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「Z会」は株式会社増進会ホールディングスが提供する通信教育となります。
この記事ではZ会に関する情報が知りたい方に向けて、
「全体的な特徴」
「メリット・デメリット」
「教材は難しいのか」
「受験(中学・高校・大学)は可能か」
などについて解説しています。
Z会の特徴とメリット・デメリット
Z会(小中高)それぞれの特徴とメリット・デメリットは以下のようになっています。
Z会(小学生向けコース)
特徴
対象レベル | 標準~発展レベル ※全学年対応 (中学受験コースは3年~6年のみ) |
中学受験対応 | あり |
先取り学習 | なし |
学習スタイル | タブレット・紙テキスト 小学生タブレットコース:主にタブレットで学ぶスタイル 小学生コース:主に紙テキストで学ぶスタイル ※タブレットは自分で用意 |
ライブ授業 | なし |
添削・質問・個別アドバイス | ・「質問」、「添削指導」に対応 ・「相談(個別アドバイス)」に未対応 |
対応科目 | 【科目】 国/数/英/プログラミング(小学1・2年生) 国数理社英+未来探求学習/プログラミング(小学3年生) 国数理社英+総合学習/プログラミング(小学4・5・6年生) 【有料オプション】 みらい思考力ワーク(1~2年生) 思考・表現力専科(3~4年生) 公立中高一貫校受検対策講座・適性検査専科(5~6年生) 公立中高一貫校受検対策講座・作文専科(6年生) 最難関中学受験プレミアム講座(4~6年生) プログラミングはじめてみる講座(1~6年生) プログラミングみらい講座with KOOV®(1~6年生) Z会プログラミング中学技術活用力講座(5・6年~中学生) 調べるひろがる探究講座(3~6年生) |
料金・受講形式 | 月約3,000~8,800円 ※コースや学年によっては1教科ずつも可能 |
努力賞制度 | あり ※提出物などの取り組みでポイントが貯まり、nanacoポイントや図書カードと交換 |
運営会社 | 株式会社増進会ホールディングス |
- 学習が得意な小学生に特におすすめ!教科書レベルの内容から中学入試したい方まで幅広く対応!
- 丁寧な添削指導と質問対応で個々の実力が着実にアップできる!
- 教科に捉われず思考力を養う問題が豊富!
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Z会(小学生向けコース)の「対象レベル」「教材内容」
対象レベル
Z会の「対象レベル」は標準~発展レベルとなります。
他の通信教育と比べると難易度は多少高いといえますが、それでも基礎からステップアップできる構造になっていますよ。
ただし、後述する、「Z会小学生コース」「Z会タブレットコース」でも異なります。
Z会小学生コースの「レベル」
Z会小学生コースレベルは以下のように「スタンダード」「ハイレベル」の2つに分かれています。
レベル | 扱うレベルの内容 |
---|---|
スタンダード | 「教科書レベルの基本・標準問題」+「教科書+αレベルの応用問題」 |
ハイレベル | 「教科書レベルの基本・標準問題」+「教科書+αレベルの応用問題」+「発展問題」 |
※英語および専科にレベル設定はありません。
Z会は「スタンダード」「ハイレベル」のどちらを選んでも、「教科書レベルの基本・標準問題」に加えて、「教科書+αレベルの応用問題」を扱っています。
これに加えて、「ハイレベル」を選んだ場合は更なる発展問題(教科書では扱わない、入試にもつながる問題)も1回分扱っているところが大きな特徴です。
「スタンダード」でも応用問題は扱っていますし、いつでも「ハイレベル」に変更することは可能です。(カリキュラムも同じ)
迷っている場合はまずは「スタンダード」から始めるのがおすすめです。
「ハイレベル」は始めから公立中高一貫校の受験を考える方などにはおすすめです。
Z会小学生タブレットコースの「レベル」
Z会(小学生タブレットコース)に関してはZ会(小学生コース)のようなレベル設定はありません。
ただし、レベル設定ができないと
「自分には難易度が合わないこともあるのでは?」
と心配になるかもしれませんが、実はZ会(小学生タブレットコース)に関してはお子様ひとりひとりの学習状況に合わせて、適切な問題を出題してくれます。
「小学生タブレットコース」の方が「小学生コース」よりもより自分のレベルに合わせた問題が解けるといえるでしょう。
教材内容
Z会の基本的な学習の流れは以下のようになっています。
1カ月の学習の流れ
1カ月サイクルで取り組む無理のない学習スタイルが、学習習慣を自然とはぐくみます。
良質な教材とふりかえり機能で、当月の学習の100%理解を実現。「わからない」を次月に残しません。
学習の概要
また、1日の基本的な学習時間は
3・4年生 → 約20分
5・6年生 → 約30分
と取り組みやすい時間設定となっています。
学習時間の目安
特に、この1日約20~30分という学習時間設計はとてもよいところです。
科学的にも休憩を挟むことでの集中力の効果は立証されておりますし、日常生活の隙間時間でいつもで利用することができるところもいいですね。
(参考:「集中力の限界は90分? 集中できないときに試したい効果的な休憩方法と勉強法」)
もちろん、お子様が慣れてきたら40分・50分と学習時間を増やしていくことも可能です。
学習はまず、学習計画として、Z会からスケジュールが個々に自動配信されます。
「まず、何を勉強したらいいかわからない」このようなお子様はたくさんいるかと思いますので、1カ月間でやることが設定されているところはとてもよいところですね。
しかしながら、学習しているとどうしてもスケジュール通りにいかないときもありますよね。
そのようなときは、自分でスケジュールを設定し直すことも可能です。
毎日の学習に関しては
「要点チェック」→「確認問題」→「要点チェック」→「確認問題」→ …
を繰り返し、最後に「練習問題」を解いて定着させるというセット構造になっています。
「要点」チェック
「要点」をチェックしたら、すぐに確認問題を解く
解いた問題はすぐに採点されますよ。
基本的には教科書レベルとなりますが、難易度は段階的に調整できます。
「要点」「確認問題」を繰り返した後は「練習問題(応用)」にチャレンジ
学習時間は上記を繰り返すイメージです。
1日あたりの学習量は
3・4年生 → 約20分
5・6年生 → 約30分
となりますので、集中しやすい作りになっています。
月末(24日頃)になると、以下のような「学習診断レポート」が届きます。
その月の学習診断レポートが届く
学習診断レポートは、お子様の理解度(得意分野・不得意分野)、学習状況、アドバイスなどがまとめられた一冊になっています。
また、総確認として月の学習が総合的に網羅されたまとめテストが出題されます。
まとめテスト(月の学習内容を総チェック)
解いた問題はすぐに自動採点され、つまづく箇所をわかり
やすく解説してくれます。
まとめテストの後は理解度別ふりかえり問題で徹底的に復習ができます。
理解度別ふりかえり問題
「理解度別ふりかえり問題」のいいところは、自身の理解度に応じて問題が変化するところです。
「苦手な問題ばかりであまり解けなかった場合」→同じレベルの問題
「得意な問題でよくできた場合」→ 同じ分野の発展問題
といったように、ここでも自分に合った学習ができますよ。
STEP3まででも十分な学習ができますが、Z会は「もっと学習したい」というお子様に向けて「とくべつ問題」も用意しています。
とくべつ問題
なるほどスコープ(教科の中には、すぐに誰かに教えたくなる問題もあり)
テキストの特徴
Z会のテキストの特徴を紹介すると以下のようになっています。
思考力を伸ばせる問題が豊富にある(4年生算数:面積)
思考の過程に関しても学べる
算数などの解説は一つの問題に対して様々な考え方を紹介しています。
考え方を複数学ぶことで、思考力がより育ちますよ。
内容は理解しやすい単位に細分化(理科:植物のつくりとはたらき)
上記のように、
「葉にふくまれるでんぷん」
「じゃがいもにふくまれるでんぷん」
「植物におけるでんぷんのはたらき」
などをいっきに学ぶのではなく、ひとつひとつを丁寧に理解し、定着することを大切にしていきます。
一般的につまづきにくい分野でも理解しやすい教材になっていますよ。
丁寧に学んだ知識を組み合わせる応用問題
学んだことを組み合わせてできる応用問題が豊富にあります。
この「考える」という内容が教材内容に入っているかはとても大切です。
イラストや写真を使った解説でわかりやすい
問題を解くときのポイントも明確になっている
教科に捉われない学習もできる(みらいたんけんがくしゅう)
理科・社会は経験も大切にする(経験学習)
中学受験対応
Z会は中学受験にもしっかりと対応できる教材になっております。
通常のコースでも難易度の高い問題は扱いますが、主に難関国私立中学を狙うお子様向けの「中学受験コース」もあります。
中学受験コースは扱う問題の違いの他にも
「書き込み式の授業ノート」
「中学受験を熟知した講師による映像授業」
「思考力をより伸ばす練習問題・月例テスト」
「月例テストの添削指導」
といった「中学受験」をするために欲しい仕組みが豊富に揃っています。
書き込み式の授業ノートと映像授業
タブレットだけでなく、紙の良さもしっかりと利用していきます。
また、映像授業は何度でも繰り返しみることができるため、定着がしやすいつくりになっています。
中学受験用の練習問題と月例テストの添削指導
添削指導では、お子様に合わせた考え方を指導していきます。
繰り返すことで、記述力が身に付くところが大きなメリットです。
Z会(小学生向けコース)の「学習スタイル」
Z会の学習スタイルには主に紙テキスト中心の「小学生コース」とタブレット中心の「小学生タブレットコース」、紙テキスト+タブレットの両方を用いる「中学受験コース」の3種類あります。
小学生コースと小学生タブレットコースの違い
特に、質問が多い「小学生コース」「小学生タブレットコース」の違いは以下のようになります。
小学生コースと小学生タブレットコースの違い
コース | 小学生 | 小学生タブレット |
---|---|---|
学習スタイル | 紙教材が中心 ※「漢字辞典」「ポスター」「予想問題集」など | タブレットが中心 ※タブレットは専用ではなく、個々に自身のiPadが必要 |
基本的な学習の流れ | 毎月の提出課題+個別添削指導 | 毎日の要点チェック・確認問題・練習問題 →月末の学習診断レポート →月末のまとめテスト →月末理解度別ふりかえり問題 を繰り返す形式 |
教科 | 本科(国算英理社)+専科の対応 ※1教科から受講可能 ※専科は以下 3・4年生(英語) 5・6年生(公立中高一貫校適性検査) 6年生(公立中高一貫校作文) | 本科(国算英理社+総合学習)の6教科対応 |
レベル | スタンダードorハイレベルのいずれか一方を選択 | 個別の理解度に合わせて 適切な教材を提供してくれる |
学習プランの作成 | 紙のカレンダーに書き込むorシールを貼るタイプ | AIによる自動スケジューリング機能あり |
丸付け | 解説をみながら答え合わせ | 自動採点機能でその場で採点 |
小学生タブレットコースの機能と特徴
小学生タブレットコースには以下のような特徴があります。
小学生タブレットコースの機能Pickup
機能 | 特徴 |
---|---|
カレンダー機能 | 1カ月にどのようなスケジュールで学習するかを個々に自動で配信してくれる。何をやろうか、悩むことないため、スムーズに学習に取り組むことができる。 ※自分でスケジュール変更することも可能 |
自動採点機能 | 書いた答え(文字)をその場で自動採点してくれる。 |
解き直し機能 | 間違った問題はその場で解き直し。わからないことを次の単元に残さない。 |
ヒント機能 | 問題を解くときに、適宜、ヒントを与えてくれる。頑張ればなんとか解けるようになるヒントを与えてくれるため、わからなくて挫折することを防ぐことができる。 |
解説機能 | 答えを間違ってしまった場合は、丁寧な解説をみることができる。学ぶことの楽しさを伝えてくれる良質な解説が特徴。 |
理解度別ふりかえり機能 | 自身の理解度に合わせて、まとめテスト後の問題が変わる。 (苦手な分野はもう1問同じような問題、得意な分野は発展問題が出題されるなど) |
ふでばこ機能 | タブレット画面に文字や図を自由に書きながら学習できる。途中過程などを書きたい場合、頭だけでなく書いて考えを整理したい場合など、思考力を伸ばすことにもつながる |
学習診断レポート | AIがつまずいた問題を分析し、どの分野が弱点なのかを記した分析レポートが届く(毎月24日頃) |
ごほうび機能 | 学習を終えると1日1回スタンプをくれたり、終わった後はパズルゲームができるようになるなどモチベーションにつながる仕組みが豊富 |
小学生タブレットコースは上記のように非常に多くの機能がついており、かなりおすすめできます。
ふでばこ機能(タブレットに自由に書き込める)
途中過程や図などタブレットには自由に書き込むことができます。
スタンプ機能(学習を進めるほど、楽しみが増える)
お子様のモチベーションをあげるためのごほうび機能もあります。
ヒント機能
難しい問題も粘り強く解けるようヒントをみることができます。
タブレットコースでも書く力を強化できる
タブレット学習の場合、記述力がなくなるのではないかと不安になる方もいますが、漢字の書き取りや、書く力を強化する問題にもしっかりと取り組めます。
上記の通り、「小学生タブレットコース」は非常に多くの機能を有しているため、「小学生コース」より基本的にはおすすめです。
近年はAIを利用した学習が主流となっており、「小学生タブレットコース」のように学習スケジュールをAIが自動で立ててくれたり、採点も自動ですぐにしてくれたり、個々にあった問題に取り組める仕組みがあった方がお子様の学習効率が確実に上がります。
AIをしっかり利用していくことは今後の学習で必須だと考えています。
紙教材の利点である「書く力」という点に関しても、Z会はタブレットでもしっかりと書けるようになっておりますので、まさに、紙でできてタブレットでできないことはないといえるでしょう。
また、カリキュラムは基本的には同じなので、受講途中であってもコースを変更することはいつでも可能です。
したがって、まずは「小学生タブレットコース」から始めてみて、お子様にどうしても合わなければ、「小学生コース」か他の通信教育を考えるとよいかと思います。
小学生コース(紙テキスト)向きの方
上記の通り、基本的には小学生タブレットコース(タブレット学習)の方がおすすめですが、逆に小学生コース(紙テキスト)の方がよい方は以下の3つのどれかに当てはまる方になります。
- 自宅にWi-Fi環境がない方
- タブレットによる眼精疲労が酷い方
- どうしても紙テキストに拘りがある方
自宅にWi-Fi環境がない方
公式サイトでも紹介されていますが、小学生タブレットコースWi-Fi環境が必要です。(有線LANは不可)
学習には、無線LAN(Wi-Fi)環境が必要です(下り10Mbps以上、上り5Mbps以上推奨)。
引用元:Z会公式HP
※一部のモバイルルータ、スマートフォン等携帯端末でのテザリング等、通信速度が不安定になる可能性がある環境でのご受講は推奨しておりません。
したがって、ご自宅にWi-Fi環境がない方は「小学生コース」を受講した方がよいといえます。
タブレットによる眼精疲労が酷い方
タブレット学習は画面を長時間見続けることになるため、紙テキストよりも眼精疲労を引き起こしやすいというデメリットがあります。
したがって、お子様の目の疲れが余りにもある場合(もしくは今まであった場合)は、タブレットではなく紙テキストを利用した方がよいでしょう。
どうしても紙テキストに拘りがある方
タブレット学習の方がおすすめはしていますが、それでもどうしても紙テキストに拘りがある方もいるかと思います。
そのような方は先に「小学生コース(紙テキスト)」を利用し、合うかどうかみてから「小学生タブレットコース」に変更するのもありです。
実際、学校をはじめ、様々な試験は未だに紙で実施していますし、Z会はタブレット画面に書けるとはいえ、実際の紙に書く練習をすることもたしかに必要かと思います。
ただし、上記でも触れた通り、現在、社会全体としては「ペーパレス」や「AI活用」などが主流になってきておりますのでこのことも念頭においておくとよいでしょう。
Z会(小学生向けコース)の「学習サポート」「保護者向けサポート」「ライブ授業」
学習サポート
Z会は「添削・質問・個別アドバイス」などのサポートをすべて行っております。
Z会の小学生コース(3~6年生)では、1年間同じ担任が添削を担当します。5教科(国語、算数、理科、社会、英語)すべてで、毎月添削指導が行われます
※学習提案はチャレンジタッチのみ。「質問ひろば」は小3~小6のみ(教材・回数制限あり)。
添削サポート
Z会(小学生向けコース)では以下のコースで添削指導を受けることが可能です。
コース | 特徴 |
---|---|
(1・2年生) | 小学生コース毎月添削指導あり(「国語」「算数」「経験学習」) ※「国語」「算数」はA3両面分、経験学習 ※「経験学習」は絵や作文の講評など |
(1・2年生) | 小学生タブレットコース添削指導はなし ※毎月(24日頃)のまとめテストで学習の定着を確認するタイプ |
(3~6年生) | 小学生コース・小学生タブレットコース毎月末に添削指導あり(「国語」「算数」「理科」「社会」「英語」) ※「デジタル方式」はスマホ・パソコンで提出できる(約1週間で返却) ※「手書き方式」は専用封筒で提出(Z会到着後、約14日で返送) |
基本的には、5教科(「国語」「算数」「理科」「社会」「英語」)の添削を月末に行ってくれるイメージで大丈夫ですが、1・2年生だけ異なりますので注意しましょう。
※小学生タブレットコース(1・2年生)の添削指導はありません。
※小学生コース(1・2年生)は「国語」「算数」「経験学習」のみとなります。
添削に関しては、「手書き方式」「デジタル方式」から選ぶことができ、
「手書き方式」 → 昔ながらの答案を送って、直接添削されて返ってくる形式(専用の封筒を使用し、Z会到着後、約14日で返送される)
「デジタル方式」 → 答案を画像化してパソコンで添削してくれる形式。プリントアウトされたものが返送される。
上記のようになっています。
「デジタル方式」は専用のアプリがあり、「手書き方式」よりも返送までの期間が短くなります。
デジタル方式
添削に関しては、Z会の添削指導者が丁寧に添削して返送しています。
特に、ポイントとしては、ただの正誤ではなく「考え方」や「別解」なども教えてくれるところが大きな特徴です。
どのように考えればよいか、「考え方」を学べる
もっと簡単に解ける別解なども教えてくれる
考え方や復習しておきたい問題は『提出課題 成績表』でひと目でわかる
Z会の添削は昔から評判でとてもおすすめできます。
これからの時代は思考力や記述力が必要になってきますがZ会の問題と添削指導ならばしっかりと対応できるようになると思います。
質問対応
Z会の質問対応は、「Z会小学生アプリ」or「Z会マイページ」から自由に質問することができます。
・「Z会小学生アプリ」の各教科の「もくじ」右上にある、質問ボタンをタップしてください。
「質問メール」画面が開くので、教科や教材種類、問題番号、具体的な質問内容を記入して質問してください。
画像を添付することも可能です。
※回答は、「質問メール」画面にてご確認ください。アプリへのお知らせ配信はありません。・Z会MyPage
引用元:Z会公式HP
「Z会MyPage」の「質問メール」からご質問ください。
質問したい教材の到着予定日の1年後の月末までは、たとえ退会後であっても利用できます。
ただし、基本的には自身で解答解説をしっかりと確認して学ぶ形式になります。
個別アドバイス
Z会(小学生向けコース)は個別アドバイスに関しては対応しておりません。
(上記の質問対応で学習に関する相談に多少乗ってもらうことは可能です。)
しかしながら、特に、小学生タブレットコースなどはAIによる学習スケジュール作成やテスト分析などから苦手分野を教えてくれるため、個別アドバイスがないという点はそれほど気にならないと感じます。
保護者向けサポート
Z会(小学生向けコース)は保護者サポートして以下のような点があります。
サポート | 内容 |
---|---|
保護者向け総合情報サイト「Z会おうち学習ナビ(旧:Z-SQUARE)」 | 子育てや学習に関する情報などを配信した幼児・小学生保護者のための情報サイト。 |
Z会保護者アプリ | お子様の学習状況や学習スケジュールなどがZ会から配信されます。「添削問題」の成績などもこちらからみることができます。 |
保護者向け指導書 | 紙テキストを保護者の方が丸付けをする場合のアドバイスが書かれている |
「Z会保護者アプリ」でお子様の学習状況確認だけでなく、Z会への質問をすることもできます。
(質問に関しては「Z会マイページ」の質問メールからもできます)
お子様の状況把握などはできますが、例えば進研ゼミなどの他の通信教育などと比較すると多少サポートは手薄な印象です。
(例えば、進研ゼミには、お子様とのやりとり機能などもあり)
また、紙教材(主に小学生コース)の場合は日々の添削は保護者の方が行いますが、こちらに関してはアドバイスのポイントやほめ方を明記した指導書があります。
ライブ授業
Z会(小学生向けコース)はオンラインライブ授業のようなコンテンツはありません。
Z会(小学生向けコース)の「対応科目・コース」「料金」
Z会(小学生向けコース)の「対応科目・コース」「料金」は以下のようになっています。
コース | 対応科目 | 料金(月額)税込み |
---|---|---|
(1・2年生) | 小学生コース国・算・経験学習(セット受講) 英語(月3回・デジタル) プログラミング(年4回・デジタル) | 1年生:約4,500円~6,500円 2年生:約4,800円~6,700円 |
(3~6年生) | 小学生コース本科(国・算・理・社) 英語(本科・5~6年生) 英語(専科・3~4年生) 作文(専科・5~6年生) プログラミング(年4回・デジタル・本科のみ) オンラインスピーキング(月1回・5~6年生本科英語のみ) ※1教科から受講可能 | 3年生:約5,300円~8,900円 4年生:約6,000円~9,800円 5年生:約7,500円~11,000円 6年生:約8,200円~12,000円 |
(1・2年生) | 小学生タブレットコースセット学習(国・算・みらいたんけん学習) テスト結果に応じた追加学習(月3回) 英語(月3回) プログラミング(年4回) 紙テキスト(月1回) | 1年生:約3,6000円~4,200円 2年生:約4,200円~4,900円 |
(3~6年生) | 小学生タブレットコースセット学習(国・算・理・社・英・未来探求学習) プログラミング(年4回) ふりかえり問題(月1回) 実力テスト(年2回・6年生は年1回) オンライン英会話レッスン(月1回・5~6年生のみ) | 3年生:約5,000円~6,000円 4年生:約5,700円~6,700円 5年生:約6,700円~7,900円 6年生:約7,300円~8,600円 |
(3~6年生) | 中学受験コース本科(国・算・理・社) 頻出分野別演習(専科・6年生) 志望校別予想演習(専科・6年生) 全教科の月例テスト添削指導(トータル指導プランのみ) 実力テスト ※1教科から受講可能 | 3年生:約7,500円~18,000円 4年生:約8,800円~20,000円 5年生:約9,200円~25,000円 6年生:約9,200円~26,000円 |
- みらい思考力ワーク(1~2年生)
- 思考・表現力専科(3~4年生)
- 公立中高一貫校受検対策講座・適性検査専科(5~6年生)
- 公立中高一貫校受検対策講座・作文専科(6年生)
- 最難関中学受験プレミアム講座(4~6年生)
- プログラミングはじめてみる講座(1~6年生)
- プログラミングみらい講座with KOOV®(1~6年生)
- Z会プログラミング中学技術活用力講座(5・6年~中学生)
- 調べるひろがる探究講座(3~6年生)
※詳しい有料オプション料金はこちら
2020年度からの新学習指導要領からプログラミングや英語に関しては小学校で重視されるようになりました。
したがって、主要5教科(国数英理社)に加えて、プログラミングや英検・漢検対策にも対応しているところはとても良いですね。
Z会(小学生向けコース)の「努力賞制度」
努力賞制度
Z会(小学生向けコース)には「努力賞制度」があります。
課題を提出したり、まとめテストなどに取り組むなど、お子様が勉強を頑張れば頑張るほど努力賞ポイントが貯まり、努力賞ポイントが一定まで貯まるとポイント数に応じた努力賞プレゼントがもらえる仕組みです。
- てんさく問題を提出(小学生コース全学年・中学受験コース)※1枚につき1pt
- けいけんシートを提出(小学生コース1・2年)※1枚につき2pt
- まとめテスト1教科実施(小学生タブレットコース1・2年)※1回につき1pt
- 実力テスト1教科提出(小学生タブレットコース全学年)※1枚につき1pt
- 提出課題1教科提出(小学生タブレットコース3~6年・中学受験コース)※1回につき1pt
貯めた努力賞ポイントは、図書カードかnanacoポイントと交換することができます。
ポイントで素敵な賞品に交換できることで具体的な目標ができ、意欲的に学習に取り組めます。
もし、中学までZ会を続ける場合はポイントを引き継ぐこともできますよ。
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メリット・デメリット
Z会(小学生向けコース)のメリット・デメリットは以下のような点があります。
- 学習計画を毎月自動で立ててくれる
- AIによる学習分析と個別対策が優れている
- 思考力を鍛えられる問題が多い
- 教材内容を理解しやすくなる仕組みが豊富にある
- 考え方を学べる添削指導
- タブレットを他の用途で利用してしまう可能性がある
- 教材のつくりがシンプル
- 保護者向けサポートが若干手薄
- 寝転がったままでも勉強ができてしまう
- 努力賞の景品が子ども向けではない
Z会(中学生向けコース)
特徴
対象レベル | 標準~発展レベル |
学習スタイル | タブレット・紙テキスト ※専用タブレットor iPad |
ライブ授業 | なし |
添削・質問・個別アドバイス | 添削・質問はあり 個別アドバイスはなし |
料金・受講形式 | 中学生タブレットコース:月8,115円~ 中学生テキストコース:月13,375円~ 中高一貫コース:月8,265円~ ※5教科対応 ※すべて12ヶ月分一括払いを1カ月単位に再計算 ※1教科ずつ受講可能 |
合格実績 | 難関高校への合格がかなり多い |
運営会社 | 株式会社増進会ホールディングス |
- 学習が得意な中学生に特におすすめ!教科書レベルの内容から最難関入試まで幅広く対応!
- 丁寧な添削指導と質問対応で個々の実力が着実にアップできる!
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Z会(中学生コース)の「対象レベル」「教材内容」
Z会中学生コースの対象レベルは「標準~発展レベル」となります。
学習が苦手な中学生に向けた基礎固めというよりも、学習が比較的得意な生徒がより学力を伸ばせるような難易度になっていますね。
習ったことをちゃんと応用できないと解けないような、考えさせられる問題が揃っています。特に数学は、学校で学ぶよりも解きごたえのある問題が多いと感じます。長時間の思考力が必要とされるので、1人で難問に立ち向かう能力を身につけるのに役立っています。解説がわかりやすいので、間違ってしまってもいいからとりあえずやってみようかな、という気持ちで取り組むことができるのもポイントだと思います。
引用元:Z会中学生コース公式の口コミより
Z会としても思考力や記述力の強化を強みにしておりますし、上記の口コミのように考えさせられる問題は揃っています。
したがって、定期試験対策だけではなく、難関進学校への受験対策をしたい人にはとてもおすすめできる難易度となっています。
問題演習を通して、進学校への受験対策にも十分対応できる力がつくのが大きな特徴ですね。
ただし、問題自体がただ難しいわけではないので、段階的に無理なくステップアップすることはもちろんできますよ。
あらかじめ設定された学習内容と学習順番を追うことで、基本的な力を身につけることが可能です。
特に英語に関しては定期テストや英検準2級対策の「本科英語」と実践力や英検準1級取得を目指す「Asteria」の2種類があるので、自身の目的に合った講座を選ぶことができます。
本科英語
- 定期テストで英語の成績をあげたい方
- 英検®準2級の取得をめざす方
Asteria
- 学校や入試にとらわれない 実践的な英語力を養成したい方
- 英検®準1級の取得をめざす方
したがって、Z会中学生コースが難しいかどうかの結論としては
このようなイメージでいるとよいかと思います。
したがって、あまりにも教科書レベルの基礎学習に不安が残る中学生には、「進研ゼミ中学講座」のような基礎固めも含めてしっかりできるサービスからスタートするのがおすすめです。
対象レベル | 基礎~応用レベル スタンダードコース:基礎基本 ハイレベルコース:難関高校受験対策(記述力強化) |
学習スタイル | スマホ・紙テキスト ハイブリッドスタイル:タブレット使用 オリジナルスタイル:紙教材使用 |
不登校向け | × |
ライブ授業 | あり |
添削・質問・個別アドバイス | すべて可能 ※保護者向けの個別相談サービスあり |
料金・受講形式 | 【合計3教科(5教科対応】 ハイブリッドスタイル:月6,990円~ オリジナルスタイル:月6,400円~ ※12ヶ月分一括払いを一カ月単位で計算 ※1教科ずつ受講可能 ※9教科対応 |
- 基礎~応用まで幅広い難易度を自由に選べるので、全中学生におすすめ
- 充実した学習サポート!質問対応はスマホで24時間可能!
- 1教科ずつ受講できるので受講しやすい!リーズナブルな料金体系!
知っておきたい特徴
難易度・学習サポートなど幅広く最も万人受けする学習サービス。すべての中学生におすすめ
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Z会(中学生コース)の「学習スタイル」
Z会中学生コースの学習スタイルは「タブレット」or「紙テキスト」の2つのコースから選択する形式になります。(中高一貫生の場合はタブレットコースのみとなります)
タブレットコース | 「専用タブレット」or「iPad」を使った学習コース 自身の学校の進度に合わせて自由に取り組めるカリキュラムと学習データを蓄積し連携できるAIシステムが魅力 |
テキストコース | 紙テキストを使って、決められたカリキュラムに沿って学習を進めるコース。 ※毎月、紙テキスト(1カ月分)が届き、スマホ学習で映像授業も視聴できる |
どちらのコースも決められたカリキュラムに沿って、学習を進めていく形式になりますが、特にタブレットコースに関してはZ会が独自開発したAI技術を利用して、各個人の学習到達度に合わせた問題が出題されていきます。
タブレットコースの概要
タブレットコースは中学の各単元が3年間分すべて公開され、自由にアクセスできるオープンカリキュラムになっていますので予習・復習が効果的にできます。(テキストコースにはありません)
さらに、AIを用いた苦手や優先すべき問題の対策ができます。
AI速攻トレーニング
タブレットに関してはZ会専用のタブレットの購入してもよいですし、お手持ちのiPadを使うこともできます。
一方、テキストコースは毎月紙テキストが送られてくる形式ですが、スマホ等で映像授業をみる講座もあります。
テキスト学習とタブレット学習を自身で選べるのはとても良いと思いますね。自身に合わせて選択したい人にはおすすめです。
AI学習で自身の弱点も把握できるようになることも考えると個人的にはタブレットコースがおすすめです。
Z会(中学生コース)の「学習サポート」
Z会の「学習サポート」は「添削」「質問」対応はできますが、進研模試のような「個別アドバイス」や「ライブ授業」のサポートは行っておりません。
ただし、Z会の「添削」に関しては質が良く、非常に素晴らしいと感じています。
Z会の添削例(数学)
上記は各単元の最後に実施される添削問題の一例になりますが、ただの解答・解説ではなく、「この答えになるに至った考え方」や「こうするともっと計算が簡単になるポイント」もしっかり記載されており、プロの数学教員の私からみても良い添削だと感じています。
特に、記述問題の解答の仕方に関しては、どうしたらいいか悩む中学生は多いですが、これだけ丁寧な添削であれば、個々の力を十分に伸ばせるといえるでしょう。
また、質問・相談サービス「教えてZ会!」では学習や教材に関する質問もできます。
※Z会で受付後、3日後(日曜・年末年始を除く)までに回答。
Z会の質問対応例
進路選択や学習計画に関するアドバイスも相談することができますので適宜利用していくとよいでしょう。
Z会(中学生コース)の「受講形式」「料金」
Z会中学生コースの「受講形式」「料金」についてになります。
Z会中学生コースの受講形式は進研ゼミ中学講座と同じく、1講座から受講可能ですので自分の苦手な科目に絞ったり、逆に得意科目を伸ばす為に利用することも可能です。
受講形式に関しては比較的自由で使いやすいと思います。
受験で必要な科目はひと通り学べると思って大丈夫です。
コースは
高校受験者向けの「中学生タブレットコース」「中学生テキストコース」
中高一貫校に通う方向けの「中高一貫コース」
があります。
どれを選んだ場合でも「セット受講」か「受けたい講座だけの単科受講」のどちらかをまず選ぶことになります。
したがって、「今の学校が中高一貫かどうか」「タブレットかテキストか」「セットにするか、単科にするか」によっても以下のように料金が異なりますので注意して下さい。
中学生タブレットコースの料金
中学生タブレットコースはセット受講(5教科)・単価受講のいずれかとなります。
セット受講(5教科)の料金
単価受講の料金(中2・中3は2024年3月以降の料金で記載)
中学生テキストコースの料金
中学生テキストコースもセット受講(5教科)・単価受講のいずれかとなります。
中1生
5教科セット受講
単科受講
中2生(2024年度3月以降の料金で記載)
5教科セット受講
単科受講
中3生(2024年度3月以降の料金で記載)
5教科セット受講
単科受講
中高一貫コースの料金
中高一貫コースはセット受講(3教科)・単価受講のいずれかとなります。
3講座セット受講の料金
「3講座セット受講」の場合は1カ月あたり1,500円のセット割引が適用されます。
本科(英数国)3講座セットの1カ月あたりの料金(税込)※カッコ内はAsteria英語3講座セットの場合
単科受講の料金(中2・中3は2024年3月からの料金を記載)
「単価受講」の場合は1講座の1カ月あたりの料金(税込)は以下のようになります。
年間一括払いならば、15%もお得になりますよ。
※上記の料金はZ会中学生コース(公式)より出典
Z会中学生コースのタブレット料金
Z会中学生コースのタブレットは専用タブレットとお手持ちのipadを選ぶことができますが、
もし、専用タブレットを購入する場合は上記に加えて以下の料金が発生します。
購入料金24,900円
セット受講かつ12カ月一括払いの場合実質0円
Z会専用タブレット補償サービス
料金 200円/月
Z会(中学生コース)の「合格実績」
Z会の高校合格実績は以下のように多数の進学校への合格実績があります。
2023年度Z会高校合格実績(東京)
都道府県 | 区分 | 学校名 | Z会員合格者数 |
---|---|---|---|
東京都 | 国立 | 筑波大学附属高等学校 | 45 |
東京都 | 国立 | お茶の水女子大学附属高等学校 | 36 |
東京都 | 国立 | 筑波大学附属駒場高等学校 | 3 |
東京都 | 国立 | 東京学芸大学附属高等学校 | 90 |
東京都 | 公立 | 青山高等学校 | 51 |
東京都 | 公立 | 国立高等学校 | 56 |
東京都 | 公立 | 国分寺高等学校 | 44 |
東京都 | 公立 | 小山台高等学校 | 32 |
東京都 | 公立 | 新宿高等学校 | 55 |
東京都 | 公立 | 立川高等学校 | 53 |
東京都 | 公立 | 戸山高等学校 | 77 |
東京都 | 公立 | 西高等学校 | 102 |
東京都 | 公立 | 八王子東高等学校 | 27 |
東京都 | 公立 | 日比谷高等学校 | 66 |
東京都 | 私立 | 開成高等学校 | 19 |
東京都 | 私立 | 国学院大学久我山高等学校 | 25 |
東京都 | 私立 | 巣鴨高等学校 | 32 |
東京都 | 私立 | 城北高等学校 | 66 |
東京都 | 私立 | 桐朋高等学校 | 48 |
東京都 | 私立 | 国際基督教大学高等学校 | 51 |
東京都 | 私立 | 慶應義塾女子高等学校 | 8 |
東京都 | 私立 | 早稲田大学系属早稲田実業学校高等部 | 30 |
東京都 | 私立 | 早稲田大学高等学院 | 62 |
※Z会員合格者数は、通信教育・映像授業・オンライン授業受講生、教室本科生・講習生、および提携塾のZ会講座受講生の集計です。
※合格高校のうち、一部を抜粋。
上記は東京のみとはなりますが、難関校への合格が多数あることがわかりますね。
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メリット・デメリット
- 教材の質が高い
- 記述問題が多く、添削問題もある
- ハイレベル教材で成績上位を目指せる
- 自分のペースで学習できる
- サポートがしっかりしている
- 塾よりも料金が安い
- 実際に成績が上がった
- 定期テストや高校入試の対策に強い
- 強制力がないため、自ら学習する姿勢が必要
- 直接的な指導は受けられない
- 料金がやや高い
- タブレットの反応が悪い時がある
- 人によっては問題が難しすぎる可能性も
Z会(高校生向けコース)
特徴
対象レベル | 標準~発展レベル |
学習スタイル | タブレット・紙テキスト ※タブレットは高1高2のみ ※専用タブレットor iPad |
ライブ授業 | なし |
添削・質問・個別アドバイス | 添削・質問はあり 個別アドバイスはなし |
料金・受講形式 | 【高1・高2】 ・タブレットコースは1科目月額3,650円~ ・テキストコースは1科目月額4,750円~ 高校1・2年:月額3,650円~ ※英・国・数・理科基礎 【高3】 ・東大/京大/医学科/難関国公立/早慶/難関私大:月額5,082円~ ・標準国公私大コース:月額4,530円~ ※すべて12ヶ月分一括払いを1カ月単位に再計算 ※1教科ずつ受講可能 |
合格実績 | ・難関~最難関大学の合格者がかなり多い ・東大、京大にも多数合格している |
運営会社 | 株式会社増進会ホールディングス |
- 学習が得意な高校生に特におすすめ!教科書レベルの内容から最難関入試まで幅広く対応!
- 丁寧な添削指導と質問対応で個々の実力が着実にアップできる!
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Z会(高校講座)の「対象レベル」「教材内容」
Z会高校講座の対象レベルは「標準~発展レベル」となります。
学習が苦手な高校生に向けた基礎固めというよりも、学習が比較的得意な生徒がより学力を伸ばせるような難易度になっていますね。
したがって、定期試験対策だけではなく、難関大学を始めとした大学受験対策をしたい人にはとてもおすすめできる難易度となっています。
ハイレベルな学習教材
問題演習を通して、東大や難関大にも対応できる力がつくのが大きな特徴です。
実際、難関大学受験に関しては、以下のような優れた合格実績をあげています。
Z会の合格実績例
- 東大合格:約1,200人
- 京大合格:約900人
- 医学部医学科合格:約1,400人 など
(参考:Z会高校生コース公式HP)
しかしながら、逆に言うと、教科書レベルの基礎学習に不安が残る高校生には、「進研ゼミ高校講座」のような基礎固めも含めてしっかりできるサービスからスタートするのがおすすめです。
Z会(高校講座)「学習スタイル」
Z会の学習スタイルは高1・高2は「タブレット」or「紙テキスト」の2つのコースから選択する形式になります。
タブレットコース | 「専用タブレット」or「iPad」を使った学習コース 自身の学校の進度に合わせて自由に取り組めるカリキュラムと学習データを蓄積し連携できるAIシステムが魅力 |
テキストコース | 紙テキストを使って、決められたカリキュラムに沿って学習を進めるコース。 ※毎月、紙テキスト(1カ月分)が届き、スマホ学習で映像授業も視聴できる |
どちらのコースも決められたカリキュラムに沿って、学習を進めていく形式になりますが、特にタブレットコースに関してはZ会が独自開発したAI技術を利用して、各個人の学習到達度に合わせた問題が出題されていきます。
タブレットコースの概要
タブレットコースは各単元が3年間分すべて公開され、自由にアクセスできるオープンカリキュラムになっていますので予習・復習が効果的にできます。(テキストコースにはありません)
ただし、高3に関しては紙テキストコースのみとなります。
テキストコースは毎月紙テキストが送られてくる形式ですが、スマホ等で映像授業をみる講座もあります。
高3は夏に特別カリキュラムが組まれ、半年分の学習内容を1カ月で復習できたり、志望大別対策コースでは自身の志望大学に向けて出題傾向やレベルを合わせた学習ができます。
テキスト学習とタブレット学習を自身で選べるのはとても良いと思いますね。自身に合わせて選択したい人にはおすすめです。
AI学習で自身の弱点も把握できるようになることも考えると個人的にはタブレットコースがおすすめです。
Z会(高校講座)の「学習サポート」
Z会の「学習サポート」は「添削」「質問」対応はできますが、進研模試のような「個別アドバイス」や「ライブ授業」のサポートは行っておりません。
ただし、Z会の「添削」に関しては質が良く、非常に素晴らしいと感じています。
Z会の添削例(数学)
上記は各単元の最後に実施される添削問題の一例になりますが、ただの解答・解説ではなく、「この答えになるに至った考え方」や「こうするともっと計算が簡単になるポイント」もしっかり記載されており、プロの数学教員の私からみても良い添削だと感じています。
特に、記述問題の解答の仕方に関しては、どうしたらいいか悩む高校生は多いですが、これだけ丁寧な添削であれば、個々の力を十分に伸ばせるといえるでしょう。
また、質問・相談サービス「教えてZ会!」では学習や教材に関する質問もできます。
※Z会で受付後、3日後(日曜・年末年始を除く)までに回答。
Z会の質問対応例
進路選択や学習計画に関するアドバイスも相談することができますので適宜利用していくとよいでしょう。
Z会(高校講座)の「受講形式」「料金」
Z会高校講座の「受講形式」「料金」についてになります。
Z会高校講座の受講形式は進研ゼミ高校講座と同じく、1講座から受講可能ですので自分の苦手な科目に絞ったり、逆に得意科目を伸ばす為に利用することも可能です。教科は英語、数学、国語、理科(物理・化学・生物)、社会(日本史・世界史・地理)の5教科9科目を原則として対応しています。
受講形式に関しては比較的自由で使いやすいと思います。
受験で必要な科目はひと通り学べると思って大丈夫です。
続いて「料金」に関してですが、高1・高2に関しては「タブレットコース」「テキストコース」のどちらを選択するかによっても異なります。
高1・高2の料金
上記のように
【高1・高2】
テキストコース → (1科目月額4750円~)
タブレットコース → (1科目3,650円~)+(タブレット代2,075円~)
※ただし、タブレットは3講座以上かつ12カ月一括払いであれば実質0円
【高3】
・東大/京大/医学科/難関国公立/早慶/難関私大:月額5,082円~
・標準国公私大コース:月額4,530円~
※すべて12ヶ月分一括払いを1カ月単位に再計算
となります。
おすすめ3社の比較
教科 | Z会 | 進研ゼミ | スタディサプリ |
---|---|---|---|
3教科 | 約11,000円~12,000円 | 約9,000円~11,000円 (5教科対応) | 2,178円(ベーシック) 10,780円(合格特訓) |
1教科 | 約4,500~6000円 | 約5,000円 | 1教科はなし |
上記のようにおすすめ通信教育3社を比較すると若干Z会が高いですが、それほど大きな差はないといえます。
Z会高校講座の「合格実績」
Z会高校講座の合格実績(2022年度)
国公立大 | 人数 | 私立大 | 人数 |
---|---|---|---|
東大 | 1238 | 早稲田大 | 2365 |
京大 | 937 | 明治大 | 1891 |
阪大 | 594 | 東京理科大 | 1848 |
東北大 | 360 | 慶應義塾大 | 1784 |
名大 | 311 | 同志社大 | 1517 |
九大 | 355 | 立命館大 | 261 |
北大 | 432 | 中央大 | 181 |
※国公立大は300名以上、私立大は1000名以上合格した大学のみ掲載
進研ゼミ高校講座と比較してZ会高校講座は東大・京大や早慶上理といった最難関大学への合格数がかなり多いことがわかると思います。
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メリット・デメリット
- 「料金」が塾に比べて安く、受講しやすい
- 教材のレベルが高く、受験対策に適している
- いつでもどこでも自分のペースで利用できる
- 「添削」の質が良い
- 質問・相談サービスが使いやすい
- 意志が弱い人には不向き
- 人によっては難しすぎる
- リアルタイムでのサポートの質が対面形式より低い
Z会の教材は難しいのか
Z会は教材が難しいので子どもがついていけるか心配です。
この点に関しては、たしかにZ会は多くある通信教育の中でも、教材難易度が高く、実際「難しい」と感じるお子様が多いかと思います。
もう少し言うならば、教材内容としては、ただ難易度が高いというよりも思考力を問う(考える必要がある)問題が小中高問わず多い印象です。
しかしながら、そのことでお子様が
「学習に全くついてこれない」
「Z会を始めたものの続かない」
このような状況になることに関してはそこまで心配しなくても大丈夫です。
理由としては以下の3つがあります。
- お子様に合わせたレベル設定や問題配信がされる
- 理解しやすいところまでに細分化された学習内容
- つまづいたときのためのヒント機能がある
お子様に合わせたレベル設定や問題配信がされる
Z会が難しい問題でも対応できる1つ目の理由は「お子様に合わせたレベル設定や問題配信がされる」点です。
例えば、「小学生コース」であればレベルを「スタンダード」と「ハイレベル」から選ぶことができます。
レベル | 扱うレベルの内容 |
---|---|
スタンダード | 「教科書レベルの基本・標準問題」+「教科書+αレベルの応用問題」 |
ハイレベル | 「教科書レベルの基本・標準問題」+「教科書+αレベルの応用問題」+「発展問題」 |
※英語および専科にレベル設定はありません。
スタンダードでも「教科書+αレベル」の問題を扱いますが、このようにお子様の学習状況によっても難易度を選ぶことができます。
また、小中高どのコースも決められたカリキュラムに沿って、学習を進めていく形式になりますが、特にタブレットコースに関してはZ会が独自開発したAI技術を利用して、各個人の学習到達度に合わせた問題が出題されていきます。
タブレットコース(高校)の例
タブレットコースは各単元が3年間分すべて公開され、自由にアクセスできるオープンカリキュラムになっていますので予習・復習が効果的にできます。
したがって、難しい問題の中でも、AIが自分のレベルに合わせてくれる仕組みがあることでつまづきずらくなっています。
添削の質が良く、考え方を学べる
Z会が難しい問題でも対応できる2つ目の理由は「添削の質が良く、考え方をしっかり学べる」点です。
Z会の添削例(中学数学)
上記は各単元の最後に実施される添削問題の一例になりますが、ただの解答・解説ではなく、「この答えになるに至った考え方」や「こうするともっと計算が簡単になるポイント」もしっかり記載されており、プロの数学教員の私からみても良い添削だと感じています。
このように、記述問題や思考問題はもちろん「難しい」ですがこれをこなせる仕組みがZ会では構築されておりますので個々の力を十分に伸ばせるといえるでしょう。
理解しやすいところまでに細分化された学習内容
Z会が難しい問題でも対応できる3つ目の理由は「理解しやすいところまでに細分化された学習内容」になっている点です。
Z会(小学生向けコース)の例
Z会の教材は1つの単元を一気に学習するわけではなく、
例えば、単元の中身(①、②、③)に対して
「①を学ぶ」→「①の内容を復習して定着」→「②を学ぶ」→「②の内容を復習して定着」→「③を学ぶ」→「③の内容を復習して定着」→「①~③を総復習」
このように、内容を適宜区切って復習し、定着させる仕組みになっていますので、わからなくなることを防いでくれます。
Z会(中学生向けコース)の例
問題自体がただ難しいわけではないので、段階的に無理なくステップアップすることができますよ。
Z会だけでの(中学・高校・大学)受験することは可能か
できればZ会のみで(中学・高校・大学)受験をしたいのですが可能でしょうか?
「中学受験」「高校受験」「大学受験」に対応する方法としては、塾や予備校に通う人もいるかと思いますが、費用面を考え、通信教育のみでの受験を考えている方も多くいるかと思います。
Z会は
「難易度が高く、思考力が育つ問題構成」
「添削サポートの充実」
「AIを活用した学習システム」
など様々な点から判断して、Z会のみでも十分受験に対応するこうができる教材です。
ただし、例えば「ライブ授業」「個別アドバイス」といった直接的な人によるサポート自体は手薄ですので、
「ある程度1人でも学習ができる」
といったお子様向けかなと思います。
Z会以外の通信教育との比較
Z会以外のおすすめの通信教育はありますか?また、Z会との違いはどのようなところでしょうか?
このような方向けに、以下で小中高それぞれのおすすめ通信教育を紹介しています。
Z会と他の通信教育との違い(比較記事)は以下になります。
まずは無料体験・資料請求がおすすめ
Zはたしかに扱う問題は難しいですが、これは逆にいうと、思考力を伸ばせる問題となっており、お子様がつまづかないような仕組みづくりもしっかりとできております。
したがって、この記事を読まれて少しでも興味を持たれた場合は、まずは無料資料請求・入会をしてみて判断することをおすすめします。
以下から無料で行えますので、是非活用して下さいね。
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