数学検定準２級対策～基礎知識・公式・解法・学習法・おすすめ参考書～

2024年10月10日2024年10月15日

このページについて

ここでは実用数学技能検定準２級に合格したい方向けに合格のコツを紹介しています。
基本的には

学べる内容

数学検定について
数学検定準２級に合格する上での基礎知識・公式・解法のテクニック
数学検定準２級の学習法
おすすめ参考書

などを、プロの数学教員が解説しています。

実用数学技能検定（数検）とは？

「実用数学技能検定（数検）」とは、数学・算数の実用的な技能を測り、論理構成力をみる記述式の検定で、公益財団法人日本数学検定協会が実施している全国レベルの実力・絶対評価システムです。

現在、累計志願者数は700万人を突破し、実施する学校や教育機関も18,000団体を超えるなど数学技能を証明する上で、信頼のある検定となっています。

取得することで

①進学／就職に有利になる
②論理的思考力が身に付く

などメリットが多く、日本国内のみならず、海外でも高い評価を得ることができます。

特に、このページで紹介している「数学検定準２級」は高校１年生レベルとなりますが、大人でも教養として抑えておきたい内容となっています。

基本情報

目安となる学年	高校１年程度（高１内容５０％、中３内容４０％、特有問題１０％）
構成	１次：計算技能検定２次：数理技能検定 ※はじめて受験する場合は１次・２次の両方を受検
検定時間	１次：５０分２次：９０分
出題数	１次：１５問２次：１０問
合格基準	１次：全問題の７０％程度２次：全問題の６０％程度
検定料	個人受検：5,600円団体受検：4,800円 ※１次or２次のどちらかが合格していれば免除対象。免除に該当する場合は検定料の1,000円引きが適用される
運営団体	公益財団法人　日本数学検定協会

数検準２級対策～１次計算技能検定～

１次計算技能検定の学習法

数検準２級（１次計算技能検定）は、

「STEP①　各分野毎に基本公式を覚え、定着させる」
「STEP②　過去問題を３年間分解く」

この２つのことを徹底することでほぼ確実に合格することができます。

「１次計算技能検定」のみ合格基準を達した場合でも「１次のみ合格」という資格を得ることができます。
この場合でも、証書は出ますし、１度合格すれば、次回からは「２次論理的思考力」だけ受ければＯＫです。（１次免除）

その際、１次免除番号が通知されますので必ず控えておきましょう。

具体的には、以下の項目を１つずつこなしていきましょう。

STEP

基本公式を覚える・定着させる～必要な公式・知識・まとめ問題一覧～

どこから始めてもかまいませんが、注意点としては

「数と式（基本公式）」⇒「数と式（まとめ問題）」⇒「集合と命題（基本公式）」⇒「集合と例題（まとめ問題）」⇒「２次関数（基本公式）」⇒　「２次関数（まとめ問題）」⇒……

のように学習し、各分野毎の基本公式を覚えたら、次の分野に進む前に同一分野の「まとめ問題」を必ず解いて下さい。

１．【数学Ⅰ】数と式	基本公式	まとめ問題（準備中）	解答・解説（準備中）
２．【数学Ⅰ】集合と命題	基本公式	まとめ問題（準備中）	解答・解説（準備中）
３．【数学Ⅰ】２次関数	基本公式	まとめ問題（準備中）	解答・解説（準備中）
４．【数学Ⅰ】図形と計量	基本公式	まとめ問題（準備中）	解答・解説（準備中）
５．【数学Ⅰ】データの分析	基本公式	まとめ問題（準備中）	解答・解説（準備中）
６．【数学Ａ】場合の数と確率	基本公式	まとめ問題（準備中）	解答・解説（準備中）
７．【数学Ａ】図形の性質	基本公式	まとめ問題（準備中）	解答・解説（準備中）
８．【数学Ａ】数学と人間の活動	基本公式	まとめ問題（準備中）	解答・解説（準備中）

公式一覧（すべて）はこちら

解説集

【数学Ⅰ】２次関数分野

【数学Ⅰ】２次関数の最大値・最小値の求め方～定義域や文字を含んでも簡単にできる方法

【数学Ⅰ】２次不等式の解き方～基本的な考え方・注意点・応用問題の解法～

STEP

過去問題を解く～１次計算技能検定対策問題～

過去に数学検定準２級で出題された問題から作成した独自の対策問題を公開しています。

以下の３回分の問題を解くことで過去問対策になります。

計算技能対策①	問題（準備中）	解答・解説（準備中）
計算技能対策②	問題（準備中）	解答・解説（準備中）
計算技能対策③	問題（準備中）	解答・解説（準備中）