象レベル」「学習スタイル」
対象レベル
Z会高校講座の対象レベルは「標準~発展レベル」となります。
学習が苦手な高校生に向けた基礎固めというよりも、学習が比較的得意な生徒がより学力を伸ばせるような難易度になっていますね。
したがって、定期試験対策だけではなく、難関大学を始めとした大学受験対策をしたい人にはとてもおすすめできる難易度となっています。
実際、難関大学受験に関しては、以下のような優れた合格実績をあげています。
Z会の合格実績例
- 東大合格:約1,200人
- 京大合格:約900人
- 医学部医学科合格:約1,400人 など
(参考:Z会高校生コース公式HP)
しかしながら、逆に言うと、教科書レベルの基礎学習に不安が残る高校生には、「進研ゼミ高校講座」「スタディサプリ高校講座」といった基礎固めがしっかりできるサービスからスタートするのがおすすめです。
学習スタイル
Z会の学習スタイルは高1・高2は「タブレット」or「紙テキスト」の2つのコースから選択する形式になります。
タブレットコース | 「専用タブレット」or「iPad」を使った学習コース 自身の学校の進度に合わせて自由に取り組めるカリキュラムと学習データを蓄積し連携できるAIシステムが魅力 |
テキストコース | 紙テキストを使って、決められたカリキュラムに沿って学習を進めるコース。 ※毎月、紙テキスト(1カ月分)が届き、スマホ学習で映像授業も視聴できる |
どちらのコースも決められたカリキュラムに沿って、学習を進めていく形式になりますが、特にタブレットコースに関してはZ会が独自開発したAI技術を利用して、各個人の学習到達度に合わせた問題が出題されていきます。
タブレットコースの概要


タブレットコースは各単元が3年間分すべて公開され、自由にアクセスできるオープンカリキュラムになっていますので予習・復習が効果的にできます。(テキストコースにはありません)
ただし、高3に関しては紙テキストコースのみとなります。
テキストコースは毎月紙テキストが送られてくる形式ですが、スマホ等で映像授業をみる講座もあります。
高3は夏に特別カリキュラムが組まれ、半年分の学習内容を1カ月で復習できたり、志望大別対策コースでは自身の志望大学に向けて出題傾向やレベルを合わせた学習ができます。



テキスト学習とタブレット学習を自身で選べるのはとても良いと思いますね。自身に合わせて選択したい人にはおすすめです。
AI学習で自身の弱点も把握できるようになることも考えると個人的にはタブレットコースがおすすめです。
Z会(高校講座)の「学習サポート」
Z会の「学習サポート」は「添削」「質問」対応はできますが、進研模試のような「個別アドバイス」や「ライブ授業」のサポートは行っておりません。
ただし、Z会の「添削」に関しては質が良く、非常に素晴らしいと感じています。
Z会の添削例(数学)


上記は各単元の最後に実施される添削問題の一例になりますが、ただの解答・解説ではなく、「この答えになるに至った考え方」や「こうするともっと計算が簡単になるポイント」もしっかり記載されており、プロの数学教員の私からみても良い添削だと感じています。
特に、記述問題の解答の仕方に関しては、どうしたらいいか悩む高校生は多いですが、これだけ丁寧な添削であれば、個々の力を十分に伸ばせるといえるでしょう。
また、質問・相談サービス「教えてZ会!」では学習や教材に関する質問もできます。
※Z会で受付後、3日後(日曜・年末年始を除く)までに回答。
Z会の質問対応例


進路選択や学習計画に関するアドバイスも相談することができますので適宜利用していくとよいでしょう。
Z会(高校講座)の「受講形式」「料金」
Z会高校講座の「受講形式」「料金」についてになります。
Z会高校講座の受講形式は進研ゼミ高校講座と同じく、1講座から受講可能ですので自分の苦手な科目に絞ったり、逆に得意科目を伸ばす為に利用することも可能です。教科は英語、数学、国語、理科(物理・化学・生物)、社会(日本史・世界史・地理)の5教科9科目を原則として対応しています。



受講形式に関しては比較的自由で使いやすいと思います。
受験で必要な科目はひと通り学べると思って大丈夫です。
続いて「料金」に関してですが、高1・高2に関しては「タブレットコース」「テキストコース」のどちらを選択するかによっても異なります。
高1・高2の料金




上記のように
【高1・高2】
テキストコース → (1科目月額4750円~)
タブレットコース → (1科目3,650円~)+(タブレット代2,075円~)
※ただし、タブレットは3講座以上かつ12カ月一括払いであれば実質0円
【高3】
・東大/京大/医学科/難関国公立/早慶/難関私大:月額5,082円~
・標準国公私大コース:月額4,530円~
※すべて12ヶ月分一括払いを1カ月単位に再計算
となります。
おすすめ3社の比較
教科 | Z会 | 進研ゼミ | スタディサプリ |
---|---|---|---|
3教科 | 約11,000円~12,000円 | 約9,000円~11,000円 (5教科対応) | 2,178円(ベーシック) 10,780円(合格特訓) |
1教科 | 約4,500~6000円 | 約5,000円 | 1教科はなし |



上記のようにおすすめ通信教育3社を比較すると若干Z会が高いですが、それほど大きな差はないといえます。
Z会高校講座の無料資料請求・入会はこちら → Z会の通信教育 資料請求
第3位:スタディサプリ高校講座・大学受験講座
第3位は「スタディサプリ高校・大学受験講座」になります。


対象レベル | 基礎~標準レベル 高校1年、2年、3年(メインは2年、3年) |
学習スタイル | スマホ・タブレット・PC ※紙テキストは有料(\1,320) |
ライブ授業 | なし |
添削・質問・個別アドバイス | ・添削はなし ・質問や個別アドバイスはコースによってはあり |
料金・受講形式 | ベーシックコース↓ 12カ月一括払い:年額21,780円(税込み) 月払い:月額2,178円(税込み) 合格特訓コース↓ 月払い:月額10,780円(税込み) ※5教科セット受講 |
- 4万本を超える講義動画や演習教材、到達度テストで「わかる」を実現!
- 5教科18科目に対応。全国トップクラスのプロ講師の講義動画がPC、スマホでいつでも見放題!
- 講師こだわりのオリジナルテキストが無料でダウンロード可能。別途購入もできる!
- 全国140大学の大学過去問が最大3年分、センター問題集が過去7年分、無料でダウンロードできる!
「スタディサプリ高校講座・大学受験講座」は、リクルートが提供するオンライン学習サービスとなっています。
このサービスのすごいところは、月額980円~(年会費・初期費用無料、税抜)の圧倒的な低価格で質の高い学習(有名講師の授業)を受けることができます。(5教科18科目に対応)


スタディサプリ高校・大学受験講座の「対象レベル」「学習スタイル」
対象レベル
スタディサプリ高校・大学受験講座の対象レベルは「基礎~標準レベル」となります。
進研ゼミ高校講座よりも若干レベルは低いかなと感じましたが、幅広いレベル層が学習でき、全高校生におすすめできます。具体的には以下の4つのレベルから自分レベルや学習状況に応じて自由に選んで学習することができます。


学習スタイル
スタディサプリ高校・大学受験講座の学習スタイルは『スマホ・タブレット・PC』になります。
したがって、いつでも、どこでも、自分の好きなタイミングで学習できることは大きな強みです。
動画の質としてもとても良く、スタディサプリ高校・大学受験講座は250人教室で満席・立ち見が出るほどの人気講師や、大手予備校で活躍する「わかりやすい」と評判の先生だけを集め、質の高さを追究しています。
しかしながら、進研ゼミ高校講座との違いは紙テキストが有料(\1,320)となり、ライブ授業がない点にあります。
したがって、意志が弱い人は特に、対面授業より集中力が落ち、尚且つ、ライブ授業のようにリアルタイムで質問できないことを不便に思う方もいるかもしれませんので注意が必要です。
スタディサプリ高校・大学受験講座の「学習サポート」(おすすめ度:★★☆)
続いて、スタディサプリ高校・大学受験講座のの学習サポート形態として「添削・質問・個別アドバイス」に関してみていきます。
スタディサプリ高校・大学受験講座は「ベーシックコース」と「合格特訓コース」の2種類より選択できるシステムとなっており、以下のような学習サポートの違いがあります。
ベーシックコースと合格特訓コースの違い
コース | ベーシックコース | 合格特訓コース |
特徴 | 自分のペースで自学自習できるコース | 担当コーチが丁寧に指導してくれるコース |
通常料金 | 12カ月一括払い:年額21,780円(税込み) 月払い:月額2,178円(税込み) | 月払い:月額10,780円(税込み) |
入会金・初期費用 | 無料 | 無料 |
無料体験 | 14日間 ※クレジットカード決済のみ | 14日間 ※クレジットカード決済のみ |
映像授業・授業テキスト | あり | あり |
志望校向け学習プラン | あり | あり ※コーチが個別調整してくれる |
担当コーチによる個別指導 | なし | あり |
月10問の科目質問対応 | なし | あり |
上記のように、ベーシックコースだと「添削・質問・個別アドバイス」はほぼできないですが、合格特訓コースなら現役難関大コーチや科目サポーターなどによる充実したサポートを受けられるのが特徴です。
合格特訓コースは、現役難関大コーチが理解度などに応じて個別に学習プランを組んでくれたり、勉強方法について質問に答えてくれたりします。




上記の通り、「学習アドバイス」や「学習プランのカスタマイズ」をしてくれる「コーチ」、教科の質問ができる「科目サポーター」などにより、「学習計画が立てられない」「わからないときに質問できない」といった一般的なオンライン学習のデメリットをカバーしてくれます。
公式ホームページによる科目サポーターの説明
科目サポーター対応内容について
科目サポーターは解答解説のある問題についての追加解説が主な対応内容です。
解答解説のない問題や添削はサポート対象外とさせていただいています。
サポート対象外となるご相談内容
・ 添削が必要な英作文などの問題(自由英作文問題, 和文英訳問題, 英文和訳問題)
・添削が必要な論述問題
・解答解説のない講座内の問題
・解答解説のない副教材の問題
・解答解説が十分でない志望大過去問の問題
引用:【公式】スタディサプリ合格特訓コース
したがって、自身で学習が進められそうな場合はベーシックコース、 何から始めたら良いか分からない、相談しながら勉強したい場合は、合格特訓コースの利用をおすすめします。
ただし、それでも対応できない場合やサポート対象外の問題に関しては学校や塾・予備校の先生に確認しましょう。
スタディサプリ高校・大学受験講座の「受講形式」「料金」(おすすめ度:★★★)
最後にスタディサプリ高校・大学受験講座の「受講形式」「料金」についてになります。
「受講形式」に関しては5教科セット受講になります。
したがって、1教科のみ受講することができませんので注意しましょう。
しかしながら、スタディサプリ高校・大学受験講座は「合格特訓コース」、「ベーシックコース」のどちらも塾や予備校と比較すれば圧倒的に安い料金となります。
担当コーチがついた「合格特訓コース」においても塾・予備校のおよそ4分の1程度の料金です。





進研ゼミ高校講座と費用比較するならば「ベーシックコース」は圧倒的に安くなり、「合格特訓コース」は少しだけ高くなるイメージですね。
したがって、5教科セットとはいえ、コストをかなり安く抑えることができますので、費用は申し分ないといえるでしょう。
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スタディサプリ高校・大学受験講座の口コミと評判はこちら


あなたに合った通信教育の選び方





自分に合った通信教育は結局どれでしょうか??
上記のような状況の場合は、以下のような点で判断するとよいでしょう。
迷っている場合は「進研ゼミ高校講座」がおすすめ
比較表の通り、総合的に一番おすすめなのは「進研ゼミ高校講座」になります。
したがって、「自分にはどの通信教育が合うかわからない」という状態の場合は、とりあえず進研ゼミ高校講座を始めてみるのがおすすめです。
「学習スタイル」「サポート」「料金」のどれをとっても、他の通信教育に劣っていませんので、どの高校生にも幅広く対応できます。
また、どうしても合わない場合も、最短で2カ月で退会することも可能ですので一度試すには最も良い通信教育です。
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学習に自信があるor難関大学を目指すなら「Z会高校講座」がおすすめ
Z会高校講座に関しては、進研ゼミと異なる点は難易度だと考えておくと良いでしょう。
例えば、
「基礎学習に自信があるから最初から難易度の高い問題を多く学習したい」
「東大・京大などの最難関大学を最初から目指していきたい」
このような状態の場合には、Z会高校講座の高い問題レベルが合います。
また、添削サポートもしっかりしているので、細かな部分まで自身の答案の書き方や癖なども改善することができます。
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とにかく費用を抑えたいなら「スタディサプリ高校講座」がおすすめ
スタディサプリ高校講座に関しては
「サポートはいらないから、とにかく費用を抑えたい」
「紙テキストはいらないのでスマホだけで学習したい」
このような方に大変おすすめです。
ベーシックコースは月額2,178円(税込み)という他の通信教育と比較しても破格の料金となりますので、特に学習サポートを必要としないのであれば「スタディサプリ」が最もおすすめできます。
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