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今高校生なのですが、授業中どうしても眠くなって困っています…。
授業中寝ないようにする良い方法はありませんか??
このような疑問に答えます。
- 授業中眠くなる原因は、「睡眠圧」と「脳への刺激」が関係している
- 授業中眠くなったときの対策3選
- 授業中寝ない為に事前にできる対策3選
授業中は集中しなければならないのはわかっているけれど、どうしても眠くなってしまうもの。
そんなときは、何とかして眠気を克服したいですよね。
結論:授業中の眠気を克服するには、「脳への刺激」、「十分な睡眠」がとても重要です
この記事では、授業中の眠気で困っている方に向けて、寝ないようにする方法を「授業中にできる対策」と「事前にできる対策」に分けて3つずつ紹介します。
なぜ授業中は眠くなるの??
睡眠欲は3大欲求に入るほど、人間にとって必要不可欠な欲求です。
眠くなる理屈は主にこの「睡眠欲求の強さ(睡眠圧)」がまず影響しています。
人間は起きている時間に、徐々に脳に老廃物が溜まる(睡眠圧が高まる)仕組みになっており、睡眠によりそれはリセットされます。
しかしながら、夜に十分な睡眠が確保されていなければ、睡眠圧はリセットされないため、時間が経つにつれて睡眠欲求はどんどん高くなっていくのです。
すなわち、このような睡眠不足の状態で授業に臨めば眠くなるのは当然といえるでしょう。
では、「しっかり眠っているのに、授業中だけ眠くなる場合はどうなのか?」ということですが、これは「脳への刺激」が影響しているといわれています。
例えば、難しい話を聞き続け自分では何も考えていない時間が長いと脳が「退屈」を感じてしまい、逆に緊張から解放された「刺激が少ない状態」になってしまうのです。
つまり、
「休み時間は元気なのに、授業中だけ眠くなる」
「ある特定の授業だけ眠くなる」
といった原因は、無意識に考えることを拒絶し、脳がリラックスしているからなんですね。
このようなある種の「快適さ」は眠気を誘発しますので注意が必要です。
また、人間はそもそも生態的に集中しやすい時間帯などが決まっています。
昼食後などは特に眠くなりがちですので、満腹にならないようにするなど事前に対策しておくことも必要です。
授業中眠くなったときはどうする??
では、「実際に授業中眠くなったときはどうすればよいか」ということですが、以下の3つを推奨しています。
- 背筋を伸ばして、正しい姿勢になる
- 授業中の話を要約する
- 自主的に関連した演習問題を解く
背筋を伸ばして、正しい姿勢になる
まず眠くなったときこそ「背筋を伸ばして、正しい姿勢になる」ことを心掛けて下さい。
眠くなってしまう人は背筋が曲がっていたり、姿勢が悪かったりすることが非常に多くありますが、この状態は脳に十分な酸素が送りこまれず、脳の活性化を妨げてしまいます。
私自身も長らく授業をしていて、眠そうにしている生徒を目にすることがありますが、十中八九、背中が丸まっている、足を組んでいる、体が横に傾いているなど「姿勢が悪い」ことがほとんどでした。
授業中だけでなく、普段の学習においても
「うつ伏せになって単語を覚える」
「肩肘をついて、問題を解く」
「猫背になっている」
などは、どうしても眠くなってしまい、集中力が低下しますので気を付けて下さい。
授業中の話を要約する
大前提として、板書に関してはしっかりノートにとりましょう。(ただし、数学などの一部の教科はポイントだけノートにとることをおすすめしています)
手を動かすだけでも、脳への刺激はある程度誘発されます。
しかしながら、それでも眠くなってしまう場合は、授業中の話をポイントを絞って簡潔にノートにまとめる(要約する)ことに意識を集中してみて下さい。
「要約する」という行為は、「自身で考える」ということをしなければ到底できません。
このように「自分で考えて、体(手)を動かしている」状態を常に作ることが授業で集中するためにはとても大切です。
自主的に関連した演習問題を解く
「授業のスピードが遅く、自分でやることが少ないので眠くなる」
このような方もいるかと思います。難しすぎる授業の逆で、簡単すぎる授業も、また脳にとって刺激が少なく、眠気を引き起こしてしまうんですね。
この場合におすすめなのは、
「自主的に関連した演習問題を解く」
という方法です。
どのような授業でもそうですがクラス内のレベル差は必ず存在します。もしあなたがクラスの大半よりも理解力が早い場合は、どうしても「待ち時間」ができてしまうのです。
この時間に何もしなければ、やはり脳への負荷はかかりませんので、授業内容以外にも関連した問題(問題集)を用意しておき、無駄な時間を作らないようにするとよいでしょう。
私自身は授業中は早くできる生徒用の演習プリントを常に用意していますが、授業によってはそのような対策がない場合もあります。自身でも、事前に準備しておくとよいでしょう。
授業中寝ない為に事前にできる対策
授業中の対策はわかりましたが、そもそも事前に対策できることはありますか??
眠くなってしまったものを克服するのは難しいですよね。
事前にできることを3つ紹介します。
- 睡眠はしっかりとり、規則正しい生活をしよう!
- 体温調節を心掛けよう!
- 選べる場合は自身のレベルに合った授業・講座を選択しよう!
睡眠はしっかりとり、規則正しい生活をしよう!
まず、最も大切な事は「睡眠時間をしっかりとり、規則正しい生活をすること」です。
そもそも、睡眠欲求がリセットされていない状態では眠くなるのは当然の原理です。特に、脳をしっかり休めるためには夜の22時~24時から6~8時間程度はしっかりと寝る時間を確保することが大切です。
今まで、不規則な生活になっていた人はこれだけでも改善することで授業に集中するきっかけになります。
体温調節を心掛けよう!
体温調整の為に、服装は暖かくなりすぎない格好を心掛けましょう。
眠気は「快適度合い」に大きく影響します。
「暖かい布団だとすぐに寝れる」
「こたつに入ると眠くなる」
といった経験がある人もたくさんいるように、体温調整が非常に重要です。
特に、寒い時期には部屋の暖房の影響で眠くなりがちですので、簡単に脱ぎ着しやすい服装で調整しましょう。
選べる場合は自身のレベルに合った授業・講座を選択しよう!
学校での選択授業や予備校などの講座は自身のレベルに合った授業を選択しましょう。
クラスの大半とのレベルとあまりにもかけ離れている場合は、難しすぎたり、逆に簡単すぎて脳への負荷・刺激が少ない状態になってしまいます。
予備校などは講座の変更ができることも多いですので、もし、「自分のレベルに合わない」と判断した場合は早めに相談しましょう。
また、学校の場合は予備校とは異なり、授業の変更などはほとんどできません。
この場合は、担当の先生にまずは相談することをおすすめします。別途、演習問題を用意してもらうなどが基本的にはおすすめです。
まとめ
今回は「授業中どうしても眠くなってしまう」という方向けに、授業中寝ない方法を解説しました。
- 背筋を伸ばして、正しい姿勢になる
- 授業中の話を要約する
- 自主的に関連した演習問題を解く
- 睡眠はしっかりとり、規則正しい生活をしよう!
- 体温調節を心掛けよう!
- 選べる場合は自身のレベルに合った授業・講座を選択しよう!
そもそも授業中、眠くなる原因としては、
「脳への刺激が少ない」
「十分な睡眠がとれていない」
の2つが最も大きな要因です。
授業中であれば、「正しい姿勢」や「自主的に考える」ことを意識して脳への刺激を促しましょう。また、事前にできることとしては「十分な睡眠をとる」がとても重要です。夜しっかり寝ることは、睡眠欲求をリセットすることに繋がりますので、睡眠時間が足りていない場合はまずはしっかり寝るようにしましょう。
以上、参考になれば嬉しいです。
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