【大学受験】諦めるべきではない理由とやる気を出す方法5選

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ラッシーくん

もうすぐ大学受験を控えていますが、諦めるべきか悩んでいます。
どうしたらよいでしょうか??

このような疑問に答えます。

本記事の内容
  • 大学受験(大学進学)そのものは将来の選択の幅を狭めることになるので諦めるべきではない
  • モチベーション低下を防ぐため、第一志望校は諦めるべきではないが、併願校は調整すべき
  • 大学受験に対するやる気を出す方法5選

大学受験を控えているものの

「大学受験を諦めるべきか悩んでいる」
「第一志望校を変えるべきだろうか」
「大学受験に対するモチベーションを上げたい」

と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

結論:大学受験そのものや第一志望に関しては諦めるべきではないが、併願校は調整すべき

このような結論になる理由を解説していきます。

目次

大学受験そのものは諦めるべきではない

まず、「大学受験そのものを諦めるべきか??」という悩みに関していえることは

大学受験そのものは絶対に諦めるべきではない

という見解になります。

そもそも大学受験をやめたいと考えてしまう主な原因は以下の3選になります。

大学受験をやめたいと考えてしまう主な原因3選
  1. 成績が伸びない
  2. 目標がない、もしくは変わった
  3. 費用がない(お金関係の問題)

しかしながら、上記の3点は実はいずれも解決可能です。

「大学受験そのものを諦めるということは、大学に進学しない」

ということになりますが、将来のことを考えると「大卒が企業採用の応募条件になっている」「国家資格の受験対象に大卒が必要」など、物理的に専門卒では就職が難しい職種もあるので注意が必要です。

いわゆる「学力フィルター」は存在し、「学部・学科」ではなく「大学名」での採用をしている実態は存在するといえます。

すなわち、大学に進学しなかった時点で、「このような大企業で働く道がなくなる可能性がある」ことは強く意識しておく必要があります。

すなわち

進路が決まらない場合こそ、大学受験を諦めるべきではないですし、幅広い進路先を確保しておくことが重要です

ラッシーくん

職業は無数に存在するので、より幅広い進路先を確保することが大切なんですね。

シンスケ

その通り。学歴は自分にとって財産になりますので大学受験そのものを諦めるのは絶対おすすめしません。

志望校に関しては諦めてもよいか

では、「志望校に関しては諦めてもよいか」ということですが、これに関しての結論は以下になります。

第一志望校は諦めず、併願の出願校で確率を調整する

このような結論になる理由は以下の3点です。

  1. 第一志望を諦めないことでモチベーションを維持できる
  2. 最後に成績が伸びる可能性がある
  3. 併願校を調整することで、全滅の可能性を下げられる

第一志望を諦めないことでモチベーションを維持できる

まず、モチベーションの維持の為に、第一志望に関しては絶対に下げない方がよいでしょう。

第一志望を下げれば、たしかに心に余裕が生まれたり、場合によっては受験科目が少なくなるメリットもあります。

しかしながら、受験では

「この大学にどうしても入りたい」

このような気持ちがとても重要なのです。

実は私の教え子にも成績がどうしても上がらず、第一志望を下げた生徒が過去におりましたが、それと同時に勉強に対する意欲も低下してしまい、結果的に大学受験に軒並み失敗してしまったのです。

大学受験後も

「どうせなら最後まで、第一志望を目指して頑張ればよかったです」

と後悔の気持ちを露わにしていました。

このように、大学受験は日頃の学習で得た知識だけでなく、精神的な部分やモチベーションによっても合否が左右されます。必ずしも第一志望を下げることで合格率が上がるわけではないということにも十分留意しなければならないでしょう。

よって、

第一志望に関しては絶対に下げないことを強くおすすめします

最後に成績が伸びる可能性がある

第一志望を諦めない方がいい理由の2つ目は「最後に成績が伸びる可能性がある」という点です。

特にあなたが現役生の場合は、受験1カ月前でも成績が急上昇する可能性があります。
皆さんは、「成績は勉強すればするほど伸びる」というイメージを持っていませんか?

しかし、実際は成績は勉強をしてもすぐに伸びるわけではありません。

上記のように学力には上昇するポイントが存在します
もう少し具体的には、下記のように「基礎レベルがすべてわかる」「標準レベルがすべてわかる」などある特定レベルの学習ポイントまで理解したときに初めて学力が向上します。

すなわち、勉強をすればするほど伸びるのではなく、ある一定量までやり続け今までの学びがひとつに繋がったときに初めて成績は向上すると覚えておきましょう。

実際は、上記の図よりももっと極端であることも多く、勉強をかなりしてもずっと成績が伸びず、時には成績が下がることもあります。

すなわち

現在の学力が第一志望の学力に満たなかったとしても、基礎がしっかりしていれば急に学力が伸びる可能性があります。特に、現役生の場合は、現状の学力だけで第一志望校を諦めない方がよいでしょう。

併願校を調整することで、全滅の可能性を下げられる

上記の通り、第一志望校に関しては諦める必要はありませんが、第一・第二志望以降の併願校に関しては調整する必要があります。

すなわち、闇雲に挑戦すればよいのではなく、全体的な合格の可能性も考え、以下の通り出願戦略を考えることで全滅(浪人)の可能性を防ぐことが重要です。

一般選抜型入試(個別)の出願校の考え方

まず、一般選抜入試(個別)の出願校に関しては、以下のように戦略を立てた出願をします。

一般選抜入試出願の考え方

外部模試平均偏差値±5を目安に挑戦校、相応校、安全校を各3校ずつ計9校分出願する

一般選抜型入試の出願校を決める前に、事前に自身のこれまでの外部模試の偏差値を参考に、挑戦校、相応校、安全校の3層に出願校を分けておきましょう

例 自身のこれまでの外部模試の平均偏差値が55の場合
挑戦校:偏差値60程度の大学
相応校:偏差値55程度の大学
安全校:偏差値50程度の大学

原則は、上記の3層から3校ずつ出願するとバランスが良いでしょう。

受験スケジュールとしても、同レベルの偏差値帯は同じ週に個別入試を実施していることが多いため、バランスよく試験日程が分かれ、ストレスなく受験することが可能です。
(ただし、実際には、試験日程を調べながら、なるべく連続にならないようにしたり、手続き面も考慮しましょう)

シンスケ

偏ったレベルのみ(挑戦校9校など)にすると、現実問題すべて不合格になる可能性が高くなります。浪人覚悟かどうかにもよりますが、現役志向の場合はやはりある程度のバランスが大切です。
これをベースにして、大学入学共通テストの結果によっては挑戦校を増やし、安全校を減らすなど検討するのがおすすめです。

偏ったレベルのみにならないように、注意しよう!

挑戦校は変えず、相応校・安全校の調整をする

上記の出願の仕方の通り、あくまでも全体の出願校の合格率を調整することが大切になります。

  • 挑戦校の層(すなわち第1~第3志望あたりの大学)に関しては、変えない(諦めない)
  • 相応校・安全校の層に関しては、合格率が高くなるように調整する

例えば、現在のあなたの合格判定が以下だとします。

現在の出願予定校

第1志望:A校(挑戦校)⇒ E判定
第2志望:B校(挑戦校)⇒ E判定
第3志望:C校(挑戦校)⇒ D判定
第4志望~第6志望(相応校) ⇒ D判定
第7志望~第9志望(安全校) ⇒ C判定

この場合は、おおよそ、第1志望~第3志望が合格する確率はそれぞれ20%未満、第4~第6志望が合格する確率は約20%程度、第7~第9志望が合格する確率はそれぞれ40~50%程度となり、全体として全落ち(浪人)の可能性もかなりの確率で起こります。

もちろん、浪人覚悟であれば上記でもOKですが、現役志向の場合は、第1志望~第2志望に関しては、モチベーションの維持のために残しておき、第3~第9志望の出願校を例えば以下の判定が出る大学になるように調整することが大切です。

調整後の出願予定校

第1志望:A校(挑戦校)⇒ E判定
第2志望:B校(挑戦校)⇒ E判定
第3志望:C校(挑戦校)⇒ C判定
第4志望~第6志望(相応校) ⇒ C判定
第7志望~第9志望(安全校) ⇒ B~A判定

このように、第1志望や第2志望ではなく、第3志望以降を調整することで、安全校となる大学も抑えつつ、挑戦校に対するモチベーションを維持して出願することが可能です。

また、「大学入学共通テスト利用」の結果によっても、上記の出願校のバランスを調整してもよいでしょう。

よって、結論としては

第一志望校は諦めず、併願の出願校で確率を調整する

このような結論になります。

出願校数の考え方に関しては詳しくはこちら

このような人は第一志望を変えてOK

上記の通り「原則は第一志望は変えない方がよい」といえますが、第一志望を変えてもOKな場合があります。
それは、「そもそも自身の目指す分野が変わった場合」です。

例えば、

「今までSEになろうと考えていたけど、途中からどうしても看護師を目指したいと考えるようになった」

このような場合もあるかと思います。

このように、「絶対に看護師になりたい」という強い想いがあるのに、他の学部に行ってしまった場合は看護国家試験の受験資格すら与えられないことになりますので、この先看護師になるのは難しくなり、後悔することになり得ます。

最終的な将来像がこのように全く違う分野になった場合は、第一志望も含め考え直す必要があるかもしれません。

ただし、原則的には

「とにかく難関大学を目指し、幅広い進路先を確保しておく」

これが基本戦略になりますので、例にあげたようなよほどの分野変更がない限りは変えない方がよいでしょう。

大学受験を諦めようとしている人がやる気を出す方法5選

「大学受験は諦めるべきではありません」がどうしてもモチベーションが上がらない方の為に、やる気を出す方法5選を紹介します。

目標を設定する

まず、大学受験のモチベーションを上げるために目標をしっかり立てましょう。

目標の立て方の3STEP

STEP① 長期的な状態目標を立てよう!

STEP② 具体的な数値目標を立てよう!

STEP③ 数値を意識した行動目標を立てよう!

ポイントは

「最終的なゴール(状態目標)の設定」⇒「ゴールが達成できる数値目標の設定」⇒「数値目標が達成できる行動目標の設定」

といったように、長期的な目線から、数値を意識しながら短期的な目線にシフトしていくことになります。

このような、しっかりとした最終目標が決まれば、自ずと大学受験のモチベーションが上がり、目の前の勉強目標も決まりますよ。

なぜ勉強するのか考える

2つ目に大学受験を諦めたいという人は、「勉強を諦めたい・やめたい」という人が圧倒的に多くいます。

このような、「なぜ勉強するのか」という意味をしっかりと把握しておくことで、勉強自体のモチベーションを高めることができます。

高校生が勉強する5つの意義
  1. 将来の可能性を残すことができる
  2. 優秀な人に恵まれる
  3. 長所・短所を知ることができる
  4. 生きる力が身につく
  5. 自分に自信がつく

特に、「将来の可能性を残す」という意味でも、「大学受験」や「勉強」は絶対に諦めない方がよいでしょう。

勉強に集中する方法を知る

3つ目に「勉強に集中する方法」や「効率的な勉強法」を知ることで、学習の成果を高めていきましょう。

集中して勉強ができ、実際の成果が出れば大学受験に対しても諦めたくないと思うようになります。
具体的には、以下の「5W1H」に関して勉強方法を見直していくと良いでしょう。

勉強で見直すべき5W1H

When(いつ):勉強する日や時間帯をどうするか

Where(どこで):勉強する場所をどうするか

Who(誰と):一人で勉強するか誰かと一緒にやるか

What(何を):何を使って勉強するか

Why(なぜ):勉強する理由や目標の整理

How(どのように):勉強する方法はどうするか

自身の環境を変えてみよう

4つ目にあなたが大学受験を諦めている要因の一つとして、「周囲の人に影響されている」可能性があります。
アメリカの起業家ジム・ローンの格言に

あなたは、最も一緒に過ごす時間の長い5人の友達の平均になる

ジム・ローン

というものがあります。
すなわち、自身の現在の環境において

「学校のクラスの大半が危機感がなく、勉強していない」
「周囲の友人が大学受験を諦めている」

といったことに、自分自身も影響されてしまう傾向があるのです。

ラッシーくん

今まではたしかに、周りに流されていたかも…

この状況であった場合は「環境を変える」ということを実践して欲しいと思います。
具体的には、

「学校帰りは図書館や自習室に行き、勉強する」
「予備校など他の受験生が多く集まる場所へ行く」

といったように、「危機感をもって勉強している環境に身をおく」ことを大切にしてみましょう。

周囲の影響は思った以上に大きい!自身の環境を変えてみよう!

学習アプリを活用しよう

5つ目は学習アプリを活用することで、勉強に対するモチベーションは高めることができます。

2010年のアメリカ教育省の報告によると

「オンライン学習をしている人の方が、対面授業で学習をしている人より成績が良かった」

という研究結果があります。

いつでも、どこでも、自分のペースに合わせて学習することができることがこのような結果になったと推測しておりますが、現役生は学校における授業、部活動などがあり、自身の時間が限られてくることも考えるとこのように比較的自由度の高いサービス(オンライン授業)の方が適しているといえます。

オンライン授業は費用等も考慮するならば、
断然おすすめなのはスタディサプリ、特に英語に関してはスタディサプリ ENGLISHが英語学習に特化しているのでおすすめです。

スタディサプリとは

スタディサプリはリクルートのオンライン学習サービスになります。

このサービスのすごいところは、月額980円~(年会費・初期費用無料、税抜)の圧倒的な低価格で質の高い学習(有名講師の授業)を受けることができます。(英語以外も学習できます)
予備校ですとこの何倍ものお金がかかりますので非常にコスパが優れているといえるでしょう。

また、このサービスはまさしく「いつでも、どこでも、自分のペースで」見られることが最大の強みです。

難易度も「予習・復習」「定期試験対策」「受験対策」までそれぞれの目的に合わせて活用できるので非常におすすめです。

スタディサプリの使い方としては、

  • 学校のわからない部分だけ集中的に見る
  • 苦手な分野だけ集中的に見る
  • 問題を解いてわからなかった部分を見る

このように、とりあえず登録だけしておいて、必要なときに活用するのが良いでしょう。

\神授業見放題/

特に、英語に関しては、スタディサプリEnglishがおすすめです。英単語に関してはTEPPAN英単語と呼ばれるアプリもあります。ただし、TEPPAN英単語の合計掲載単語が1409語だけですので、TEPPAN英単語だけで、必要な英単語を網羅することは難しいです。あくまで、他の英単語帳との併用の形でアプリも活用するとよいでしょう。

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まとめ

「大学受験を諦めるべきか悩んでいる」
「第一志望校を変えるべきだろうか」
「大学受験に対するモチベーションを上げたい」

このような方に向けて、

大学受験そのものや第一志望に関しては諦めるべきではないが、併願校は調整すべき

このような結論になる理由を解説しました。

そもそも大学受験に関しては

進路が決まらない場合こそ、大学受験を諦めるべきではないですし、幅広い進路先を確保しておくことが重要です。
また、第一志望校に関しては決して諦める必要はありませんが、併願校で確率を調整することで、浪人の可能性は下げる必要があります。

また、諦める理由が学習に関することの場合は学習アプリを併用するとかなり勉強しやすくなり、おすすめです。

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